011:強襲する獣たち

 狭いコックピッド内。

 最小限の灯りが灯った空間で。

 俺は目の前のコンソールをカタカタと叩いていく。

 表示される情報を目で追いながら、一つ一つを処理する。

 システムの最終チェックを済まていき――ディスプレイに映る景色を見ていた。


 何処までも続く荒野。

 荒れ果てた大地の上空を進む巨大な輸送機からの映像。

 強い風に晒されながらも、びくともしないこいつは何処までも飛んでいけるだろう。

 四つのプロペラが小さく奏でる音を静かに聞きながら、俺はヴァンから貰った腕時計を確認する。

 時刻は午後二時四十五分であり……取引が行われる時刻が迫っていた。

 

 交易都市を離れて暫く。

 敵傭兵グループが潜伏している工業地域へと間もなく着くだろう。

 確認できた情報では敵戦力は少ないように聞こえるが……恐らくは伏兵がいる。


 メリウスの数は三機で間違いないだろう。

 アレはすぐに目につくからこそ、数を間違える心配は無い。

 しかし、増援として工業地域内に新たなメリウスが出て来る可能性もある。

 この嵐であれば、遠距離通信は難しいからこそ勝負はこの嵐が収まるまでだ。

 短期決戦であり、早く片付けて荷物を回収し離脱する。

 俺とイザベラはメリウス輸送機の中でお互いの愛機のコックピッドに乗り込み待機していた。


 小刻みに揺れてはいるが、まだ攻撃は受けていない。

 ロックオンをされた事を知らせる警告音も聞こえなかった。

 敵がレーダーの類を持っているかは分からないが。

 小規模のグループであるのなら、それほど高性能な物は持っていない筈だ。

 高性能な広域レーダーでない限りは捕捉された瞬間に迎撃用の対空ミサイルが飛んでくる心配も無い。

 それに、今から向かう場所はあくまで敵が第三者と取引をする為の場所だ。

 目立つような物を幾つも引っ張って来れる訳も無い。


 

 ……あくまで過程の話だ……何が起こるか分からないのが戦いだが。

 

 

 油断はしない。全力で相手を潰しに行く。

 ヴァンもそれを分かっていて、少しでも高度を下げていこうとしていた。

 敵に発見されるよりも早くに俺たちを投下して。

 ヴァンたちは戦場をすぐに離脱する。


「……システムオールグリーン……武装は……問題ない」


 コンソールを叩きながらチェックをしていく。

 アンブルフの今回の武装は片手にフルオートが可能な強襲型ライフルを装備して。

 もう片方には近接戦闘を想定してオートマチックのショットライフルを装備している。

 両肩には閃光弾を仕込んだランチャーを二つ取り付けた。

 これはヴァンからの指示であり、今回の目的はあくまで奪われたコンテナで。

 コンテナをなるべく傷つけないように、ミサイル兵器などの火力のあるものは控えるように言われた。

 敵が使用する場合はあるが、此方は控えるしかない。


 予備の弾倉なども腰部に取り付けてあるから弾切れの心配は無い。

 リロードをする場合も、空弾倉は自動で排出されて。

 腰部のそれに差し込めば弾倉は瞬時に新しい物に変わる。

 仕組みは同じであるが、俺が乗っていたものよりも使いやすそうだ。

 ヴァンがちょくちょく弄っていたと言うが、乗りやすいように工夫が施されていて。

 機体の操作システム自体はピーキーな仕上がりではあるものの、武装や乗り心地に関しては心配は無い。

 

「……各部のスラスターも異常なし……よし」

 

 コンソールを後ろへと戻す。

 そうして、レバーをゆっくりと起こして固定する。

 戦闘準備は万全であり、後は出撃を待つだけだ。

 

 俺たちは事前にヴァンから説明された作戦通りに事を進める。

 イザベラと俺で敵の領域に一気に侵入し。

 敵が混乱している合間に、先制攻撃でPB兵を全て仕留める。


 メリウスを先に仕留める事も考えたが。

 俺たちメリウス乗りは敵からの強襲に慣れている奴がほとんどだ。

 一番に狙われる可能性が高いからこそ警戒している。

 そして、警備の要である奴らはコンテナの周りで守りを固めている筈だ。

 

 無理にそこまで行くのではなく。

 周囲を見張っているPB兵を先に仕留めた方が効率が良い。

 領域へと侵入すれば、レーダーによりお互いが捕捉できる。

 小型二足歩行兵器に分類されるPBに乗っている奴らも同様にだ。

 鬱陶しい雑兵を退けて、残る大物たちを――狩る。

 

 戦闘が始まれば、嫌でも奴らは動き出す。

 俺たちはメリウスたちをコンテナから引き剥がし。

 安全な場所にて戦闘を行う。

 それが無理であるのなら、プランを変更するしかないが……何とかしてみせる。

 

 俺はゆっくりと呼吸を整える。

 大丈夫だ。何時ものようにやればいい。

 ただ淡々と、己が想うように任務を遂行して――コール音が響く。


「……」

 

 意識を戻して、通信を掛けてきた人物の名を見る。

 そうして、ボタンを押して通信を許可した。

 すると、ディスプレイには俺と同じヘルメットを被ったイザベラが映っていて。

 彼女は笑みを浮かべながら調子はどうかと尋ねて来た。

 

「……問題ない」

《そうかい……ま、気楽にやりな。死ぬ時は死ぬもんだ。気張っていたって仕方ないよ》

「……随分と悲観的だな」

《そうかい? 楽観的な方だと思うけどねぇ……と、そろそろだね。健闘を祈ってるよナナシ》

「イザベラもな……ふぅ」


 彼女の言葉を聞き終えて、通信が切れる。

 俺はゆっくりと息を吐いてから、ヘルメットのシールドを展開した。

 レバーを握りながら、待機モードから戦闘モードにシステムを移行する。

 すると、コックピッド内が光に満ちていく。

 ディスプレイに映っていた景色が切り替わり、格納部の底を見ていた。


 

 メッセージを受信し見れば――ふっ。


 

《帰ったら祝杯だ!》


 

 ヴァンからのメッセージに笑みを浮かべる。

 そうして、適度に緊張が解れたのが分かった。

 俺はレバーをしっかりと握りながら前を見る。


 もう大丈夫だ。俺はまた――戦える。


 輸送機内のランプが赤く点灯する。

 そうして、底が展開されていった。

 機体を固定しているアームが下がっていき、俺とイザベラの機体は外に出された。

 機体全体に風を浴びながら、俺はゆっくりと荒野を見つめた。


 荒々しい風が吹き、黄砂が舞っている。

 全ての景色が汚れた黄色に染まっていて、こんな日の散歩は最悪だな。

 視界は不良であり、近づかなければレーダーは使えないだろう。

 しかし、それは敵も同じで……まだ気づかれていない。


 俺はそれをすぐに理解した。

 イザベラもそれは分かっているだろう。

 

 最初に彼女の機体が投下された。

 背後からガコリと音が響いて、彼女の機体は自由落下を始めた。

 ゆっくりと地面に降りて行って――次に俺の機体も投下された。


 アームの固定が解かれる音が聞こえた。

 そうして、機体が少し揺れて地面に降りていく。

 吹き荒ぶ風により機体が揺れるが、レバーとフットペダルによって微調整をする。

 ゆっくりと地面との距離を測りながら、俺はスラスターを点火する。


 脚部のサブスラスターを点火して、地面に着陸時の衝撃を和らげる。

 がすんと軽く衝撃を感じながらも、俺は冷静に機体の状態をチェックする。

 ばさりと少しだけ土が盛り上がるが許容範囲内だ。

 バランサーは正常に作動していて、姿勢制御に問題はない。

 俺は背部のスラスターも点火して、一気に敵の潜む工業地域を目指した。


 軽く噴かせただけなのに、衝撃はかなりのものだった。

 体に慣れ親しんだ負荷を感じながら、ガタガタと機体内の揺れを確かめる。

 天候の荒れ具合は許容内、機体の操作性も問題なし。感度も良好……俺は少し口角を上げた。

 

 砂嵐の中で、隣にイザベラが立つ。

 ワインレッドの機体が並走しながら、その緑色のセンサーをチカチカと光らせていた。

 共に目標地点を目指しながら疾走して――アレだな。


 ぼんやりと旧工業地域に残された建造物が見えた。

 メリウスよりも遥かに大きな塔が薄っすらと見えて、アレが目印となる。

 隣のイザベラに視線を向ければ、彼女は狙撃銃を持つ手を軽く振る。

 俺は静かに頷きながら、嵐の中に消えていく彼女を見送った。


 正面から攻めるのは俺の役目だ。

 彼女は別の方向から攻撃を開始して。

 互いに敵戦力を分散させて各個撃破を目指す。


 俺はゆっくりと武器を構えながら機体の姿勢を低くさせた。

 そうして、一気に背部のスラスターのエネルギーをチャージして――見えた!


 レーダーに敵の反応をキャッチした。

 視界には邪魔な建造物しか見えず。反応のある場所もハッキリと見えない。

 それでも俺は、複数の標的をレーダーで確認しながら、溜めたエネルギーを一気に解き放った。

 地面を強く蹴りつけて上へと飛ぶ。

 そうして、背中から放たれたエネルギーにより推力を得て、グゥンと強い力が体に掛かる。

 シートに体を強く押し付けられる感覚を抱きながら、俺はレバーを操作する。

 爆発的な加速力を手にして、俺は一気に機体を飛ばした。

 宙を飛びながら、俺は機体を動かして下を見つめる。


 見える。建造物の中。

 天井が崩落したその中には、三機のPBがいた。

 ゆっくりと視線を上に向けようとしている――もう遅い。

 

 下方向へとライフルを向ける。

 そうして、ロックオンを完了させて――弾丸を発射した。


 薄っすらと見えたのは敵が発する光で、それを目印に標的をロックした。

 三体ほどの敵影を捕捉しながらそこ目掛けて弾を放つ。

 ガスガスと音を立てながら、ライフルが火を噴いて弾丸を勢いよく放つ。

 加減も手心も無く。憂さを晴らすがごとく弾丸の雨を降らせた。

 瞬きの合間にそれは奴らに当たり、硬い装甲で守られたPB兵はバラバラに砕け散る。

 遅れて敵が爆発し、炎に包まれて行った。

 狙いは精確で数発が外れただけで三機とも破壊できた。

 砂嵐の先で黒煙が上がっているのを背部センサーで確認し――着地。


 脚部から感じる衝撃。

 機体は少しだけ揺れながらも、止まる事無く前進した。

 ノンストップで工業地域内を走る。

 そうして、敵領域内で索敵をして――次の標的を補足した。


 レーダーには三機の反応があった。

 センサーをそちらに向ける。

 そうして、躊躇なくライフルの銃口を向けた。


 爆発音を聞いて、右斜め前の方向から敵が動いていた。

 崩れた倉庫らしきものの影から姿を見せて。

 此方が見えていない敵は、咄嗟の判断で通信を繋ごうとしていたのか――それが命取りだ。


「――シィ」

 

 止まった的に狙いを定める。

 地面を疾走しながら、奴の横を通れば敵も気が付く。

 慌てて散開しようとしているが関係ない。

 ターゲットサイトを手動で合わせながら連続して響く機械音を聞く。

 そうして、瞬きの合間に全ての動作を終わらせて無感情のままに弾丸を放つ。

 炸裂音が響き、目の前で連続して発生したマズルフラッシュ。

 閃光と共に敵へと殺到した弾丸が、PB兵”二機”に命中する。

 人型のそれらに大きな穴が空き手足が飛び散って一瞬でそれが爆発した。

 轟轟と燃えている残骸を認識して――撃ち漏らしか。


 敵反応の内、一機が生きている。

 狙いが外れ生き延びたそれは仲間の残骸から距離を取る。

 そいつは、地面を疾走しながら此方に狙いをつけていた。

 逃げるのではなく戦う選択をした。

 ライフルによる攻撃でも問題ないが――確実に仕留めるか。


 遮蔽物に隠れながら縫うように移動している敵。

 此方の狙いを阻害させながら、奴は狙いを定めてきた。

 建物から姿を現した一瞬。

 奴は両腕を此方に向けてガラガラと音を立てて弾丸を放ってきた。

 両手のガトリングガンが火を噴いて。

 迫りくる弾丸をジャンプによって回避した。

 敵は背部に背負ったミサイルポッドを展開してミサイルを放つ――が、それは読めていた。

 

 垂直に飛んだミサイルが放物線を描くように飛んでくる。

 その動きは規律正しく――笑みが零れる。


 ミサイルポッドから放たれたそれら。

 当たればそれなりにまずいからこそ、俺はショットライフルを向けて――放つ。


 強い衝撃が連続して二回。

 炸裂音と共に、放たれた散弾が迫りくるミサイルに当たる。

 そうして、数発に命中したそれが爆ぜて、連鎖爆発を起こす。

 目の前で爆発が起きて、PB兵は爆風から逃れるように動き――俺がすぐ近くに着地した。


「――ッ!?」

「……」

 

 遮蔽物に隠れながら此方を狙って移動しているのなら、予測ルートを割り出すのは容易い。

 地面が揺れて敵は動きを止める。

 そして、すぐ近くに立ったせいで、敵の姿が見えてしまう。

 体は機体の中に隠れて、顔もヘルメットとマスクで分からない。

 しかし、その動揺や恐怖が手に取るように分かる。

 俺はそれを一瞬の内に読み取って――蹴りつけた。


 メリウスによる全力の蹴りで。

 サッカーボールを蹴る様に目の前のそれを蹴り飛ばした。

 眼前のPB兵は装甲を派手に砕けさせて転がっていった。

 オイルと赤い液体をぶちまけて。

 バラバラになったそれが転がり中の人間も”四散”して――次だ。


 レーダーから消えた標的はどうでもいい。

 次の標的を探す為に機体を操作する。

 それなりに広い工業地域内を疾走しながら、破壊された建物を避けていく。


 投棄されて長い年月が経っているのだろうか。

 元は立派だった施設は半壊して、窓らしきものも全て壊れていた。

 残っているのは錆びだらけの部品や使えない作業機だけだ。

 広い道を選んで走りながら、周りを索敵していく。

 邪魔な残骸を視界の端に追いやりながら――敵だな。


「――ッ!!」


 声を荒げながら戦闘服に身を包んだ歩兵が姿を現す。

 ぞろぞろと蛆のように湧くそれを静かに見つめる。

 手には自動小銃やロケットランチャーを持っている。


 

 ――武装による攻撃は”無駄”だ。

 

 

 奴らは無意味な事を理解していないのか。

 その手に持つ貧弱な銃火器で攻撃を開始した。

 小銃の弾丸は避ける事もしない。

 パチパチと音を立てて装甲を撫でるだけだ。

 ロケットランチャーから放たれたそれは機体を勢いよくずらす事によって回避した。

 そうして、慌てふためく敵へと突っ込んで――そのまま蹴散らした。


 半身をずらした時の回転によって地面を滑るように移動した。

 甲高い音を立てながら脚部から火花が散っているような気がした。

 敵は逃げようとするが、もう遅かった。

 センサーから敵が消えて軽く機体が揺れる。

 うじゃうじゃいたそれらを擦り潰し。

 通り過ぎた時には真っ赤な跡が残っていて――次だ。


 歩兵はいてもいなくても変わらない。

 問題なのはPB兵とメリウスだけだ。

 見つければ歩兵も排除するが優先度は低い。

 俺は視線を戦場に向けながらスラスターを噴かせて移動して――ッ!


 レーダーが迫る何かを捉えた。

 頭上から此方に目掛けて何かが飛んできている。

 それを確認して、俺は地面から飛び上がった。

 地面に背を向けながら、俺はライフルの銃口を空に向ける。

 この砂嵐の中では、レーダーは上手く作用しない。

 肉眼で迫るそれらを判別して――ボタンを押す。


 連続して炸裂音が響き、コックピッド内が小刻みに揺れる。

 銃からの反動をレバーを通して感じながら、迫るそれに目掛けて全力で弾を見舞う。

 そうして、空に向かって一直線に放たれたそれが――命中した。


 空中で、命中したそれが爆ぜる。

 一発二発と命中し、残りはまだ生きていた。

 俺は咄嗟に肩部の閃光弾を放った。

 ランチャーから放たれたそれは眼前に浮遊し――爆ぜた。

 瞬間、空中に強烈な閃光が迸り、俺に向かってきたそれらは閃光弾へと向かっていった。


 光と共に強烈な熱を放つそれがフレアの代わりとなった。

 閃光弾へと殺到したそれらは派手な音を立てて轟音を響かせる。

 空気がピリピリと振動して、俺はたらりと汗を流す。


 アンブルフは地面に着地をして勢いよく滑って行く。

 火花が散ってギャリギャリと音を立てながら滑って行き――停止した。


「……」


 機体の装甲の隙間から排熱を行う。

 溜まった熱を蒸気と共に逃がしながら、俺は冷静に周りに目を向けた。

 

 工業地域内の開けた場所に立つ俺。

 砂嵐の中には倒壊した倉庫と打ち捨てられた車の残骸が見える。

 視界は不良のままであり、レーダーも正常には働いていない。

 が、何かがいる。そして、レーダーにも僅かながらに反応があった。

 

 俺が視線を前に向けると、前方に何かが飛んできて着陸した。

 膝を曲げて着陸したそれは、のそりと起き上がる。

 敵が抱える”巨人”を怒らせて、奴は殺意に満ちた瞳を俺に向ける。

 砂に隠れるようなカラーリングであるが、その赤い単眼はギラリと光っていた。

 薄っすらと見えるそれは二脚のメリウスであり――俺の獲物だ。


《情報が漏れていたか……ハイエナが。此処に来た事、後悔させてやるよ》


 低い男の声であり、敵意に満ちていた。

 オープン回線であり、奴なりの挑発だ。

 俺はそれを無視して機体を動かす。

 奴から離れるように地面を疾走していった。

 

 背部センサーで確認すれば、奴は俺を追って来ているようだった。

 作戦通りにコンテナから引き剥がしている。

 残りのメリウスが見えないが、恐らくはイザベラの方に行ったのだろう。


 彼女の戦闘はまだ見た事が無い……だが、大丈夫だ。


 彼女を見た時から理解していた。

 彼女は強く”しぶとい”のだと。

 

 俺は俺の出来る事をする。

 その為に先ずはこいつを――討ち取って見せよう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る