3「手遅れ」

あぁ、昨日は色々と大変だったな...

ごめん赤村。私はやっぱり亜瀨なのっ!!!





「おはよう...赤村」

「あっ大竿...おはよう。」

いつもは毎日が深夜テンションの赤村が今日はテンションが低い。

やっぱり昨日の事かな、

罪悪感が体から降り注ぐ




「ねね直人」

「なんだよ」

「なんかさ赤村言ってた?」

「いやてかなんで?」

「いやなんでもない」

「お前ってやつは変だな」

「うっせー黙れ豚」

「なんだよメスゴリラ」

「はいはいそこ静かにー」

先生に注意されてしまった


やっぱり学校は楽しいなっ


















「赤村~」

「なんや鈴木」

「仕事しろって先生が」

「あー日直の仕事かりょーかい」

「恋愛もがんばぁ」

「え」

「笑笑早く仕事行ってきな笑笑」

「はーい」

なんでバレてんの、


「なんでバレてんの、、(小声)」

「だだ漏れですよ~??早く仕事行ってきいや」

「なんでばれてんの」

「知らねぇーよ顔に出てるんだから」

「えまじで?」

「まじまじ」

「うっわ、最悪なんだけど」

「おつかれーwさっさと仕事やってきなよw」

「はーい、」



「がんばれよ笑笑」

こんな声が聞こえたのは自分だけだったのか

失恋ってこんなに辛いんや、


____________________________


それにしても鈴木さんと赤村くん仲いいな...

うらやましい...


「日直の仕事終わった??」

「終わった」

「お疲れさん笑笑」

「疲れたぁ」

ポンポン

えっ里緒奈が赤村の頭を撫でた。

「はぁっ!?!」

思わずでっかな声が出た。


赤村の顔が真っ赤になっていた

「やめろよ///」

時間差で赤村がそういう

「照れてんのツボw」

「かあいいかよ」

「やめろよっ」

「はいそこイチャイチャすんなら外でやってこいよ」

古森先生がそういう

『イチャイチャしてませーん笑笑』

声をそろえて二人が言った









「ねね直人~!!」

「なんっすか姉貴?」

「今日__ト行こー!ちな直人のおごりね♡」

「いいっすよ~」

「あっ!里緒奈と赤村と亜瀨と大竿も誘っていい??!!」

「いいっすよ~」

「やったー!!」

「カワイイ...///」

「なんか言った?」

「あっいやそのゆきは辛味チキンが好き」

「____の音源じゃんwwウケルww」











「赤村~」

「なんだよ」

「今日、直人とうちと里緒奈と大竿と亜瀨で__ト行く約束したんやけど、赤村も来ます?」

「うーん、」

大竿と話しかけられるチャンスだけど、昨日はあんな出来事があったけど、

「幼馴染としてなんとかしてあげるから来てよ~」

「わかった、何時?」

「1時ね___店の店の中集合ね」

「りょーかい」

「まあなんとかできんかったらごめんだけど笑笑」

「なんとかしてよな里帆」

「頑張っときまーす」


「亜瀨も来るの?」

「誘うつもりではあるけど」

「うーん、やめてほしいかも」

「おっけー里緒奈に伝えておく」

「ありがと~」

「まあ亜瀨を誘わんからもっと頑張ってよ?」

「わかった、頑張ってみる」

「チャンス作るんだからね~??」

「りょーかい」



















「こんにちは~!いらっしゃいませ!何名様でしょうか??」

「今は3名なんですけどあとから2名来ます」

「承知しました!計5名様ですかね?こちらへご案内いたします」

「ありがとうございます!」




「ご注文が決まりましたら、店員をお呼びください」

「はーい」






「お前ら、聞け?」

「なんっすか姉貴」

「、あ笑笑」

一瞬で察した里緒奈


「今日は赤村が大竿にアタックします」

「はい」

「はい、笑笑」

笑いながら聞いてる里緒奈と真剣に聞いてる直人


「ってことで今回はうちら3人で赤村の恋を叶えよう作戦っ!!!」

「おー!」

「楽しそうやん」

「直人も親友の恋を叶えるために!!!ね??」

「駿はおれのもんだっつーの...(小声)」

「なんか言った?直人くんっ」

「いやっ、、なんでも、、、ない」

このとき里緒奈と里帆はお互いをみた。

絶対直人嫉妬してんな笑笑

これもこれで面白いことになりそうだけど...

「2名様こちらのお席へどうぞ!」

そして赤村駿基と大竿栞奈はおそろコーデで、来た。

「ふぇっ!?!!?!!?!」

「おそろに、、、してみました」

「めっちゃ可愛いっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

里帆が大きな声で言った

「もー笑笑うるさい!!でもありがとう...笑」

里緒奈と里帆は微笑んだ

「作戦せいこーうっ」

「いえーーい笑笑」

2人はハイタッチをした

「はいはいイチャイチャしな~いそこの二人」

直人が言った

「っ、wwwwwwwwwwwwwwww」

「ふははははwwwwwwwwwww」

「え、なに」

「こわすぎ」

「えちょい2人集合」

「はい、wwwwwwwww」

「わかりました、wwwwwwwww」







「え、君らなんで笑ってたの??」

「いや、ただただ面白くてwwww」

「同じくwwwww」

「いや普通に何が面白いの??www」

多分うちも里帆も

直人が嫉妬してそんなこと言ってるんじゃないかなんて言えないよww

「いやぁ、なんでもなーいww」

「なんでもなーいwww」

「おぉ~いww」





















一方残された側の赤村と大竿はというと

「てかなにしに行ったのあっちの3人?」

「えぇ知らない笑」

「いちゃついてるんかな?笑」

「えぇやば___トでいちゃつくんじゃねーぇよって感じだわ笑」

「それな笑笑」

「てか駿基のコーデ似合ってるね!」

「ありがとう...///栞奈も可愛いよ」

「えありがとうっ!!」

「かわいい、(小声)」

「なんか言った??」

「いやいやなんも言ってない」

「そう?」

いやいやしれっと二人の時は名前呼びしてる二人

いちゃつくんじゃねーぇよ


















「あの二人いちゃついてるんだけど」

「うわぁ、リア充してるわぁ」

「俺の駿...(小声)」

『高橋さ~ん?』

「なんやハモってきて」

「あなたなんて言いましたか?」

「なんも言ってへんけど」

「あっそww」

「あっそうww」

「なんやねん」

「まあ戻ろう~」



「ただいま~!」

「ただいま戻りました~」

「ただいま~」

「おかえり~!」

「おかえりなさ~い」

「3人は何頼む~?」

「うーん何頼もう」

「私は、パフェ頼む~!」

「俺はケーキ頼むかな」

「てかいつの間にそんな話してたん??笑」

「それな笑笑」

「まあね笑みんなが帰ってこないからだよ~笑」

「まあたしかに笑」

「じゃあ私はミニパフェにする~」

「私はパンケーキで!」

「直人は何頼むの~?」

「うーん、俺はショコラケーキをたのもうかな」

「りょーかい」

「今の時代はタブレットで注文するんだね~時代が変わったわね~!」

「え人生何週目?」

「4週目」

「えぇせんぱ~ぁい!」

「先輩は草」

「草がモフモフ生えました」

「だる」

「まあドリンクバー行こうぜ」

「よいぞよ」

「じゃあ、赤村と大竿残ってて~」

「りょーかい」

「わかった~」

「直人とうちと里緒奈で行ってくるから!赤村と大竿何飲む?」

「私は鳥龍茶で!」

「俺はカフェオレで~」

「りょーかい!ここに居てよ??」

「わかったよ笑」







そしてドリンクコーナーにて

「よし、作戦成功~!いえぇーい笑」

「いえぇーい」

「よかったっす笑」

「姉貴~??姉貴は何飲むん??」

「うちは、ファンタ~!」

「まって被らないでもろうて」

「は?お前ファンタ飲むんじゃねぇーよ」

「ファンタグレープを飲むんですが」

「まあいいやうちはカルピスソーダを入れます」

「あ、和解した?」

「したよ笑直人は何飲むの??」

「俺はファンタグレープの炭酸割りにする~」

「ん??」

「姉貴がどっかいったんだけど」

「しらねぇーよ」

「あっそ」

「早く戻るよ」

「はいはい」

ここ2人は不仲なんか?

「こっちもこちらでおもしろいな、笑」

恋のキューピット委員会は動きます!by斎藤里帆
















「お疲れカツカレー」

「なんやねん」

「てかさ~恋のキューピット委員会ってなんでできたの?」

「誰に聞いてる?」

「鈴木さんと直人」

「ええっとね元と言えば直人が作ったんよね」

「そうそう」

「駿基と姉貴を見て思いついたの」

「あそうなんだ~、」

駿基と、斎藤さんなんだ、

聞かなきゃよかったかも、


「お~い、大竿??」

「あぁ、ごめん笑笑」

うえぇーーーいい

うちと里帆が思ってる言葉

多分ふたりとも一致だろう

思っている言葉はね





実はほんとにそうだった__________

恋のキューピット委員会が設立されたのは

赤村と里帆の駿里コンビが一時期両片思い期が来ていたからうちと直人で

設立させて頑張っていた

だけど里帆は赤村の事が好きではなくなってしまったと

それで恋のキューピット委員会はうち1人で頑張っていたわけ













「お待たせしました~!」

「うわぁ!来たぁ!!!」

「ショコラケーキ、パンケーキ、ミニパフェ、ショートケーキ、パフェです!」

『ありがとうございます!!!!』

「ごゆっくりお召し上がりください!」

「は~い!」

「うまそ~」

「おいしそ~!」

「いただきます!」

「大竿これいる?」

「いる~!」

「はい口開けて~」

「あ~」

「はい」

「うわぁ!めっちゃ美味しい」

「ね?めっちゃわかる」

赤村、大竿はいちゃついてる反対側はというと...??













「姉貴これいる??」

「いる~!」

「はい!どうぞ~」

「うんま!」

「おいしい??」

「めっちゃ美味しい!」

「よかった~!」

おめぇよかったじゃねぇ~よ

こちらもこちらでいちゃついてるんじゃねぇーか

一人ぼっちなんだが??

おごってもらえばいいや~

いちゃついてる方が悪いんだし



















「おいしかった~」

「ね~!」

「直人~!このあとどこ行く?」

「カラオケっしょ!姉貴歌上手いし~」

「まぁ~ね~」

「自分でいうな」

「まあガチでうまいからね」

「う~ん里帆はわかんねぇ」

「えそれな」

「おぉい」

「まあカラオケいきましょう!」


















カラオケ到着

「何名様でしょうか?」

「5人です!」

「承知しました14番のお部屋へどうぞ」

「は~い」

「ありがとうございます~」

____________________________________


「楽しみだわ~」

「ね~」

「鈴木さんとカラオケしたことないわ~笑笑」

「里緒奈は歌うまそう笑笑」

「里帆は歌下手なんじゃない??」

「おい駿基何言ってんだよ」

「笑笑」









「へいとうちゃっく!」

「ドリンク行ってくる~里帆も行く??」

「行く~直人行くよ~」

「ちょっとまって姉貴~!」

「いってきま~す!」

「いってらっしゃ~い」

「いってらっしゃ~い!」

さぁさぁ、2人きりだとどうなるんでしょうか?2人は

気まずくなるのか~

めちゃくちゃいちゃつくのか







3人が期待してドリンクバー行き、残された2人は??

「栞奈何を歌う??」

「うーん私はまだいいかな笑笑」

「じゃあ何を聞きたい??」

「うーんエモい系の流行りの曲系がいいな!」

「じゃあ組んどいて里緒奈に歌わせるか」

「斎藤さんにも歌わせちゃって!笑笑」

「そうやな笑笑」

いやいや自分たちで歌えよby鈴木里緒奈





















一方ドリンク行った3人は...?

「うぇーーーい」

「うぇぇぇぇーい」

「またまた作戦せいこー」

「うぇーーーい」

「なんやこのテンション」

「めずらしいじゃない高橋氏がツッコむなんて」

「いやおかしいだろこんなテンション」

「そうね笑笑」

「入れた?」

「里帆ガン無視やん笑笑」

「まあいいやん笑笑」

「戻ろ~」

「へいよ」









「おまた~」

「戻りました~」

「遅くなりやした~」

「2人のも入れてきたよ~」

「ありがと~」

「ありがと~!」

「さっそく歌いましょう!」

「あ、もう指名が来てます鈴木氏」

「え、うち?」

「鈴木さんの歌も聞いてみたいんだもん~」

「ってことで~??」

『スタート!』


「君を泣かすなら~♪」

歌い終わり_____

「おぉやっぱ里緒奈は歌うまいな」

「それな!」

「ありがとね笑笑」

「さあ!点数発表だ!」

「里緒奈の点数は??」

99点

「うわ~おっしい~」

「ほんとに里緒奈歌上手いわね笑笑」

「たしかに笑笑」


「へいつぎは里帆~」

「姉貴頑張って~!」

「まって、強化里帆担がおるんだが」

「さあ斎藤里帆曲はこの曲だぁ!」

「まじの里帆担おったんだが」


”君へ届ける愛”

「誰選曲したやつwww」

「たぶん駿基これ」

「うわぁ、www」

「俺だよ」

「駿基らしいわね笑笑」


「透明なぁ~♪」

歌い終わり__________

「姉貴歌上手かったっす!」

「ありがと~!なおっと!」

「何この会話天使??」

「お~い大竿さ~ん??」

92点

「うわぁ、やっぱ里緒奈の方が点数高いわ」

「この曲むずいよね~」

「そう??笑笑」

「お次は駿基!」

「えぇ俺?」

「そぉだよ!」

「俺は歌わない予定だったんだが」

「赤村の歌も聞いてみたい~!!」

「ほらぁ、大竿も言ってるんだから!歌いなさい!駿基?」

「えぇ、わかったよ」

「うぇーーーい」

「選曲はうちがする!」

「えぇ里緒奈のことだから変なの選びそう」

「うわ、wwwwwwwwwwwww」

「え、まって嫌な予感がするんだが」

「はい、wwww」

『スタート!!wwwwwww』


「あんな恋がしたくて~♪」

歌い終わり

「よくもやってくれたな里緒奈!」

「でも天才やったわww」

「ね??ww」

「駿基があんな歌うたってるのはじめてみた」

「ここに関心しちゃってるやつおるんやけど」

「知らね」

「さあ!赤村駿基!点数は!?」

「里帆より高ければいい」

「おぉいお前よくも言ってくれたね」

94点

「よっしゃぁ!!!!!!!!」

「今期一番喜んでるじゃん駿基」

「おいおいおいおい」

「あぁ、やめやめやめ戦闘はじまるから」

「それなそれな笑笑」

「さあさあ続いては直人~」

「うえっぇ俺?」

「そぉだよ!」

「えぇ、何を歌おう」

「また里緒奈に選ばれるよ」

「選曲はね~」

「姉貴の選曲見てみたい」

「どんまい鈴木さん笑笑」

「くっそ~ネタ系を選曲しようと思ったのに」

「じゃあーあー」

「姉貴の選曲楽しみだな、(小声)」

「おい聞こえんてんぞ~」

「え、俺なんか言った??」

「まあいいや」

『スタート!!』


「何度も継がれるように~♪ww」


歌い終わり

「ねぇ!姉貴のせいで笑っちゃったじゃんww」

「それは里帆が悪いwww」

「それなww」

「私のせいじゃないも~んww」

「まあ歌い切ったんだからいいんじゃない??ww」

「本気で歌ってたのに~ぃ」

「まって直人拗ねたんだがwwwwwwwwwwww」

「里緒奈ツボリすぎwwwww」

98点

「うえぇーーーいい」

「たかーーーーい」

「もし直人が笑わなかったら99点か100点狙えた!?!」

「たしかに笑笑」



「次は栞奈だね♡」

「きもいきもい」

「えぇ私歌うたわない予定だったのに」

「大竿の歌も聞いてみたい」

「ほらぁん赤村駿基も言ってるんだから!」

「きも」

「自覚済み☆」

「それなら、、」

「うぇーーーーい」


「きみの手を~♪」

歌い終わり____

「結構よかった!!」

「それ上手い人が言う言葉じゃない」

「うんそれな」

「でも久しぶりにカラオケ行ってとっても楽しかった~!」

「いい子やん」

90点

「いい点数やん」

「ええやん」

「まあまあいいかなって感じっ」

「そーやな笑笑」

とそんなゆったりした会話をしていた時に直人から提案をされた

「一番点数低かった人が罰ゲームにしようぜ!」

「お!ええやん~!」

「えぇ~ちょっとまってってことは」

「直人が98点、里緒奈が99点、駿基が94点、うちが92点、大竿が90点だから、」

「大竿栞奈が罰ゲーム!」

「いえぇーーい!!」

「罰ゲームは何にします?姉貴」

「うーんじゃあぁ」

「えぇなんかいやな予感するっ」

「全員の飲み物入れてきてっ!」

「あぁよかった、笑」

「かるっ罰ゲーム」

「まあいいじゃないっすか」

「何飲みますか~?」

「私はぶどうジュース炭酸割りで!」

「姉貴、エナジードリンク卒業?!」

「そーだよん!」

「じゃあ俺も、、ぶどうジュース炭酸割りで、、」

「鈍感里帆め、、、(小声)」

里緒奈はこう言った

鈍感里帆が気づくのはまだ先のようだ___

「私はココアの冷たい方で!」

「おばさんかwww」

「そろそろしばくで??wwww」

「じゃあお願いしまーす!」

「ちょちょちょ駿基のは??笑笑笑笑」

「あ、ごめん駿基!」

「いいよいいよ俺手伝いで行くからついでに」

「あら優男やない」

「ほら、行こう栞奈」

「え、うん///」

「あらん」

「えきっしょ」

「自覚済み☆」

「姉貴にきしょとかいうな!」

「は?」

「ガチギレ草」

栞奈と駿基は外へ出た


「駿基どーしたの??」

「ううん笑笑なんでもない笑」

「そっか~笑」

と何気ない会話をしていた時


「駿基じゃ~ん!」

「お、亜瀨じゃん」

「やほやほ」

「今日は誰と来たん?」

「俺は西山と田んぼと」

「あーそうなんや」

「そっちは??」

「俺と直人と里帆と栞奈と里緒奈で来たよ」

「めずらしいじゃな~い」

「青春しとるや~ん」

「あれ田んぼ!」

「やほ駿基と栞奈!てかさなんで俺って田んぼって呼ばれとるの?笑笑笑」

「田村さんだから笑笑」

「後でそっちの部屋行ってもよき?」

「良いとおもう!多分...」

「ありがと~何番?」

「14」

「まって隣www」

「何番??ww」

「15」

「隣やんww」

「じゃあ後で行くわ~」

「はいよ~」

「じゃああとでな~」

「は~い」

女子一人だけ話に入れてないのなぜ??

普通にひどない??by栞奈





















一方、学級委員と元学級委員(一人)コンビはというと...

「姉貴次何歌いたいっすか?」

「うーんうちの学校の校歌!」

「え、ないんよ普通」

「いやぁあるでしょ?」

「ないんよ普通に考えて」

「カラオケにアカペラ機械あるからそれで歌ったら??」

「さっすが直人~!」

「てんさ~い(棒)」

「ちょっと!私のセリフ取らないでよ!」

「まあいいじゃん」

「早く歌ってください!」

「は~い笑笑」



『ただいま~』

『おかえりなさ~い』

「おかえり~といらっしゃ~い」

『いらっしゃ~い!』

ハモリでただいまが来て

ハモリでおかえりが帰ってくるる

え?天才??by里緒奈



「おじゃましま~す」

「いらっしゃ~い」

「ど~ぞ~ここ」

「おっじゃましま~す!」

「あれ田んぼさんやないっすか~」

「お!田んぼ!」

「お、里緒奈に里帆に直人やん!やっほ~」

「やほ~」

「やっほ!」

「てか里帆がカラオケに来てるけど歌上手いの?笑笑笑笑」

「歌上手いに決まってるじゃん!!」

「里帆、92点。駿基に2点差で負けたことは現実的に見てる?」

「見てない」

「は?おいたんぼいくぞ」

「どこへ?」

「ドリンクバーへ」

「なぜ?」

「ドリンクがなくなったからにきまってるじゃないかよ!」

「キレるなキレるな。行くから行くから」

「あ、あね、き、おれ、は?」

「行く4!」

「行くよん、?」

「4」

「え、?笑笑笑笑」

「まあ、いってらっしゃい笑笑笑笑」

「いってきます!」

「いってきます、笑」

「悲しませても知らねぇぞ(小声)」


そんな理由は____


「ゔぅ、、泣」

「泣くな泣くな笑笑笑笑」

「姉貴が選んでくれなかった、、、泣」

「お前、恋のキューピット委員会設立者が泣いててどうすんねん」

「うん、、泣」

「すぐに立ち直って動くもんだろ?」

「そうだよね、、泣。頑張るよ俺。」

「頑張れ応援しとるから」

「てかさ里緒奈ってさ変なタイミングでさいいこと言うよね笑」

「は??笑笑いつもいいこと言ってるやんか笑笑なめんじゃねぇーよ笑笑」

「お二人とも~???」

「あ、はいはい!赤村駿基さんどうされた感じ??」

「お二人が歌上手コンビだから、ハモリで歌うたってほしいのさよ」

「俺、姉貴と歌いたi(((」

「聞きたいんだもん!」

「ほら、栞奈も言ってるからいいでしょ??」

軽く圧をかけて言ってる赤村駿基

「わかった」

「わかりましたよ~」

「やったあ!楽しみだな~!」

「笑」


一方の田んぼと里帆は...?

「今ね、大竿と赤村いい感じよ」

「え?だけど大竿は亜瀨じゃないの?」

「そうだけど、なんかね、赤村のとこ行きそう。笑」

「まじか...」

「まあ、誰と成立するのなんか大竿次第だもんね」

「そうだな」

「てかコーラにして」

「りょ」

「はい、一口飲んでいいよ」

「うま!里帆も飲めよ」

「いただきまーす!!ってうま」

「このストロー使って飲みながら帰るかwww」

「カップルみたいで草」

「深い意味ねぇからな勘違いすんなよアホ」



とカラオケの部屋の方はというと

「高橋氏、曲はナニニシマスカ?」

「鈴木氏選んでどうぞ~」

「じゃあこの曲で!」

と歌う前にドリンクバーに行った2人が戻ってきた

「次は誰が何を歌うん?」

「高得点の二人がハモリで歌いまーす!!」

「えぇ!!選んだ人天才??」

「え、ちなみに直人と里緒奈は何点だったん??」

「98」

「99」

「えぇたっか!!」

「このメンツの1、2位を争う人ですね」

「えぇめっちゃ聞きたい!!」

里帆が嫉妬するのを楽しみにしていた直人だが...笑

「えぇ!!あの学級委員歌うまコンビが歌うとは!?!めっちゃくちゃ聞きたい!!」

「どんまい直人(小声)」

「うん(小声)」

「それではみなさん揃ったということで」

「おねがいします!!」

『スタート!!』



「そんな毎日を繰り返してない?♪」

「こんな毎日をずっと過ごしたくない?♪」

『自身がない君はそういったんだ♪』

歌い終わり____

「うわ~ぁやっぱさいっこう」

「声質あいすぎやし」

「やっぱし歌上手いし」

「最高だわ」

「うますぎ!!!アンコールアンコール!!」

「ちょ、ちょ、ちょ、里帆」

『アンコール!!アンコール!』

「え~どうします??」

「俺、鈴木と一緒に歌いたい」

「亜瀨なんか言った~??」

「歌わせてください!」

87点の俺にはかなわないのかな...?

99点って嘘つけば一緒に歌えるのかな...

「じゃあ曲は任せます!!」

「じゃあぁ、”かわいいあの子が見てる空!!”」

「ゑ!?!」

『はい、せーので!?!』


「可愛いあの子はいつも空を見上げてた~♪」

「あの子はいつも~♪」

『瞳は私の味方~♪」

歌い終わり__

『何点だ~???』

そこには100点という文字が

『えぇぇぇぇぇええええええええぇええええええええええええええ!!!!!!!!!』

「亜瀨も里緒奈もすごいじゃん!」

「令和の中咲智咲と沢崎謙時やん!」

「田んぼなんでそんなに昭和の歌手に詳しいのwwww」

「無理wwww死ぬwwwww」

そんな和気あいあいとした空間の中、一人うつむいたままだった。

それに気づいた里緒奈と里帆は利点を利かせ、

「栞奈どうしたん。体調悪い?」

「ううん...大丈夫。一人にしてくれる?」

里緒奈はまだ気づいていなかった

「わかった。またなにかあったら言ってね…笑」

「うん」

里帆と里緒奈はそういい、みんながいるところに戻っていった。

男子は栞奈に目もくれず、カラオケを楽しんでいた。

「もうこんな時間か~」

「ね~そろそろ私帰ろうかな。」

「えぇ里緒奈帰っちゃうの?」

「じゃあ私も帰るよ。栞奈も帰る?」

「うん...」

「んじゃ男子軍さいなら~」

「あっはいこれお金」

「いいよいいよ俺らが払っとくから」

「これは里帆からの感謝の気持ちです。笑楽しませてもらってし...」

「あーごめんな。。じゃあもらっとくわ」

「はい」

「じゃばいば~い」

「待ってください姉貴!」

「ん??」

「姉貴帰り一人じゃないですか」

「え?里緒奈と栞奈と帰るよ?」

「だけどあそこで別れちゃうじゃないですか...あぶないっすよ」

「大丈夫だよありがとう」

里帆は微笑んだ

「いや送っていきます...」

「いいの???ありがとう!!」

「よかったじゃん直人!」

「うん!」

「元気やねぇ」

「直人行くわよ!!」

「は~い」

「栞奈送ってくよ」

「いいよいいよ!!駿基今日買い物あるんでしょ??」

「いやいや家近いから送らせて」

「わかった笑ありがとう笑」

ほんとは亜瀨と帰れたらよかったとか思ってたんだけどな、、笑

「みんな恋愛してんな~!楽しそうで何よりだわ笑」

「鈴木~?」

「亜瀨やんどした?」

「一緒に帰ろうや」

「ごめんやん笑今日は買い物せなあかんねん」

「あ~そうなんやね。わかった~」

え、まって

亜瀨は里緒奈のことが好きなん?

ってことは、

大竿→亜瀨→里緒奈ってことなん?

おいどういうことだ

説明しろ里緒奈

そしてついに里帆はこう言った。

「亜瀨って里緒奈のこと好きなん?」

「え?そ、そんなわけないじゃん...」

「顔に嘘って書いてあるけど。ちょっと来いよ亜瀨」

「わ、わかった...」

まじのガチギレした顔で言ってきた里帆はめちゃくちゃ怖かっただろう...


里帆はカラオケの喫煙所前に亜瀨を呼び出した。

「ねぇ、亜瀨さ思うんだけど思わせぶりやばいよ」

里帆は言った

「里緒奈のこと好きなら他の女子に思わせぶりしたらだめじゃん。」

「まじで...」

「もしかしてさ。里帆ってさ俺の事好きなの?」

「は?んなわけないじゃん。私は応援側だし」

そしてもう一言里帆はブツブツ言った

「しかも他に好きな人いるし...」

「そっか笑」

「ま、戻ろっか!強く言ってごめんね...。」

「大丈夫だよ!里緒奈に一途になろうって思えたし!」

「それでもいいと思うよ」

そしてカラオケの部屋に戻った

「ただいま帰宅です。」

「ということで私は直人と、大竿栞奈は赤村駿基と、里緒奈は亜瀨と、そして田んぼは...?」

「あっ!俺西田おいてきてる!西田と帰るわ!」

「はいよ~」

「じゃ!かいさ~ん」

『ばいば~い』





栞奈と駿基ペアは...

「なんか、久しぶりだね。前の塾帰り以来かな...」

「たしかにね」

すると栞奈は泣き出してしまった。

「グスン...」

「どうしたの??栞奈」

「なんか亜瀨が里緒奈に取られちゃいそうで...」

「...」

「ごめんね...いつも一緒に帰るときこんな暗い話して」

栞奈はうつむきながら言った

「面白い話が聞きたい、!」

「え、面白い話か~...俺最近ずっと家におったからな~」


里帆と直人ペアは...

「今日は楽しかったね!!」

「そうですね!姉貴」

「てかなんで姉貴呼びなの?」

「姉貴のスパイだからです」

「え、私誰かに狙われてるのww」

笑いながら言った

「まだ死にたくないww直人守ってね!!」

「は、はいっ!!!」

「やった!ボディーガード誕生!」

「ボディーガードの高橋直人です!」



一方の亜瀨と里緒奈ペアはというと...

「里緒奈って好きな人いるん?」

「んー、どっちかっていうと見る専かなー、好きな人いないし...笑」

微笑みながら言った

「できたら楽しいだろうね~笑そういう亜瀨は??」

「えっ...まあいるけど...」

「栞奈?」

「ううん」

「里帆??」

「これ以上言わない。」

〈里帆も違うって言ったら消去法で里緒奈ってバレるっ!(亜瀨の心の声)〉

〈絶対里帆やん(里緒奈の心の声)〉





帰宅後の里緒奈と直人のメールにて

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里帆とたくさん喋れた??

                      姉貴とたくさん喋れたし距離縮んだ気がする

おぉ~

よかったじゃん

                      ありがとうね里緒奈

恋のキューピット委員会が頑張んないと

                      栞奈と駿基の恋も叶えてあげようぜ

お、そういう気持ちになったんか?

                      なんかそういう気持ちになった笑

まあ頑張りましょ~

                      うん

                      既読:数分前

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里帆と駿基のメールにて

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どうやどうや  

                         なにが??

大竿と距離縮んだか?

                         少しはね、笑

まさか、気まずい話をしてしまった赤村か??

                         なんでわかったん?

文面的に

                         すげーなエスパーやん

まあなっ

がんばれよ

                         おん

                         既読:数分前


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里帆は駿基と連絡した後、里帆はソファーに倒れた

「はぁ、学校やだな、だるすぎる。」

とそこに一通のメールが来た


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                       姉貴、明日学校一緒に行きましょ!

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「え、かわいいな、、笑笑」

直人からのメールだった

「ちょっといじわるしちゃお!笑笑」

直人にちょっかいかけたくなった里帆はメールをした


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                       姉貴、明日学校一緒に行きましょ!!

いいよ!

だけど里緒奈も一緒でもいい?

                     わかりました、

おっけー!あそこの歯医者のとこに

8時集合ね!

                      はい!

                      既読:数分前

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里帆は電話をかけた


〈もしもし~里緒奈?〉

【はいはい、なんなん?】

〈明日、直人と一緒に学校行くから里緒奈も一緒に行こう!〉

【わかりました~あそこの歯医者ね?】

〈さっすが!持つべき友!〉

【あそこはうちらの集合場所やんわら】

〈そうね笑じゃあよろしくねん!〉

【はいよ~】


里緒奈はブツブツ何か言っていたが、里帆には届かず

里帆は電話を切った。




~そして翌日の朝~

 直人が里帆たちより先に集合場所に来ていた

「あ、直人来てる!驚かそっ!」


「わっ!!!!」

「わっ!びっくりした!もう驚かさせないでくださいよ、、」

「かわいぃぃぃぃいぃぃぃ!!」

「照れるじゃないですか....///」

「かわいぃぃぃぃいぃぃぃ」

「心臓に悪い、、///」

街中でいちゃついてる直人と里帆のもとに

里緒奈がやってきた

「おはよ~って直人顔真っ赤やけど大丈夫そ??笑笑」

「大丈夫、//」

「あ、なるほどね笑笑笑笑((察した笑笑」

「じゃあ行きましょう!!」



「ぜったいこいつ、無意識やん(((小声」


と言いながら里緒奈は歩き出した

「あ、今日さ学校終わりにスタバ行きたい!!」

「あっごめんうち今日野原氏と遊ぶから」

「直人っちは??」

「大丈夫ですよ、行きましょ!!」                      


学校の中で歩いてる時

「てか今日席替えあるじゃん!」

「そやな」

「えー直人と隣がいい!!教科書忘れたときに見せてくれそうww」

「独断の偏見で草」

「もちろん見せます!」

「まあ駿基でもいいなー」

「えっ....」

と直人は落ち込みながら4階に向かった

教室に入ると、黒板に席順が書いてあった

「やった!!直人と悟さんと隣だ!」

「いえぇーーーーい!」

あんなに落ち込んでいた直人が一気に明るくなった

「そういえば姉貴」

「ん~??」

「なんで俺と悟の隣で喜んでいるんですか?」

「悟さんはね~」

「もしかして好きな人なんですか.........?」

「ううん!!推しだよ!」

「じゃあ好きな人じゃないっすか!!」

「違うよ違う!推しと好きな人は違うんだよ!!知らないの~??」

「知らないですよ!

「えぇやっぱり直人は男子だ!!!」

「教えてよ姉貴~泣」


「はいは~い。いちゃつくなら外でやれ~」

「すいませ~nって里緒奈じゃんか」

「里緒奈どこいっとったん?」

「4階」

「ここも4階だわっ」

「先生とこへ行ってたの」

「あっそう」

「っていうか何いちゃついてたん?」

「直人が女子じゃないってことを認識したのさっき」

「推しと好きな人の違いを姉貴が教えてくれないんの!」

涙目になりながら直人は訴えた

「あ、やっぱ女子じゃねぇわwwwwww」

「ねぇなんで里緒奈も教えてくれないの~泣泣」


「うちの直人をいじめるやつは誰だ~??ww」

「あれれ~?赤村駿基じゃんかww早いわねww」

「栞奈と来たんよ」

「おはよ~!」

「ふぇぇぇぇ!?!!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?」

「クエスチョンマークとエクスクラメーションマークがすごい見える」

「うるせぇな」

「姉貴ちょっと静かにっ」

「てかよく二人で来たね笑笑笑笑」

「えなんで??」

「こいつら二人で行きたくねぇからうちで板挟みしてきたんだよ?意味わからんし、しかも結局二人でいちゃついてるんだよ」

「えぇ俺里緒奈のこと誘ってない」

「知っとるわ!こいつが誘ってきたんじゃい」

「えぇ?直人が誘ったんじゃないの~??」

「駿基赤村と栞奈大竿はどっちが誘ったの??」

「し、大竿から」

「wえぇ!?!!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?」

「またもやうるせぇな」

「明日は雨降るな」

「いやいや大嵐だろ」

「なんでわかるの?」

『秘密ぅ~」

「学級委員コンビハモらないで」

「たまたまです笑笑」

「まあでも明日はほんとに大嵐って言ってたし」

『誰が!?』

「こっちは少ないのね笑笑笑笑」

「テレビが」

「気象予報士さんね」

「あは~ん、気象予報士さんはうちらの出来事を見越して大嵐と言ったのね」

「うぇーーーい」

「いやいや学級委員コンビでハイタッチすな」

里帆の表情が暗くなっていた

「二やついてるんだけど里緒奈が」

「なんでもな~いニヤニヤ」

「こっわww」

里帆の表情はもとに戻った

「姉貴体調悪いなら言ってくださいね!」

「いやいややっぱ君は里帆担だな」

「担??」

「やっぱお前アイドルに興味ねーな?」

「推しね?」

「そうだけど」

「うぇぇぇ!?!!?!?!??!!?!??!?!?!?!?」

「栞奈~???」

里緒奈と里帆は一瞬で二ヤついた

だってさっき駿基は栞奈呼びから大竿呼びにわざわざ変えた

なのに今は栞奈呼び

あぁ~やはりやはり

2人の空間に入っとるわね



「あぁ、ごめんごめん笑笑笑笑」

「大丈夫やで」

「担っていうのは担当って感じで、私は何の担当です!って言ってるの!」

「だから里帆担って言ったら、里帆の担当=里帆のファンってこと~」

「へぇ~」

「てかなんで里帆担で例えをしたん??笑笑」

「里帆担がここにおるから」

「あぁ~なるほどね笑笑」

「栞奈担もいそうやけどな笑」

「それな笑」




そして時は過ぎ


里帆と里緒奈は里緒奈の家でお泊り会をしようと、夕方(といってもめっちゃ暗い)に

買い出しにでかけた。

「なに買う?」

「えーやっぱお菓子だろ」

「それ」

「あと恋バナをしたい♡」

そんな話をしていたら、ある男の子と女の子がこちらに駆けつけてきた。


「はぁ、はぁ、、、」

「あれ!心ちゃんと斗亜くんじゃ~ん久しぶり!」

「この二人は??」

「直人の妹ちゃんと弟くん!」

「あー!なるほどっ!はじめまして!斎藤里帆です!」

「よろしくお願いします!ところで里緒奈ちゃん!直人知らない??」

「直人は知らないな~」

「直人はさっきまで一緒にいたよ?」

「だけど帰ったんじゃ??」

「ないの、、直人がいないの」

「え」

「え?」

「お母さんがさっきから心配してたから探しに来た」

「てかえらいね!!3年生と1年生で6年生探しに来たって!」

「それどころじゃないから笑」

「それどこじゃないよもちろん探しに行かないと」

「わかってるよ。笑じゃあ心ちゃんと斗亜くんは家に帰って直人を探すって言っといて!」

「わかった、!」

「ありがとう里緒奈ちゃん里帆ちゃん!」

「もちろんだよ!よしまずは、赤村宅や」

「そやな行くぞ!」

「じゃあ気を付けて帰ってね姉弟二人!」

「はい!」

「よし行くぞ」

「りょ」

「大竿も手伝えって言う?笑」

「道の途中で言えばいいよ笑」

「たし」

ぴ~んぽ~ん

「は~い?」

「鈴木里緒奈です!高橋直人って今赤村宅にいらっしゃいますか?」

「もしかして、探してる??」

「はい!」

「じゃあちょっと待ってね!」

「はい?」

駿基のお母さんが家から出てきた

「お久しぶりです!もしかして、駿基も家にいない感じですかね?」

「そうなんだよね~家に帰って来てないの」

「うわ~まじか」

「さっきからこの辺り探しているんだけどいなくて」

「よし、里帆行くぞ」

「それでは、探しに行くたびにでてきます!お母様は家にいて大丈夫ですよ!」

「ほんと?夜遅いから気を付けてね!二人のお母さんの連絡先教えてくれる?」

「あ、これです!」

「これです!」

「私の方から連絡しとくから!」

「ありがとうございます!」

「ありがとうございます!」

「気を付けてね!」

「はい!」

「いってらっしゃい!」

「いってきます!」

「いってきます!」

2人は歩き出した

「まずは歩きながら里帆は大竿に連絡してから情報を集める」

「り」



里帆と栞奈のメールにて

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大竿氏今どこ

                        バスの中なんだけどどしたの??

駿直行方不明になった

                        え、、

だからバス降りたら探すの手伝って

                        りょうかい!

今里緒奈と一緒に家の近辺探してるから学校付近を

                        今バス降りた

ん。

既読:数分前

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「今大竿が学校付近調べると」

「りょ」

「そういえばさ」

「この辺に廃家多かったよね?」

「そうだわ」

「そこじゃない?」

「うちの家の隣に一個ある」

「う、まって幼馴染じゃない?里帆の」

「犯人?」

「そう」

「うわあいつじゃんじゃあ」

「早くない??笑特定すんの」

「まあいいよ廃家行こ」

「ちょいまち駿基どうしよ」

「うわぁ、そうやった」

「先に、直人行くか??」

「そーやな」

「うーん大竿に任せっか」

「赤大コンビは永遠♡じゃなくて」

「きっも」

「自覚済み」

「大竿に連絡しといて」

「り」


栞奈と里帆メールにて

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                     直人見つかった?

場所は見つけた

                     よかった

駿基探して

                     駿基見つかってないのね。りょーかい

しくよろ

既読:数分前

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「向こうから連絡来てた笑」

「あっそう笑」

「駿基の方は任せた言った」

「りょ」

「てか遠ない?」

「それなすぎる」

「つかれたよ」

「うちの家の隣は廃家ってなんでやろってずっと思ってた笑」

「まあねなんでつぶれないんやろみたいな?」

「そうそう」

「やっとついたで」

「里帆はどーする?」

「直人の居場所わかったし駿基探してくるわ」

里帆は駿基を探しにいくために里緒奈と別れて駿基を探しに行った


「何この雰囲気だるい感じ」

家の扉を開けようとした時

「何をしてるんですか???」

「え??」

「あれ、里緒奈ちゃんじゃん」

「あれお兄さんどうしたんです?」

「里緒奈ちゃん家ここ?」

「いいえ、友達の家へ来たんです」

「そうなんだね笑雰囲気やばそうな感じだったから止めたけど友達の家なら大丈夫だね笑」

「大丈夫です!それではまた!」

「うん!気を付けてね」

「はい!」


里緒奈は家の中に入っていた

「直人~??」

「んゔん!!」

「そこにいるのは誰かい??」

誘拐犯(?)が喋った

「あ?お前こそ誰だよ」

「俺は里帆の幼馴染ならぬお兄ちゃん」

「で?」

「里帆を邪魔するやつを殺しにきた」

「そいつは殺させないよw」

「君は誰かい?」

「うちは直人の友達」

「ほう」

「近所だから見に来た」

「ほう。じゃあ一発殴るか」


ボコッ

里緒奈は一発殴られた

「っ、」

「!!!!」

「弱いね~!弱い者がこんなとこ来てどうするのかなぁ?」

ボコッ

「っつ、」

「お前こそ弱い者だなwwww」

「は、?」

「うちの正体を見といたほうがいいんじゃない?www」

「こいつ、誘拐犯を捕まえたやつか、」

「だからさぁ、今すぐに離した方がいいよん」

「離さないよ」

「いやいや小6なめんなよ?」

里緒奈の別人格が見えた気がした

「は??」

「小6なめんじゃねぇーよって意味だよてめぇわからんのか?あ??」

「チッ、覚えとけよ??」

犯人は逃げて行った

「ありがとう里緒奈、」

「てかなんで直人拘束されるわけ?笑」

「しらない、、」

直人は声が震えていた

「人怖くなったん?笑」

「うん、」

「やっぱなぁ大切なのは人を信じることやねん」

「里緒奈は信頼できるかも」

「ありがとーね笑じゃあ君は行く場所があるから行っておいで」

「どこへ、?」

「里帆の場所へ」

「え?里帆も探してくれてるの、、??」

「そだよ」

「誰が一番最初に探そうって言いだした?」

「お前の姉弟の心ちゃん斗亜くん」

「うわ...こんな時間にごめんな…泣」


「てか今里帆1人ってこと?」

「そやで」

「里緒奈も女子だろ?一人で帰るのは危ない。二人で里帆を探しに行こう。その方が早いし」

「そうやな笑」

直人はこんなにもイケメンなん?笑by里緒奈



「早く里帆を探さないと...」

「俺の里帆が....(((ボソッ」

「そやなぁ笑」

「ちょっとメールしてみるわ」

「おん」

直人はメールを送った

~1時間後~

「いつもなら10分弱で帰ってくるのに」

「え?まじ?」

そんな中里帆は昔想いを寄せられていた幼馴染に脅されていた


「久しぶり♡斎藤里帆ちゃんっ」

「きゃあっ!って宙...?」

「そうだよ。前に君に告白して振られたんだよ」

「ねぇ。やめてよ…友達を探してるの」

「それは君にとってどんな存在?」

「大切な大切な友達。駿基を探しに来たの。あと駿基の親友の直人を」

「あぁ駿基は幼稚園の頃からいつも里帆と帰ってたから嫌いだよ」←大嘘


「直人ってやつはメール繋いでる??」

「うん…」

「みーせーてっ」

「はい...」

「へーこんなにイチャイチャしてんだ」


「ほんとに友達??」

「そうだよ」

「絶対違うじゃん。無理♡」


「だから”里帆はずっと僕と一緒♡”」

「やだ…」

「ん?なんでもないです…」

「ちょっと携帯貸してね」

「えっ...」

「なに?」

「なんでもないよ」

「直人ってやつにメールしとくね?」

「えっ」


〈君が直人くん?僕は里帆ちゃんの幼馴染だよっ。僕の里帆ちゃんを取らないでね♡じゃないと痛い目に合わせちゃうよ…♡〉


~里緒奈と直人~

「まって里帆からメールきた!」

「え、、」

「どうした。?」

「…」

「携帯かしてみぃよ。あなたとのツーショお願いしますっと」

その場所では

携帯のカメラのシャッター音が響いた


~里帆と直人~

「え。ガチやん」

「里帆泣いてる。」

「ふざけんなよ...!」

「とりま探そう」

「あ!お泊り会するから位置情報交換してたんだよ。それ見ればいけるんちゃう?」

「里緒奈ナイスっ」

「___神社だ。」

「行ってみよう。」

「まって直人居ると犯人が燃えるかもよ」

「だけど…行く。里帆が待ってるから」

「おう笑」


「直人後ろ乗って」

「おけ。ないす」

「行くよ~」

「りょかい」

「飛ばすよ~!」

里帆の元へ向かった



「里帆!!!!!!」

「直人里緒奈!」

「あ、君が直人くん?僕は宙っていうんだっ!よろしくね~笑」

「そんな自己紹介なんていいんだよ!里帆を返せ!!!!」

「嫌だもん~里帆ちゃんは僕のもんなんだ」

「里帆はお前のもんなんかじゃねぇ!」

「本人も俺のものがいいって言ってるんだ」

「そんなわけねぇだろボケ!!」

ボコッ


宙を倒した

「里帆行くよ!」

「うん…」


一方駿基の方では

「はなせぇぇぇ!!!」

「やだねぇ」

「お前は何者!?!」

「俺は亜背」

「お前が亜背?」

「そーだよん亜瀨の分身」

「ん?ww」

「お前が里緒奈と話してるのがうざいんだよ」

「あーそうなの??ww」

「てめぇ何笑ってるんだよ」

「いやいやなんでもないww」

ボコッ

「いった、」

とそこに

「駿基、!!!!」

「栞奈....??」

「てめぇは誰だ!?!」

「亜背だよん」

「ちょっとまって亜瀨なの?」

「俺は亜背だ」

「亜瀨ほんと最低。私の好きな人を誘拐するなんて一生ありえない」

「は?こいつが好きなの??きっしょっ」

「え、?」

「駿基今助けに行く」

栞奈は見事に亜瀨の”悪の分身”亜背を倒した



「今、好きな人って、、?」

「笑笑まあまあ今度ね...?」

「可愛い笑笑楽しみにしとくわじゃあ笑笑」

「直人たちのところへ行こう?」

「直人たちもいんの?」

「うん、さっき直人誘拐されたらしい。里帆も…」

「へぇ、」

「なんか宙って言う人らしい」

「え?宙??」

「うん。そいつと同じ幼稚園だから」

「てことは里帆を誘拐したのは里帆の幼馴染?」

「まあそういうことだね」

「きっしょ!!!」

「里帆のことが好きで告白したけど最終的に振られて、それで誘拐したんだろうなー…」



~そして無事に合流~

「駿基!栞奈!!無事だった!?!」

「うん。そんなことより直人と里帆は?大丈夫だったの??」

「俺は里緒奈に助けてもらったよ」

「里帆は俺と里緒奈で助けた」

「同時に3人も誘拐されるなんてね~」

「え?直人?笑笑」

「ん??」

「姉貴呼びじゃねぇの?お前」

「ハッ!!!!」

「私もびっくりした照笑」

「いつも姉貴だから」

「草」


「あってか里緒奈ちょっと来て」

「どしたん」

「俺さ亜瀨の分身に誘拐されたんよ」

「え?」

「それでさなんで誘拐したか聞いたら「俺の里緒奈と仲良く話すな!!!」って言われて思わず笑っちゃったんだよ。そしたら殴られた」


「鈍感モテ女め」

説明しよう。里緒奈の母性によって今まで落ちてきた人、男は28人。女は3人。そうこいつは鈍感モテ女なのだ。

もちろん下駄箱にはたくさんのラブレターとともにチョコが入っていることも知らない。

なぜならそれは、いつも放課後に直人と里帆がこっそり食べているからだ!


「あっ!今日もチョコたくさん入ってる!!」

「里緒奈が来る前に食べちゃおう!」

「うん!!」

こんな会話がされていた


「あっだからいつもあいつらの口の周りにいっつも土みたいなものがついてたんだwwwwwww」

「は?」

「土ほんとに食べたのかと思ったwwwwwヒャッwwwwww」


里緒奈ツボリ入りました。by駿基









「みんな帰ろう~!」

「はぁ、ww今行く~!!」

「今何時よ?笑」

「夜の9時」

「うちもう寝てる時間なんだけどwwww」

「里帆はどーする??」

「お~い??」

「直人さ~ん???」

「どうしたの?赤大コンビ」

『やっぱなんでもな~い』

「こっわ」

「今日、里緒奈と一緒にお泊り会やるんだけど3人も来る?」

「え~親に言ってないな」

「じゃあ三人とも一回家に帰ってまた里緒奈家やってきて」

「りょー」

「りょーかい笑」

「じゃあまた後でね~!」

「はいよ~!」



里緒奈家

「ただいま~」

「ただいま帰りました!お邪魔します!」

「駿基母から聞いたよ~里帆ちゃん大丈夫だった?」

「はい!直人里緒奈に助けてもらったので!」

「ほんとに?じゃあふたりともお風呂入ってきて~」

『は~い』

二階に上がった



「ど~する?二人で一緒に語る?」

「いいよん語ろうか」

2人は風呂に入った

「いやぁねぇ急展開よな」

「それなすぎる」

「さいこうだよいしあmjるhかうぃえhjcまおいwlsd」

「大丈夫か~?生きてるか~!笑笑」


そんな話をしてるうちに里緒奈母が二人の風呂のところに来て話しかけた

「ふたりとも~??お友達きたよ?」

「あ~通してお茶でも出して待っててって言っといて笑」

「は?当たり前やん」

「里緒奈お母さんにキレられてるじゃん笑」

「まあおねがいしゃす」

「お願いします!」

「はいよ~」

里緒奈母が下へ行った

「いやぁ、隠しカメラを設置しといてよかったなぁ」

「いぇす~もっちろんありがたいっすよね~」

「とおてぇ」

















到着した3人はというと、

「じゃあここで待っててね~」

「は~い」

「ありがとうございます」

「わかりました!」

里緒奈母が部屋を出た

「てかすげーな。鈴木里緒奈家」

「たしかに笑笑笑笑」

「お茶を振る舞うときはかならず畳の部屋って」

「てかなんでふたりとも風呂入ったん?」

「うちらが来ることを知ってて」

「たしかに」

話のターゲットは、直人に....

「てか直人」

「ん?」

「なんでさ」

「姉貴呼びから里帆呼びになったの?」

「それうちら二人でずっと思ってた」

「まあ、」

「まあ??笑笑」

「元々里帆が好きで、ずっと」

「うん、笑笑」

「里帆を一回姉貴呼びしたら、姉貴呼びが定着して里帆呼びできなくてさ」

「うん、笑笑」

「で、助けに行った時に里緒奈が里帆って大声で叫んでたからそれにつられて里帆呼びになって今にいたるってわけ」

「ふぇ~ニヤ」

「なるほどね~ニヤニヤ」

二人で二やついていると里緒奈母が戻ってきた

直人は「助かった...」と思っていたそう

「おまたせ~!」

「うわ、!ありがとうございます!」

「美味しそうなご飯が来たんだけど」

「お腹すいたでしょ??」

「はい、!!」

「めっちゃ腹ペコなんすよ~」

「だからここでたべちゃいなね」

「ありがとうございます!!何から何まで、、」

「里緒里帆はそろそろ戻ってくるからついでに一緒にたべちゃいなね!」

「はい!」

『ありがとうございます!!』

「赤村くんと栞奈ちゃん、歌やったほうがいいよハモりきれい」

「笑笑」

「里緒奈お母さんそう思いますよね?俺もそう思うんですよ」

「そうよね~」


一方風呂の二人は

「絶対ええやん」

「とおてぇ」

「ドライヤー終わった?」

「もちろん」

「じゃあ先へ行ってて」

「りょーかい」

里緒奈が下へ降りた

「てかこの家まじ広いんだけど」

里帆がつぶやいた





「いらっしゃ~い」

「お母さんみたいじゃん笑」

「まあ化け物だけど一応振舞いますね」

「里緒もご飯食べといて~」

「ん」

「てか風呂はいってたん?」

「うん」

「ずる」

「寒い」


「ちょっと洗面台借りるね」

「おけーって直人今里帆いるから行かない方がいいんじゃない?」

「まだ服着てなかった?里緒奈」

「もう髪乾かしたてたで」

「あっじゃあ行きます♡」

「きっしょ」

「てか里緒奈すっぴん意外と可愛いのまじで草」

「まってそれ思った栞奈」

「それな駿基」

「いやいや絶対里、姉貴のすっぴんのほうが可愛い」

「てかいつもすっぴんで、きてるよ学校」

「すっぴんで可愛いとか姉貴天才すぎー!」

「は?(何言ってんの?」






~洗面台にて~

「暇だな...だれか来ないかな」

ガチャ

「あ里緒奈!って直人!?!?」

「姉貴可愛すぎ」

「待ってよ...髪濡れてるから見ないで....」

「いいじゃん」

「じゃあ髪乾かして」

「いいっすよ」


「姉貴サラサラすぎですって」

「髪の手入れとか頑張ってるから気づいてくれるの嬉しい!さすが直ちゃん」




リア充×1と非リア×1はというと

「あそこ何してるんだろう」

「遅くない?」

「凸ってみる?笑」

「おっけ~笑」

「そろりそろり」

「まってカレカノしてる死ぬ」

「驚かそう行くよ?」


わっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


「いった、!」

驚いた衝撃で里帆の髪の毛を引っ張ってしまった直人


「もう許さない!」

「えぇ、、許してよ...」

「許す...」

「可愛い、」

『おーい二人の空間入るんじゃねーぇよ』

「お前らやっぱ歌やったほうがええって」

「ハモっただけでそれ言うのさすが鈴木家の遺伝だな」

「それな」

「いや~みんなが芸能の道に進んだらうちはばらすつもりですから」

「何を?」

「「君らがカップルになる前の話」」


里緒奈に

直里帆カップルと赤大カップルがいたことを

テレビで晒されることを考えてもいなかった_________







「はいということで今回の大会は各県の歌うま小学生に来てもらっております!」

「まずは、神奈川県代表、鈴木里緒奈さんです!」

「こんにちは~!お願いします!」

「今日はあのスーパー歌手「仙崎桃子」さんも99点だった〈white love me don't you〉を鈴木里緒奈さんに歌ってもらいます!」

「100点取れるんちゃう?」

「それでは天才歌うま小学生鈴木里緒奈の挑戦だー!!」



「まっしろな粉雪にぃ~♪」

「あの白い頃にはあなたは染まっていなくてぇえ⤴♬」

「その楽しささえ消えていくぅぅぅあああああ⤴♪」


「すごい、見事にあの高音を歌いこなしている…」

里緒奈の歌声は司会の人を圧倒させていた



「white love me don't you~♬」

「save me can you don't never~♪」





「さあ点数は?!!?」

「おぉ!!100点だ!!」

会場中が大きな声援に包まれた

「今のお気持ちはいかがですか?鈴木里緒奈さん!」

「久しぶりに100点が取れたのでほんとに嬉しいです!」

「この番組でも100点は珍しいですよね?審査員の新山さん」

「そうですね~、小学生は高い声や低い声の高低差をコントロールするのが結構難しくて」

「わかります笑」

「でも鈴木さんはそこをしっかり練習していたのかな?すごい綺麗に高低差があって」

「ありがとうございます!」

「ということで賞金の100万円とテレビを見ているお友達やご家族に伝えたいことはあるかな?」

「大竿と赤村、里帆と直人は付き合ってるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ほんとに晒した鈴木里緒奈_____


「はい言いたいこと言えました!」

「それでは鈴木里緒奈さん!ありがとうございました!」

「さようなら!ありがとうございました!」



一方、里帆、直人、駿基、栞奈は里緒奈が出てるテレビ番組をじっくり見ていた

「もうそろそろ出てくるんじゃない!!??」

「あ!!」


「鈴木里緒奈さんです!!(テレビ音)」

「あ!出てる~」

「やばwwめっちゃ里緒奈緊張してそ~」

「white love me don't youです!(テレビ音)」

「えやばー!!キャーーーー!!里緒奈最高!!!!!!!!」


いざ点数発表の時

「100点です!!(テレビ音)」

「ええええええええええええ!すごい賞金もらえるじゃん!!!!!」

「何か言いたいことはあるますか??」


「大竿と赤村、里帆と直人は付き合ってるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


その瞬間、テレビの前にいた4人は硬直した


『えっ?』『は?』(揃って)

「私と赤村くん!?!」

「俺と里帆?!!?」


ええぇっー!!?!?



そう。ほんとに里緒奈は暴露したのだった

そしてこの暴露が四人にとって悲劇となるのをまだ誰も知らない...



"地獄の始まり"だ...


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