第6章での登場人物の想い(第6章の総集編)
■□■□ 熱い想い ■□■□
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私ね、変われたの!今までは、自分に自信が無くて、いつでもオドオドしてたのに、あの人ったらそんな私にいつも力をくれるのよ。
いつも私の話を黙って聞いてくれるの。
私がすることをちゃんと見ててくれるの。
そしてね、いっつも褒めてくれたわ!
ちょっと年上で、最初は怖かったんだけど、すぐに優しい人だって分かったの。
私がオンダンレッドだって、分かった時も応援してくれたわ。私が戦っている時は、心配もしてくれるの。
あの人は、オンダンVには入っていないけど、いつも陰で協力してるのよ!
新しい装備が充実してきたのも、全部あの人のお陰なの!
とっても大好き!
≪
俺は、あいつの傍に居られれば、それでいいんだ!
傍に居れば、いつでもあいつを守ってやれるんだ。オンダンVの時も、あいつは変なところが抜けてるから、ちょっと心配なんだよな。
それに、すぐ緊張するから、いつも笑わせてやるんだ!
あいつは、よく俺に怒るけど、目はいつも笑ってるんだ。俺は知ってるんだ。あいつが、とっても寂しがりやだっていうことをね。
だから、ミー先輩が寂しい思いをしていることをちゃあんと分かってて、助けてるんだ。
あいつは、とっても優しいし、いいやつなんだ。
だから、オレは、
≪
ワタシのことね、“ケイちゃん”って、呼ぶの!
ワタシはね、“ユッキ”って、読んでるの!うふっ!
彼ね、何でも手伝ってくれるの。事務仕事が得意なのね。パソコンの表計算を自由に使いこなすの。ワタシ、とっても助かるわ!
だから、残業しなくていいの、定時退勤できるんだもの!
ワタシね、早く帰って、彼の晩ご飯作って待ってるの!二人で晩ご飯って、楽しいわよ!もうすぐワタシね、“剛毛”になるの!うふっ!
きっとこれからも楽しくなるのよね、
≪
ウチを作ったのは、
ウチ、フーちゃん大好きだったんよ…です。
フーちゃんな、ウチの人工頭脳を先に作って、いろんなもんを覚えさせてくれたんよ…です。
ウチな、パソコンの中で、いっつもフーちゃんとお話してたんよ…です。
優しかったなあーフーちゃん!
ウチに“湖路奈”って、名前付けてくれたのもフーちゃんなんだ…です。
でもね、ヨウちゃんがウチを“湖路奈”って呼ぶときは、ヨウちゃんねウチじゃなくて、フーちゃんを見てるような気がする…です。
ウチね、“湖路奈”って呼ばれるたびに、コンデンサが疼くの。ウチは、“コロナ”なのって。
どうしてかな…です。
オンダンVのみんなは、“コロナちゃん”って呼んでくれるの。だから、ウチね、一生懸命頑張るの!
ヨウちゃんにも…………“コロナちゃん”って呼んで欲しいなぁ~
どうしてかな?…です。ウチ、わからん!……プツッ……
≪
なんか、みんな楽しそう…………
アッツとマナは、いつも通りだけど、仲いいよね!
シーセンセが変わったわ!校長先生のところで仕事するようになってから、とっても元気!羨ましい。
教頭先生と事務長もよく一緒に居るのを見かけるわ!なんか、楽しそうに話してる。
私は…………コロナちゃんがよく話し掛けてくれるけど…………あの時のコロナちゃんじゃないのよね。
私のお姉ちゃんは、もう居ないの!…………あれは、きっと幻だったのよね…………でも…………会いたいなあ~
■□ 主な登場人物 ■□
★岡崎 真夏美(おかざき まなみ)
・私立 虹ノ森高等学校 1年1組 (女子)
・友達や先輩から「マナ」と呼ばれている。
・地温研同好会 部員
・熱太郎とは幼馴染
・2月生まれだが、その年は特に暑く、両親が勢いで付けた
・弟は、「真冬也(まとや)」8月生まれ、両親は冬が待ち遠しかった
・夏服は、緑のビキニ
・“オンダン ピンク”
・上杉部長に憧れている
・熱太郎を下部のように扱う
・小学生の頃、暑さにやられて母親を亡くす
・母親亡き後、ミー先輩とそのお姉さんが仲良くしてくれた
・熱太郎を下部として扱う
・2人で演じるコメディは、暑い空間に冷風を巻き起こす
★中村 熱太郎(なかむら あたろう)
・私立 虹ノ森高等学校 1年1組 (男子)
・友達や先輩から「アッツ」と呼ばれている。
・地温研同好会 部員
・真夏美とは、幼馴染
・夏服は、レインボウカラーのビキニパンツ
・“オンダン イエロー”
・女の子のビキニスタイルが大好き
・真夏美に惹かれるところがある
・真夏美と息を合わせるコメディ小劇場は、益々波にのってきた
・真夏美の母親が亡くなった後、元気づけたくて傍にいる(表には出さない)
★上杉 南中子(うえすぎ みなこ)
・私立 虹ノ森高等学校 2年1組 (女子)
・後輩から「ミー先輩」と呼ばれている。
・地温研同好会 部長
・さっぱりとした、男勝りの性格
・夏服は、黒のビキニ(ボトムは両脇の紐結び)
・“オンダン ブルー”
・5年前に姉【布礼愛】(ふれあ)を亡くす
・熱太郎と真夏美のコメディには、なかなかついていけない
・姉:布礼愛の研究を引き継ぎたいと必死で頑張り続けた
★胸山 湿図絵(むなやま しずえ)
・私立 虹ノ森高等学校 1年1組担任 (女性)若い
・男子から「ムネセンセ」、女子から「シーちゃんセンセ」と呼ばれている。
※本人の希望から現在は、『シーセンセ』と呼ぶことになった。
・美人でスタイル抜群だが、生徒に気を使いオドオドしている
※厚着校長と付き合う様になって、オドオド感は無くなった
・夏服は、蛍光色の真っ赤なビキニ(ボトムはハイレグ)
・“オンダン レッド”(リーダー)
・チェインジすると、性格が攻撃的に変わる
・ドジなところもある
・心のどこかで、戦いを好む傾向があるが、普段はそれを無意識で隠している
・地温研同好会で南中子を見た時、寂しい思いはさせたくないと顧問になる
★夏野 太陽(なつの たいよう)
・地球温暖化研究所 所長 25歳 (男性)
・研究熱心で、発明家
・アニメオタクなところがある
・オンボロアパートの2階3部屋を使って研究所を開いている
・湖路奈と2人暮らし
・研究所は、とても貧乏
・冷却装置のコスチュームや制服を開発するなど技術力が凄い
・ファッションデザイナーとしても力量がある(?)
・南中子の姉、布礼愛と同級生で、同じ虹ノ森高校温暖化研究室在籍だった
★真紅野 湖路奈(まっかの ころな)
・地球温暖化研究所 助手 年齢不明だが若そう (女性)
・猫耳あり
・意味不明な言葉を言う事がある
・“オンダン グリーン”
・上杉南中子の姉に似ている
・アンドロイドである
・他のオンダン戦士のコスチュームに急速充電ができる
・足首が離れて飛んで行き、攻撃ができる(ロケット・キック)
・料理が下手で、洗濯もできない。家事全般ダメ
★オンダンブラック(新)
・所長が一般向けに開発した水着セットの仮称
◆私立 虹ノ森高等学校
・1学年10クラス、全校で1000人規模の学校
・授業は、午前中のみ
・昼食は、学生食堂完備だが、個人でお弁当をもってくるものも多い
・午後は、部活に当てる(サークル、同好会も含む)部活は必修
・現在制服(水着)は自由だが、夏と冬で体表面に締める割合が決められている
・中高一貫の虹ノ森学園の高等部、中等部として存在
・中等部では女子野球部があったが、暑さのため10分練習して30分休憩していた
・その昔、4階の第2理科室は、“温暖化研究室”だった
・温暖化研究室には、全国から論文選考で研究員を集めていた
◆日本の人口存在地
・北の台地のみ
◆日本の法律で
○クーラーは禁止
・温暖化の初期の頃は、クーラーを使用していた
・クーラーの常時使用が、人の体調に異変を来たす
・今から50年前に全世界の人口は40%に激減。主な原因はクーラー
○いたるところに“冷水ミスト”を完備(室内外問わず)
・50年前、人類の体調管理のため発明されたのが冷水ミストだ
・冷水ミストのお陰で、人口の衰退はストップした
○着用が認めれるのは、水着のみ
・冷水ミストに対応するため、着用が認められたのは水着だけとなった
・冷水ミストが普及した国は、すべて法律で規定した
・冷水ミストを浴びると、全身水分を含み、湿った感じになる
・体表面の割合で制服を規定したのは、厚着校長の独断陰謀
○頭髪用防水スプレー
・ミストの中でもヘアースタイルは保たれる
・美容室へ行けば、1ヶ月間継続される防水パーマもある
◆温暖化の状態
・地球規模で、赤道付近にはもう人は住めないほど暑い
・数十年前から始まっている温暖化の影響は、衰えを知らない
・十年前からは、温度変化が無くなった
・昼と夜、季節に関係なく、温度は一定に高止まりしている
・温暖化の状態が長く続き、服も水着で定着しているので、服を着るのが恥ずかしい
◆温暖化の仮説
・現在、地球は、季節を問わず気温が高いまま
・昼と夜の区別も無く気温が高いまま
・地球の高温は気象条件に無関係と考えられるようになった
・地球は、“未知のウィルスex”の侵入を受け、発熱している(仮説)
・対策は、“未知のウィルスex”をやっつけて、地球を平熱に戻す
◆未知のウィルスが人間に憑依した悪い奴
①氷柱男(つららおとこ)…………熱湯攻撃
②パイプレンチ男……水道管のバルブ高圧攻撃
③熱唱男(ねっしょうおとこ)…………夏歌熱唱攻撃
④雪男(ゆきおとこ)【虹ノ森高校の教頭】……体育館サウナ攻撃
⑤全身ブラック女【虹ノ森高校の事務長】……研究所攻撃
⑥悪役校長【虹の森高校の校長】……制服取引攻撃
⑦ショッピングモール店長……試食攻撃
⑧ファミレスウェイトレス……熱湯攻撃
⑨UNISIRO店長の真っ赤なビキニ……スチームアイロン攻撃
⑩煎餅焼き職人……職人集団攻撃
※現在10個の“氷の結晶”が集まっている!
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