第4話 自信
一度でも1,000文字を書いたという自信は力に変わった。1,000文字レポートを一晩で書いたようなものだと自分の中で置き換えたのだ。
「やればできる! これをあと100回、100話まで繰り返しいけば10万文字、文庫本一冊相当だ!」
頭の中にあるストーリーを書き出すが一番苦労したのは語彙力だ。小説である以上、全てを文字で表現しなければならない。例えば「雷が光った」という地の文を「天より眩い閃光が駆け抜けていき、直後に鼓膜を震わす爆音が鳴り響いた」と言ったように描写の表現をより物語が具体的に想像できるように置き換えることの重要性がわかった。
「そのための言葉を知ることからだが、色々な投稿者の作品も読んでおくか」
そして、言い回しや文章構成、書き方やルビ振りなど基礎知識を蓄えながら物語を書いていった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます