第5話


 僕は膝に引っ付いている幼女達と一緒に席についた、席の隣には羽入さんが座っていた、同じクラスになるとは思っていなかったからびっくりした。

 すぐに教卓に先生がやってきた、その人は僕たちを押していた人だった


 「みなさんが入学おめでとうございます、私はみんなの担任の藤田ですこれから1年間あなた達のサポートや相談などいろいろな事に関わって行けたら良いなと思います、それでは初めはみんなに自己紹介してもらいましょう、名前と冒険者経験者だったらランクも教えてください」


と自己紹介タイムが始まった、僕は一番後ろの窓側の席だったので一番最後になる、僕が最後で羽入さんが僕の前になっていた。


 次々がご紹介にしていた、ランクは全部で5つに分けられる、下から順に黄色、青、赤、銀、金となっていて金以上もありそれは透明であり、基本は金までであるが透明は人間を辞めた人たちがなるものであり、世界で五人しかいない、剣聖、聖女、賢者、武神、万能の五人である、万能以外全員女の人であり、とても美しいく、スタイルが抜群でアイドルグループがあっても違和感がないとみんなの憧れ、注目の的である。


とボーとしていたら羽入さんの番になっていた



 「羽入一香です、趣味は美味しいものを食べにいく事、みんな仲良くしてください、ちなみにランクは銀ですよろしくお願いします」


と言った瞬間クラスがザワザワしていた、銀は相当の強さであり、僕達ではせいぜい青が普通である、それを銀と言われたのだからみんなから注目の的になったのだ


 「さぁ最後だよ、佐伯君、ちゃんとしてね」


と羽入さんから注文された


僕は仕方がないと席をたった、膝にへばり付いている幼女たち、幼女達を見た人達は


何あれ?でもとても可愛い、良いなー幼女達に触れられてと色んな会話が聞こえたが、最後のやつには絶対にこの子達を近づかないようにしよう


 「皆さん初めまして、佐伯高貴といいます、よろしくお願いします。」


と言うと先生が僕を見て


 「佐伯君冒険者ランクも言ってください」


と言われた


「先生絶対に言わないとダメですか?」


「はい、校長先生が絶対に言わせてくれと言ってますし、あなたの推薦者も言わせて欲しいと頭を下げてきたと言ってたので」


ギルドマスターめ今度会ったら一発殴らないと気が済まないな、目立ちたくないからいいたく無かった。


 僕は自分の首にかけていた冒険者タグを見せると


 「一応透明の冒険者です」


と僕は言うとクラスから悲鳴が上がった

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る