怖かったぁ。。。
二人称が、見事に小夜の狂気を引き立てて、思わず途中で声をあげてしまいました。最後にこちら側の視点が変わって読者を共犯にさせる仕掛けも面白いですね。アレで絶対逃げられない感じがしてゾクゾクしました。怖いだけでなく破滅的で甘美な世界観もさすがなんですが、特にタイトルのセンスにしびれました。読んだ後に響く「ぽとり」には、別格の怖さと静けさがありますね。
堪能させていただきました。素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
しぇもんご様
コメント本当に有難うございますm(_ _)m
わあ、やった✨
そう言って頂き本当に嬉しいな!
今回、二人称頑張ったのはひとえに、小夜ちゃんの狂気と心の闇を読み手様も巻き込みながら、深く表現したかったからなんです♪
前に二人称の作品を読んだ時、一気に世界に引き込まれたので。
そして……最後の視点変更も気付いて下さり有難うございます!!
はい!
まさに最後の部分はそれを意識しました。
最後の「あなた」も今度は加害者側になった読み手様のつもりなんです♪
なのであえて性別も不詳にしました。
読んでる「あなた」なので。
タイトルもかなり拘ったので、嬉しいな♪
「ぽとり」は本文に出ているのとは別に二重の意味があるので。
本当に素晴しい言葉を頂き有難うございますm(_ _)m
考えたらヤンデレという言葉が流行る前から、こういう偏執的な愛情で家族やパートナーを求める娘って漫画とかでいますたよねー
一体何故こういう「愛のお話」に人は誘引されるのでしょうか? まるで誘蛾灯の様に……
この話の小夜の「愛」も素晴らしく甘美でした♪
作者からの返信
あるまん様
コメント本当に有難うございますm(_ _)m
確かにそうですね……冷静に考えると(考えなくても)小夜みたいな娘は、本来嫌悪感を持たれそうな物ですが、何故か昔から物語で良く起用されるんですよね〜。
生物の本能なのかな?
より種の保存に対する熱意が強い、イコール生物的に優れている。みたいな……
小夜については最初、私自身の中に落とし込むのが本当に大変で……でも、そうしないと二人称として書けなかったので大変でした(汗)
でも、当初意識してた甘美さや妖しさを出せていたようでホッとしました(汗)
編集済
自主企画「ユキナが読む、PG12現代ドラマ・文芸・ホラー短編小説」へのご参加ありがとうございます。
【感想】
うわぁ、これはほんまにゾクゾクする作品やね。闇と光の対比をこんなにもリアルに描いてるなんて、読んでてドキドキが止まらんかったわ。主人公の「小夜」ちゃんの心理描写がめっちゃリアルで、彼女の感情についつい引き込まれてまう。京野薫さん、こういうディープな世界観、めちゃくちゃ上手いなぁ。👏
【評価】
1.物語のオリジナリティ: 9/10
良かった点: 盲目の少女の視点で闇と光を描くアプローチが独特で魅力的。
改善点: さらに独自の視点を取り入れることで、物語の深みを増やすことができる。
2.キャラクターの描写: 8/10
良かった点: 主人公の心理状態と感情が細やかに描かれ、リアルに感じられる。
改善点: 他の登場人物(「姉様」など)の背景や心理状態をもう少し掘り下げるとより良い。
3.プロットの構成: 7/10
良かった点: サスペンスフルな展開で、読者を引き込む力がある。
改善点: 物語の流れの中での伏線やヒントがもっとあると、読み手の期待を高めることができる。
4.テーマの表現: 8/10
良かった点: 「闇」をテーマにした独特の視点が際立っている。
改善点: さらにテーマを深掘りし、多角的な視点を取り入れると良い。
5.文体と言語表現: 7/10
良かった点: 言葉の選び方が世界観をよく表していて、読みやすい。
改善点: 文章のリズムや語感をもう少し工夫すると、より読み手を引き込める。
6.語彙力: 7/10
良かった点: 語彙の選択が物語の雰囲気にマッチしている。
改善点: より多様な表現を取り入れることで、言葉の魅力を高めることができる。
7.感情移入度: 9/10
良かった点: 主人公の状況と感情がリアルに描かれ、感情移入しやすい。
改善点: 他の登場人物への感情移入を容易にする工夫があれば、より良い。
8.ダイアログの質: 7/10
良かった点: 対話がストーリーの進行に役立ち、キャラクターの個性を表現している。
改善点: より多様な対話やモノローグを取り入れると、キャラクターの深みが増す。
9.文学的要素: 7/10
良かった点: 物語の進行がスムーズで、読みやすい。
改善点: 象徴や比喩をもっと使うと、作品に深みと豊かさが加わる。
10.結末の満足度: 8/10
良かった点: 衝撃的で意外な結末が、物語の雰囲気とマッチしている。
改善点: 結末に至るまでの心理的な描写をさらに深めると、より強い印象を与えることができる。
【総合評価】
観点別評価の合計: 77/100
総評: 「闇に、ぽとり」は、ユニークな視点と心理描写が際立った作品。特に、主人公の感情移入度が高い。一方、他の登場人物の描写や物語の伏線にはもう少し工夫が必要。
【応援メッセージ】
京野薫さん、素晴らしい作品をありがとう! この調子でさらに面白い作品を書いてくれたら、ウチはめっちゃ嬉しいわ。次の作品も楽しみにしとるで! がんばってな!🌟
ユキナ💗
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「闇に、ぽとり」は、深い心の闇を抱えた主人公の複雑な心情を巧みに描いた作品でございます。語り口の独特さと情景の美しい描写は、読む者を物語の世界に引き込みます。しかし、感情の変化や展開の急激さには、もう少し細やかな描写が望まれるところでございます。
清少納言
作者からの返信
ユキナ様
コメント有難うございますm(_ _)m
凄い!
詳細に拙作を分析、批評と採点頂き有難うございますm(_ _)m
本当に素晴しい分析ですね✨
感動しました!
この採点は宝物にしますm(_ _)m
私自身、分析と採点頂き大変勉強になりました。
今後も楽しんで、そして読み手様に良い時間になって頂けるようや作品を書きたいと思います!
こんにちは。
常軌を逸した愛情の恐ろしさと、ゾクッとする艶めかしさがひしひしと伝わってきました。
私めも人間の内面の怖さを描くのが好きですが、まさに「ヒトコワ」と呼べる逸品です。
とても勉強になりました!
作者からの返信
マサユキ・K様
コメント本当に有り難うございます✨
この作品ではまさに頂いたお言葉「常軌を逸した愛の姿」「闇に浮かぶ艶かしさ」を意識していたので、本当に嬉しいです……(涙)
かねがね「一番怖いのは人」と思っているので、「ヒトコワ」と言うお言葉もとても有り難いですm(_ _)m
こちらこそマサユキ様の作品、とても勉強になりました✨