第5話　避難路を確保しよう。

「うわっ、すごい揺れだったね。」by鈴

「ですね。避難警報が出ているので避難しましょう。どこが一番近いですか？」by翠

「えっと、今から行く予定だった神社の近くの小学校。」

「そこに行く道は？」by翠

「2つあるけど？」

「わかりました。とりあえず必要な荷物を持って避難路を確保し、避難しましょう。」by翠

「OK」by鈴

「準備できました？」by翠

「うん」

「できたよ」by鈴

「行きましょう案内してください。」by翠

「わかった」

数十分後

「ん？あの彩佳さん。その神社に行く道って2つとも山の麓の道なんですか？」by翠

「違うよ。」

「なら、山の麓じゃない道にしましょう？」by翠

「何で？別にいいじゃんか」by鈴

「ん？地鳴り？いや、山鳴り？」

「離れましょう。」by翠

「何でよ？」by鈴

「とにかく!!」by翠　

ゴロゴロ

ドンッ

「土砂崩れ？」by鈴

「さっきの場所にいたら、巻き添えに…」

「山の麓、山の近くじゃない道でいきましょう。前日の大雪で土砂崩れが起こりやすくなってる。」

by翠

「分かった案内する。ついてきて」

「うん」by鈴

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