残心(ざんしん)の身体と心で親はただ、旅立つ君の背を見守ろう
TO BE
昔、弓道やってました
矢を放つ瞬間を離れ(はなれ)と言う。
その前の、矢が口元の高さにピタリと止まっている状態を「会」と言ったり、
その前のキリキリと引き絞る動作を「引き分け」と言ったり、その前の……
否、弓道講義をしたいわけじゃないから、まあ割愛しよう。
とにかく、はなれまでには、いろいろな動作があるわけで、その動作に至るまでにもいろんなルールやらお作法がらがあるのは、いろんなスポーツも一緒なのだろう
飛び道具であるから、放たれた矢が的の真ん中を射抜くか、どころか、的に当たる前に矢道に落ちてしまったりすることもあるわけで……って それは腕が悪い?
はい、その通りでございます。
それでも、下手は下手なりに、工夫したり、本を読んだり、人の話を聞いたり、的中率を上げたいなあっと思ったり、的中率よりも「道」だよねって思ったりするわけでして、、、、ちょっとね、子育てと似ているなあなんて思った次第でございます。
下手なりに、拙いながらも「うちおこし」「ひきわけ」「会」からの「はなれ」
親の手を離れた矢は、もう飛んでいくしかない。
放たれたならば、ただただ、的に向かって一直線に飛んでいけ!
残心(ざんしん)の身体と心で親はただ、旅立つ君の背を見守ろう TO BE @tobetakako
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