第3話

俺は家に帰ることになった。


そして、お母さんに俺はしてないと言ったが、全然話を聞いてくれなかった。


そして、妹が帰ってきて、妹も事情を聞いてみたいで、


「信じてくれるよね」


「・・・証拠もあるじゃん。何が信じてくれるよねよ!!」


「・・・っ!」


「ずっと、ずっと騙してたんでしょ。酷いよ!」


「ちがう、俺は本当にしたくなくてあれは、兄が」


「ヒロ兄のせいにして、本当にそこまで最低な人だとは思わなかった。

もう話しかけないで!!」


そして、妹は階段を登る


次は姉だった。


「何も言うことはないわよ」


「お、お姉ちゃん。」


「出ていきなさい。妹が私に手を出す前に」


「・・・っ」


「ずっと、私たちが抱いてあなたへの気持ち知ってた癖に、踏みいじるからよ」


だって、それは血の繋がりある姉弟だし、俺は告白だってずっと断って居たのに。


「とりあえず、もう話しかけないで。」


俺の心は完全に折れてしまった。


「優、あなたこの家から出て行きなさい。娘達の気持ちのこともそうだけど、ヒロだって、最近あなたは調子に乗りすぎだってずっと言ってたわよ」


「・・・っ」

まるで、家族に害をなす。害虫のような言い方だった。


耐えられない。


ーー


そして、俺は扉を出ると、そこには人が居て


「・・・優くん」


春お姉さんが居た。

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