第69話『で! 結局どっちが上だったの?』

 その夜の報告会は無かった。

 だから首尾は上々……と言いたいところだけど、盗みが結局どうなったのか全然わかってない。

 俺たちは問題なくツィエクの屋敷を出てこれてるし、コウも泥棒仲間も一旦は狙いの図書室に入ってる。

 だけど盗みは? いつやったんだ? っていうか盗めたのか? 一体何を?


「俺が図書室から出されて、そんでキヨが窓を開けに入って……その時にチラッとコウたちを見たけど、荷物をごそごそしてたし」

 それから俺は部屋の外でキヨと話してて、そうこうしてるうちにツィエクとハヤが来たんだよな。

 だけど仲間の袋には何も入ってなかったし、キヨだって何も持ってなかった。タイミング的には、俺がキヨと部屋の外で話してた間だろうけど。


「そしたらやっぱコウちゃん?」

 でもコウは手ぶらで、背中にあの剣を背負ってたら外から丸見えのはず。

「じゃあお腹に隠してたとか」

 うーん、お腹側は見えてたんだけど、何か入ってる感じはなかったなぁ。


 俺はいつものように苦い珈琲を飲んだ。甘いパンがあるから何とかなるけど、これ絶対これだけで飲めないよな。レツは平気なのかな。

 一口飲む度に顔をしかめていたら、隣に座っていたハヤが笑って立ち上がった。それから小さなピッチャーを持ってきて、俺の珈琲に注いだ。白い……牛乳?

「あわあわ……!」

 レツも目を輝かせて覗き込んだ。泡立ててある牛乳だ! こんなのあるならもっと早く教えてくれればいいのに!

「お坊ちゃまが頑張って大人になろうとしてるのに、邪魔しちゃ悪いかと思って」

 ハヤはそう言って笑った。ぶー、俺はもう大人だけど珈琲はちょっと苦かっただけですー。


 シマは俺たちの話を聞きながら、何だか楽しそうに朝ご飯を食べている。もしかして、盗みの方法わかってんのかな。

「わかってるなら教えてよ」

 俺がシマを突くと、シマはやっぱり面白そうに笑った。

「こういうのは考えるのが面白いんじゃん」

 そういうのはわかる人だけです……俺はシマに顔をしかめて見せた。


 昨日だって、すぐに報告会になるのかと思ったら、キヨはその前に出掛けると言って支度を初めてしまった。

 いつもみたいに飲みに行くのかと思ったら、あんまり気にしてなさそうなキヨの隣でハヤがやたら熱心にスタイリングしていた。


 いろいろ服を出してきて合わせながら、微妙なラインを探っている。いいトコの私服っぽさはあって、なおかつちょっと身分を隠した感じ。

「んー、まぁ、こんなもんかな……それより髪型!」

 ハヤはキヨを座らせると、櫛であーでもないこーでもないと髪をいじっていた。

「全部下ろしたらキヨリンになっちゃうけど、かといってあんまり雰囲気を残すと、万が一あのおばさんに会った時に面倒なことになるし……」

 ハヤはそう言いながら一人で悩んでいる。


「別にそこまで気にしなくても大丈夫だろ」

「キヨリンまだ全部終わってないんだから、気軽にぶっ壊すつもりでいないでよね」


 ハヤに言われてキヨは拗ねたように「別に金持ちが行くようなところに行かねぇし」と呟いた。

「よし、これで」

 やっと納得のいく髪型にキヨをセットできたらしく、ハヤは満足げに頷いた。

 いつものぼさぼさに下ろした髪が、きちんと櫛を通した上に真ん中分けになっている。おお、これだけでいつものキヨとはだいぶ印象が違うし、召使いオールバックほどのきちんと感は無いけど、額が出ている分スッキリ見える。


「それで、旦那様的にはもう仕事の時間は終わる頃なのか」

 キヨがそう言うと、ハヤはちょっとだけうーんと首を捻った。

「いくらなんでもちょっと早いかなぁ……せめて夕食が終わってないとなんだけど、今日は軽食でとか言って早めに上がらせたみたいな理由付けはできなくもないかな」

 それ、つまりこの格好って、

「オフの時間の執事ってこと……?」

「オフ執事!!」

 レツは目を輝かせた。いや、オフだと何があるんだ。


「執事じゃないから、まだ」

 ハヤは律儀にそう突っ込んだ。っつかそれ以前に召使いじゃなくねっていうね。ハヤは座るキヨに後ろから抱きしめるようにくっつく。

「従者キヨも隅に置けないねぇ、こーんな真面目な振りして旅先で行きずりの火遊びとか」

 火遊び? 火なんか使ってたっけ?

「火遊びかどうかわかんねぇだろ、だいたいそういう流れのつもりなかったっつの」

 キヨはちょっとだけ顔をしかめて、それから肩を揺すって「放せよ」と言った。ハヤは面白そうに笑って解放すると、

「ま、それが一番説得力あるってのはわかるし。コウちゃんもなかなかやるよね」

と言った。


 それからキヨはその格好で出掛けて行ってしまった。俺たちが夕飯を食べ終えても帰ってこなかったから、結局報告会は無かったのだ。

「キヨたちって、いつ帰ってきたんだ?」

 俺は寝てしまったけど、ハヤとかは起きてたのかな。

「いつもくらいだっけ?」

 レツがそう言って二人に振った。キヨが飯の後に飲みに出て帰ってくるくらいってことかな。でも夕飯より前に出てったのに。


「まさか……思わぬシチュに盛り上がっちゃったとか」

「えっ、受け同士じゃなかった?!」

「んー……リバって聞いたような」

 リバってなんだ? 早口で展開するやり取りについて行けない。俺は自分そっちのけで展開する会話にきょろきょろした。

「そこはみんな大好きドS攻で。異論は認める」

「肉体派受は確かに萌えるけど」

「イケボの言葉責めとか大好物です」

「貧弱攻と肉体派受!」

「下克上みある」


 ん? あれ、なんか気配……みんな会話に夢中で気付いてないのかな……


「ちょっと貧弱なアレじゃ肉体派には物足りなくない?」

「っつーかドS受も捨てがたい……!」

「それ絶対誘い受けだろ」


「おいこら君たち」


 殺気! 三人は声を掛けられてひゅって固まった。三人の背後に表情の読めないコウが立っている。目だけが光ってる感じ、明らかに殺気だだ漏れだ。


「……お子様に聞かせる話じゃないね?」


 三人ともカタカタ震えながら「ゴメンナサイ……」と片言で言った。コウは目が座ってる表情のまま俺の隣に座った。俺はパンにかぶりつく。


 あー……この人たちだから何かそういう話かもなって思ったけど、業界用語が多くてイマイチわからなかった。

 貧弱がキヨなら肉体派はコウかなとは思ったけど、……ん?


「……えっ、それって」

 俺はコウを見た。それってつまり……そういう話だったのか……!?

「……おーまーえーらー」


 コウが睨むと三人は頭を抱えて「ごめんなさいごめんなさい!」と連呼した。コウは命の危険を感じて反省している三人に荒く息をつくと俺を見た。

「お前も、そういう下らない想像すんな、バカになるぞ」

 コウは俺の頭をぐしゃっと混ぜた。う、これ以上バカにはなりたくない。俺はたぶん赤くなってる顔を隠すように、あわあわ牛乳の入った珈琲を飲んだ。


「でも先に振ったのはコウちゃんなんでしょ、そういう関係って」

 ハヤは涼しい顔でそう言って珈琲を飲んだ。

 そういう……はっ、火遊びってそれか! 今夜、お返ししてもらうっていう……俺がそう言うと、コウが鋭く振り向いた。反対に三人は爆笑した。

「お坊ちゃま、何気にいろいろ見てる!」

「こうやって大人になるんだねぇ」

 笑いながらしみじみする三人をよそに、コウはちょっと膨れて「俺は何も言ってねぇよ」と言った。あ、俺の所為にした。何もじゃないじゃん。


「そりゃコウが言ったのは『ありがとな』だけだけど、いきなり抱き寄せたらキヨだってびっくりするよ」


 俺がそう言うと、三人はテーブルを叩いて爆笑した。

「やっぱコウちゃんが振ったんじゃん!」

「蒔いてた、しっかりネタ蒔いてた!」

「しかも『ありがとな』だけでとか、前途有望過ぎ!」


 笑い続ける三人に、コウは難しい顔をして違う方を向いていた。俺のせいじゃないもーん。

「それで、昨日はどうだったの実際」

 まだひーひー言いながらハヤはコウに向き直る。コウは間に挟まる俺をチラッと見てから、パンをちぎって小さく息をついた。


「別に、夜に仲間と落ち合うまではあいつらと居ないと逃げられるって思われるから、そっちに居て安心させてやっただけだよ」


 夜に落ち合う仲間ってキヨの事だよな。ん、あれ? 盗みが成功してたんだったら安心させる必要とかなくね?

「引き渡しまで引きこもってればいいのに」

 盗品持って、捕まらないようにさ。

「俺たちはブツを持ってなかったからな」

「えっ、そしたら、誰が持ってたの?」


 もしかしてキヨ? っつか、どこに?! だってあの時、ハヤが身体検査してたじゃん。

「やっぱり僕がキヨリンの体の隅々まであらためるべきだったな……」

 ちゃんと脱がして、とハヤは残念そうに言った。いやそこまでしたら逆に不審者だって。っていうか、ツィエクの前でバラしてどうすんだよ。


 でもコウたちが持ってなくて、キヨと会って渡されたんだったら、キヨが持ってたことになる。俺が腕を組んで唸ると、レツも同じポーズで唸っていた。

「キヨが起きてこないと、そこら辺、報告もなにもないよね」

 レツは自分の珈琲にもあわあわ牛乳を入れた。

 ネタを全部わかってるのは、たぶんキヨだけなんじゃないかな。みんなそつなくこなしてるけど、出掛けるまでにも現地ですらも作戦の話なんてしてないのだ。


 今日は盗品の引き渡しの日ではあるけど、約束の時間は夜の二十二時。だから日中はする事がないはず。だとしたらキヨが早くに起きてくることはない。必要もないのに、あのキヨを無理矢理起こす危険を冒したくない。

 感電したり燃えかけたりしても、朝寝てるキヨにちょっかい出すのはハヤだけだ。


「結局、『竜の爪』ってなんだったんだ?」

 泥棒仲間があの部屋で見つけて、それを盗んだんだよね?

 盗んだ方法も気になるけど、いくつもあるって言われた『竜の爪』と呼ばれるもののうち、彼らが盗んだのは何だったんだろう。

「あんまりでかいモンじゃなかったな」

 コウはパンを頬張った。えっ、見てないの?

「だから俺は暇つぶしっつっただろ。ブツの価値まで知りたがったら、横取りしないのが不自然だろうが」


 そうか、もしそのブツが宝石の固まりみたいな物だったら、首尾良く盗み出せたのに、分け前も貰わずに手伝うのは不自然になっちゃうのか。でもここまで手伝ってる時点で、何も求めないのも不自然な気がするけど。

「まぁ、その辺の理由付けもあったっていうか」

 コウは何となく拗ねたような顔で珈琲に口を付けた。理由付け?

「なるほど、キヨがコウちゃんのご褒美だったんだ」

 シマはそう言うと、珈琲のお代わりを貰うように宿の人に手を上げた。どういうことだ?


「近辺探ってて知り合ったみたいなヤツ? もともと暇つぶしが目的なら、火遊びの相手のが分け前より魅力だったってこと。それに何か盗って欲しいっつってただろ」


 あ、そう言えば! そしたらコウが見つけて親しくなったキヨが引き込み役をしたのは、キヨの分も何か盗むことで合意してたってことなのか。キヨのご機嫌取るのがコウには分け前くらいの価値はあると。キヨがあの家に仕える召使いかどうかは、泥棒仲間は知らないんだし。

 するとハヤは内緒話をするようにテーブルの中央に顔を寄せた。みんなも思わず顔を近づける。


「ここだけの話、主人の家から地味な盗みを働く召使いは多いんだ。だからキヨがそういう召使いだったとしても、実はそんなに珍しくない」


 そうなの! 召使いってちゃんとしてるんだとばかり思ってたけど……でもずっと金持ちの他人に仕えてて、しかもきちんと扱ってもらえなかったらそんな気になる人はいるのかもな。

 そう言えばハヤも「十分支払えてないみたい」って言ってたっけ。仕事ぶりを買われていても、十分な対価が支払われていなかったらやる気が落ちるのは誰でも同じってことか。


「そう言えば仲間って二人のはずだったけど、一人しか来なかったね」

 屋敷に入ってきたのはコウともう一人だけ。あと一人はどこにいたんだろ。コウは珈琲を飲んで俺を見る。

「外に居たさ。最初は窓から投げるでもいいかと思ったんで、下で待ってたんだ。でもあの異臭騒ぎで野次馬も出てたんで」

「キヨリン的には臭いを嫌がって窓を閉めると思ったのかもしれないけどね」

 ハヤはちょっとだけ面白そうに言った。

 そっか、そういう意味もあったんだ、あの臭い玉。確かに高級住宅街であの臭いが流れて来たら、普通は窓を閉め切って窓辺から離れるよな。


「あれって結局何なの?」

 レツに聞かれてシマはちょっとだけいたずらっぽく笑った。

「あるモンスターのゲロだな。草も食べるちょっと変わった種類のヤツで、定期的に吐き戻すんだ。乾燥したままだと無臭で栄養価が高いから、粉にして土に混ぜて畑なんかで肥料に使う。でも添加物がないまま濡れるとものすごい異臭を放つ」

 ゲロ! そんなものまで使ってんの!

 土に混じってれば臭わないんだけどなーとシマは面白そうに言った。コウはちょっとだけ顔をしかめてチラッと自分の手のひらを見た。


「いや、知らないだけで結構普通に使ってるんだぜ?」

 そりゃ固まりじゃなくて粉になってたら、普通に肥料だと思って使ってそうだけど。でも街中のしかもお金持ちじゃ、そんな物知らないよな。

 じゃあキヨの作戦は、あの臭い玉を樋に隠して業者を装ったコウたちを図書室に通し、泥棒をさせることだったと。盗んだ方法だけがわからんのだけど。


「そんで、結局この後どうすんの?」

 泥棒は成功したみたいだけど、今夜引き渡しがあるんだよな。っていうか、その引き渡しを成功させてもこの素人泥棒計画は潰せない。やっぱその辺はキヨが何か考えてるのかな。

「俺はちょっと頼まれ事してるからな。ちょくちょく出るけど」

 そう言えば昨夜も一人で出掛けてたっけ。あれもキヨに言われたのかな。

「当たり。ちなみに言っておくけど、」

 シマは指先でみんなを呼んで額を寄せた。俺たちもテーブルの真ん中に集まる。


「昨日の段階で、すでに泥棒が入った事はバレている」

「うそっ!」

 え、だって俺たち自身が、いつどうやって盗んだのかわかってないってのに?

「もう衛兵が出てた。相手が金持ちだからだろうけど」

 シマは姿勢を戻して珈琲を飲んだ。


 いやでも……あのコレクション室にはあれだけの蔵書とか色んな物があったのに、そんなすぐに無くなったものに気付いたりするか?

「言うほどの大きさじゃなかったって言ったけど、飾られてて目立つようなものだったのかな」

 レツはそう言ってコウを見た。見たら一発で無くなったとわかるような物ってことか。コウはちょっとだけ肩をすくめた。

「キヨくんが渡したのは手のひらサイズの箱だったよ」


 今度はみんなが俺を見た。

 そんなに小さなもので飾られてたのなんてあったかな……俺が先日じっくり見た時に飾られてたのは、剣とか皿とか仮面とか……手のひらサイズなんてなかった気がする。

「異臭騒ぎもあったから、昨日のうちにみっちりした掃除に入ったとか」

 召使いたちがきちんと掃除したから、失ったものに気付いたってことか。それならあり得るのかも。


「っていうかそれ、事前にシマさんに頼むってことは、キヨくんは早い段階でバレるってわかってたってこと?」

 シマは肯定するような、とぼけるような顔で眉を上げた。そしたらシマに見てくるように頼んだのって、決行後に不安があってとかじゃなかったのか。

「コウちゃん、昨日はじっくりキヨリンと一緒に居たんだから、何か聞いてないの?」

 コウはそう言われて、ちょっとだけ驚いたように目を見開いた。


「じっくりって、俺は飲み屋で会って飲んだ程度だよ。キヨくん来たのにあいつらとずっと一緒なのもおかしいから、それでこう……それっぽく別れて、そのまま帰ってきたんだって」

 いつもキヨくん一人で飲みに出る時よりは早かっただろ? と、コウは続けた。俺たちは顔を見合わせた。


「キヨ、夕飯よりも早く出てったよね」

「コウちゃんとはちょっと飲んで帰ってあの時間なら、それまでどこ行ってたの」

 それは……キヨに聞かないとわからないけど。

 でもオフ執事の格好だったんだし、わざわざその格好で一人で飲みに行くってのもおかしいよな。コウだって待ってたはずなのに。

「うっかりあのおばさんに会ってないならいいんだけどー」

 ハヤは珈琲を乱暴にかき混ぜた。ホントに執着されてんだな。

「金さえ出せばいくらでもわがままがきくと思ってる金持ちは、ホントにタチが悪いんだって!」

 ハヤ、もしかして診療所でそういう金持ちの相手したことあるのかな。そういえば前に、貧乏人から取らない分、金持ちからはふんだくるって言ってたっけ。


「でも衛兵が居るとしても、俺たちあそこに近づくことないよね?」

 レツは俺たちを見回した。そうだよな、むしろもうツィエクの屋敷には近づかない方が安全なんだ。

 お金持ちの振りしてたから俺たちが盗んだとは思われてないだろうけど、それでも盗まれる直前に俺たちがあの屋敷に居たのは、メイドだって証言できる。

「でもバレちゃってんだったら、余計にコウちゃんは出歩かない方がいいね。まぁ、あれだけ隠してたら、逆に顔出してる方が安全かもだけど」

 顔半分隠してたし、髪だってまったく見せてなかったもんな。コウはパンをきれいに食べ終わって珈琲を飲んだ。

「そしたら俺は、キヨくんの隣で寝てるかな」

 コウはのんびりそう言った。そうは言っても、キヨだって昼には起きると思うけど。


「で! 結局どっちが上だったの?」


 ハヤは俺を飛び越してコウの肩を引き寄せた。コウはあからさまにガンくれて「団長」とドスの利いた声を出す。


 いやそういうの、俺の頭の上でやらないでクダサイ……

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