第8話 AI化しているのはコンピューターではなく人間

 「ベルトコンベアー式に、流れ作業的に、コンピューターのプログラム通りに、マニュアルの指示に従って、物事は進むべし」という幻覚症状を植え付けられている。

特に「コギト・エルゴ・スム しっかりとした我の自覚」がまだ薄い若者は、洗脳されやすい。客家政権の台湾でも、先頃「18歳から選挙権を与えることが台湾の民主主義だ」といって、世の中のことなどよく知らない「くちばしの青い者」まで、政治に参加させようとする。


日本では、小学校3年生から習字の授業で「税」「税金」「納税」なんていう字を書かせ、高学年になると「青色申告」と字数が増えた字を書かせる。各町の税務署主宰のコンテスト(大手広告代理店が仕掛人)があって、「優秀な習字」には賞金(賞品)が税務署から与えられ、町の図書館などに張り出される。

私のようなジジイからすれば「人権侵害」としか思えない

子供というのは、政治やカネとは無関係に、毎日遊んで勉強して身体を動かして、伸び伸びと生活するべき、

だからこそ「子は宝」なのです。

それを「税金」「納税」なんて、カネがらみの汚らしい世界に引き入れようというのは、子供の人権を破壊し歪めている。


「妻なし子もなし家もなし」の私は、ワクチンを打つ・打たないで夫婦喧嘩をすることもないし、子供を学校で洗脳される心配もないので、その点では「恵まれている」といえるのかもしれません。


高知のある田舎町の図書館で見た「税務署主催の書道コンテスト展」。

その話を青森で、日中は電車が1時間に一本という町に住む若い女性と話をした時、やはり「私たちも小学校3年生で税金・納税と書かされた。」と仰っていました。

大手広告代理店がハメルンの笛吹きとなり、全国ネットによる「税金という麻薬漬けプログラム」が展開されている。

「税金を払えばバラ色の未来がある」なんていう、大きな広告塔の標語を見たのは、どこの町をバイクで走っていた時か。


その後、ネットで見たのですが、川崎市のある小学校の習字の展覧会の風景を写した写真で、「納税」「確定申告」という習字の横に「脱税」の文字があったのには笑いました。

親が(ジョークとして)子供に書かせたのでしょうが、日本国民の10%か1%くらいは、正常な神経を保持している親御さんがいらっしゃるのかと、少し安心しました。

続く


第9話 無料という名の麻薬


第10話 若者を麻薬漬けに

2024年1月10日

V.2.1

平栗雅人

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時計仕掛けのオレンジ ②  麻薬大国日本 V.2.1 @MasatoHiraguri

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