第70話 愛の人事異動
~~これは、地球を救うために手を繋ぎ合う仲間達の物語である~~
「校長先生!一つ質問があります!」
「あのー、ラボは、分かりました。でも、以前提案された“
「うん、それなら大丈夫だよ、南中子君。このラボのキャップは、夏野君にお願いすることにしたんだ。その方が、君達の研究にも役立つと思ったんでな」
「え?それじゃ、シーセンセは?……シーセンセは、辞めちゃうんですか?」
「ああ、
「センセ!ホントにいいんですか?ここで、お菓子を食べられなくなりますよ!」
「アッツ君、心配してくれてありがとう、うふっ!……でも、心配しないで!……なんせ、校長室にはいつでも高級洋菓子がたくさん、ストックされているんですもの、ね、あっちょん!チュッ!」
「もちろんだとも、あれはゼーン部君の物だよ!むっちょん!チュッ!」
「わっーーー、うっそーーー!シーセンセ!おめでとう!良かったわねーー!」
「え?何が?何が良かったの?」
「もう、アッツは、鈍いんだから!もー≪ゴン!👊≫」
「痛ってーえ!今日は、よく叩かれます!……ごっつぁんです!😑」
「まあ、それならそれで、いいんだ!胸山先生、おめでとう!」
「「……あはははは・うふふふふふ……」」
二人は、ほんのり赤い顔をして、微笑み合っていたのだった。
(つづく)
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