応援コメント

中央大陸デイアート その8」への応援コメント

  • ごきげんよう、ううん、とある世界、惑星における生態系という絶妙にして巧妙なシステムを概念だけでも理解する、というのはこの世界の一般人であるレヴィンさんには難しい、というか想像をはるかに超える機構でしょうね、ただ、違う惑星の違う生態系システムを知ってしまったからには、それを渇望してしまうという気持ちもよく理解できますよね。
    ただ、それに神という概念的な存在が割り込み、その神が今目の前で息づき、会話ができる、その事実があると、神の存在は途端に超絶的な、不可能などない大いなる存在になってしまうでしょうから、やっぱりミレイユさんへの期待を抱いてしまうのでしょう。
    だけど、淵魔という存在は、ある意味、生態系システムにとっては例外的な存在ですものね。
    ユーカードの人間としては、魔物も魔獣も淵魔も、同列の憎むべき存在として捉えてしまうのかまおしれませんが。

    作者からの返信

    ごきげんよう、いつも深い読み込みと丁寧な考察を交えた感想、ありがとうございます!
    そうですね、レヴィンはきっと、ミレイユの説明の半分も理解していないでしょう。日本を知って、他と比較した結果、見えてしまうものがあって、羨むものが出来てしまったのでしょう。
    超常的存在の神が目の前にいて、そして実際に受け答えしてくれる。この事実が、もしかしたら、を考えずにいられなかった理由でしょう。
    隣の芝は青く見えるだけ、でもないんですよね、この場合……。

    そして仰る通り、淵魔は例外的で、埒外で、異常な異物です。
    この世にあって良いものじゃなく、完全抹消されるべき存在だとミレイユは考えています。
    ただ、等しく打ち倒して来たユーカード家としては、その辺の線引きが曖昧になっていたのは確かでしょうね。