ごきげんよう、確かにレヴィンさん、ユーカードの人々は日々淵魔との戦いに明け暮れて、辺境から外へ行くこともできず、都会慣れや社交とは無縁な純朴さ、そしてそんな生活を続けていける一本気なところがあるでしょうが、だから手駒として騙したのだなどと言って良いものではありませんよね、それを嘲笑うなんてアルケス、どこまで性根が腐っているのか、それとも人格が捩れるほどの恨みをレジスクラディスさんに持っているのか。
神器を何個も用意、きっと何百年もかけて集め続けたのでしょう。そして神殿関係者の洗脳も。
そんなアルケスの乾坤一擲の攻撃を鼻にもかけないレジスクラディスさんの余裕。
ユミルさん達が慌てていますが、それさえも心配無用とでも言いたげな。
でも虫食いが対処済みだった、これもアルケスの作戦の一部かと思っていましたが、違ったのですね。アルケスは飽くまでも淵魔の大群で大神殿を陥落させ、虫食い対処を終えて駆けつけたレジスクラディスさんを攻撃するつもりだったようですが、そうなると、レジスクラディスさんとアルケス以外の第三者が存在することになりますよね。
そちらも正体不明で、しかもユミルさん達すら出し抜いた訳で、不安要素ですよね、現時点で。
状況が再び錯綜してきました、まだまだドキドキが続きそうです!
作者からの返信
ごきげんよう、いつも深く読み込み、考察までして入れ込んで下さり、本当に感謝感激です! ありがとうございます!
アルケスは性根が腐ってる……のは間違いないのですが、前時代的神の思考から抜け出せていないだけ、でもあるのです。
人の弱みや純朴さを嘲り、利用し、破滅させる事に呵責がない。
だから手駒にするし、洗脳してぶつける事にも躊躇いがないのです。
かつて、それをやめろと罰せられた事があり、恨みに思っています。
そして、正面から戦っても勝てないと知っているからこそ、幾重もの罠や仕掛けを用意して、まさに乾坤一擲の攻撃を……といった所なんですが!
結果的に虫食い処理が終わっていて事で、現場に急行できて、淵魔の大群が撒き餌の様に見えてしまった訳ですが、そこには誰にも心当たりがない第三者の影が……。
事実だけを見ると、応援に間に合わせるアシストをしたのだから、味方に思えます。
でも、どちらの陣営も出し抜いた上に、姿を隠し続けている事になるので、不安要素なのは間違いありません。
一体だれが、何のために?
そう簡単には終わりそうもありません。
もうしばらくお付き合い下さい!
本性表しましたね。ここまで感情荒ぶらせるとはよほど大神に恨みがあると思われますね。
逆恨みな気もしますが真相はまだなんとも言えないですかね?
勝ち目あるとは思えないけどこの自信は…
作者からの返信
いつもコメント頂きまして、ありがとうございます!
はい、とうとう姿と、その本性を表して来ました。
大神に恨みがあるもの全ては、完全な逆恨みで、それが真相という身も蓋もない話です。
でも、他にまだ黒幕がいるという事実も隠されています。
勝ち目のない戦いに姿を見せた、その理由とは……