第3話

 2日後僕は冒険者学校に行き、入学式に出席していた、入学式が終わるとここの保育所がある所まで向かう事になっている


入学式が始まり僕は早く終わらないかなーと思いながらぼーと入学式が始まった。


 テンプレな校長先生による激励の言葉を聞いていた、校長とはギルドマスターの知り合いと言っていたが女の人とは思わなかった、もしかしたらギルドマスターの仲間だだだのかもしれないかも、あの人友達いなさそうだし、だから昔の僕にもよくちょっかいかけに来ていたのかと思うと笑えてきた


 まぁあの人には感謝してはいる、孤児だった僕の面倒を見てくれたり、武器の使い方や冒険者としての常識などいろいろな事を教えてもらった。


 もうないからなんまで教えてくるから

 

「お前は俺の親父か」


とつっこんでしまうこともよくあったが


そのたびに


 「こんな愛想のないガキなんかいらねえよ」


と笑いながら言われたこともあったっけか


 まぁこうして生きているのはあの人のおかげでもある、今度何か贈り物でもしようかな?


 でも絶対「お前が贈り物とか似合わねえな」


と大爆笑すると思うけど受け取ってくれるだろう


そういえば今日は入学式が終わると校長先生に呼ばれているんだったなといろんな事を思い出していたら校長先生のありがたいお言葉が終わっていた。


 そして最後に新入生挨拶がありこれが終わったら入学式は終了となる


 新入生代表が舞台の上に立った瞬間周囲はざわつき始めた、なぜかと言うととてもスタイルが良くまたとても綺麗な顔立ちをしている金髪美少女がいたからである。


 「とても美しい人だ、いや女神様だ」


 「あんな人と仲良くなっていずれ付き合えたら良いなー」


「どうにかしてお近づきにならなければ」


などなどいろんな話し声が聞こえた。


 僕はその人を見ても確かに可愛いと思ったが、異世界の勇者や魔王を見た後だったから何か物足りないと思ってしまっていた。


 そして新入生代表挨拶が終わり僕は教室に戻ろうとした瞬間僕の後ろから2つの衝撃が伝わって来た。


後ろを見るとそこには勇者と魔王の子供が僕の足にくっついてきていた


 「何どうしたの、アリス、イリス、お昼になったらそっちに行く予定だったよ」


と僕は二人の目線に合わせて質問した


 「たまたま見えたから突撃しただけよ」


 「余は高貴にダイレクトアタックしたいだけだ」


と突撃と言ったのが勇者の子供アリス、余と言ってるのが魔王の子供のイリスである

 

 アリス、アリスの後ろに一人女の子が目を見開いてこっちを見ていた、それは新入生代表挨拶をしていた女の子だった

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