魔導戦闘機デュノクロス起動!

一陽吉

発進します!

『搭乗者の生体データおよび魔力経路、魂魄の状態を確認。おはようございます、マスター・ジェイク』


「おはよう、デュノクロス。ご機嫌はどうだい?」


『はい。とても良いです」


「そいつは良かった。で、今日のターゲットに関して最新情報はあるか?」


『いええ、ありません。ミーティングのときと同じ状況です』


「そんじゃ、当初の作戦でいけるな。大猿系魔獣なんざさっさと仕留めて帰ろうぜ」


『分かりましたマスター。魔導弾の射撃方式、いつでも切りかえ可能です』


「オーケー。いつもどおり、基本は火炎系の連射モード。状況にあわせて散射、重射にする。他の魔法も問題ないな?」


『はい。水聖系、電撃系、光線系、全て問題ありません』


「よし。あとは戦うだけだ。行こうぜ、デュノクロス」


『了解。東方へ向けてカタパルトを展開。周囲の環境異常をチェック。異常ありません』


「うっし。こっちはいつでもいいぜ」


『対魔獣用可変魔導戦闘機が一機、デュノクロス発進します!』

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魔導戦闘機デュノクロス起動! 一陽吉 @ninomae_youkich

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