「母子の決断」もう一つのラスト
saito sekai
自分が書いた物語に対してこんなに考えたことはなかった
結局Dは親子を舐めているのかな…と考えてしまいました。
…1000円を握り締めて歩くDの口は歪んでいた。Dは独り言の様に、「あの親子、やっぱり甘いな」と呟かせる、そんな胸クソラストを考えたんですね。そうすると、題名は「母子の誤算」となるんです。どっちがより面白いかったんだろうか。答えはないな、読み手次第ですよね。
もしこれが現実の話しになって、私の会いたくない人が無心してきたら、やはり断ると思います。そこで私の母が出てきて、小説のような行動を取ったら…やはり不服な気持ちになる。もう○十年会っていない昔付きあいがある人なんて、ドライな言い方をすれば、もう他人なんじゃないか…
ただ、本当にDが飢えていた場合は…
その時にならないと、分からないなぁというのが、答えなんです。願わくば、そのような状況に合わないことを、願うのみです。
…でもここまで書いて一つの決断にたどり着いたようです。
ドアすら開けない。
やはりこれかと。
「母子の決断」もう一つのラスト saito sekai @saitosekai
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