第3話 ネット小説の攻略法はどっち? トレンド vs オリジナリティ
最近はネット小説の人気がますます急上昇しているけれど、その裏には作家としてのジレンマが潜んでいる。
私自身も迷走中で、トレンドに乗るか、それとも自分らしさを大切にするか、なかなか答えの出せない問いかけがある。
読者の興味を引くには、トレンドに乗ることが一つの手だとは思う。
トレンドは瞬時に注目を集め、多くの読者にリーチできる可能性がある。
他の成功例を見ると、先行作品のトレンドを取り入れつつ、自分なりのアレンジを加えることで、期待される結果を得ることもできる。
事実、私の作品もそういった流行を取り入れている(つもり)だけど、やはりそれと同じぐらいオリジナリティも入れたい。
だってアマチュアとはいえ作家だもの。
だから自分のオリジナリティも捨てがたい。
読者さんは新しい視点や独自のストーリーテリングに引き込まれることがあり、それがファンを形成する一因になると思っているからだ。
自分らしいアイデンティティを持つことで、作品に独自の価値が生まれると感じている。
ただし、それもネット小説ではバランスが必要だと思う。
トレンドに敏感でありつつも、自分の独自性を大切にし、トレンドの中で新しいアプローチを見つけることが大切だ。
トレンドをただ取り込むだけでなく、自分の個性を強調することで、読者に新しい刺激を与えられるのではないか。
そう頑なに信じている自分がいる。
だけど、一方で読者さんはどう思っているだろう?
やはり作者のオリジナリティが入っている作品よりも、すべてテンプレートな作品を読みたい人たちばかりなのだろうか?
答えは「そんな読者さんばかりじゃなくね?」だと思う。
トレンドよりも新しい驚きや感動も求めている読者さんもいるはず。
そんな読者さんからのコメントや意見にも真摯に向き合い、作品に反映させることで、より良い作品を生み出せると私は思っている。
そしてそんな作品こそ、実際に書籍化されたときに売れる可能性も秘めているのではないかと思う(作者がそう思っているだけです)。
まあ最終的に何が言いたいかと言うと、トレンドに敏感でありつつ、自分の芸術的なビジョンを大切にすることが成功の鍵だと思う。
トレンドとオリジナリティを融合させ、自らの作風を築いていくことで、読者さんとの深いつながりを築き、成功への道を歩んでいけるのではないか。
これからも読者さんとの共有を大切にしつつ、私らしい表現を大事にしていきたい。
そう思っている今日この頃である。
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