ごきげんよう、ロヴィーサさんはやはり理解が早いですよね、彼女だけは最初から冷静で(それが彼女の役割でもあるのでしょう)、そして違和感を感じ続けていたのでしょうから、リンさんとの会話は、自身の考えの答え合わせに過ぎないとも言えますし。
それに比べてレヴィンさん。元々原初的な信仰心を、成長過程の中で自然に知識と教養、道徳と常識として身に染み込ませてきた彼ですから、信じたくないと言う葛藤の次に現れるのは果てしない絶望と後悔。
大凡の陰謀の輪郭はこれで見えてきましたが(ただし、大神サイドが騙しにかかっている可能性は捨てきれない筈なんですが、アクスルと違って誤魔化しが感じられない🟰大神サイドも真相を探ろうとしている姿勢が見える、加えて物的証拠が目に見えるから、欺瞞ではなさそうだと思える)、後は大神(なんだか、正体が想像できそう)がどんな幕引きを考えているか、アクスルが何を求め狙っていてこの後どうしようと意図しているか、そしてアイナさんの出自と帰還はどうなるのか、ですね。
ロヴィーサさんが見た砂塵の正体ご不安になります。
リンさんが阿部さん、だとしたらルミさんはひょっとして、私のユミルお姉さま!?(お前のではない)
あー、ドキドキしてきた、そうだ、お化粧しなきゃ!(←バカ)
作者からの返信
ごきげんよう、いつも丁寧な感想頂きまして、ありがとうございます!
これを読まなきゃ一日が終われない! そんな気持ちでいたりします(笑)
ロヴィーサの場合はそうですね、確かに答え合わせと見るのが正解って気がします。
最初から疑念が頭にあったので、その違いが如実に出てますね。
レヴィンはそれと対極で、完全に信じ込まされていましたし……。
その結果が果てしない悔恨で、踊らされ続けて来た彼は可哀そうな奴なのです。
そして、今回起きた異変の輪郭は見えて来た感じですよね。
大神サイドが実は全て嘘でした、という展開も有り得るとは思うのですが、そうでないのはお察しの通りです。
ただ、輪郭が見えただけでまだ朧げ……。
何よりアクスルが何を目的としているのか、何を動機にしているのか、そこはまだ見えない部分です。
それは今章ラスト付近で明らかになるでしょう。
砂塵の正体にしても、敵なのか、それとも別の何かなのか、不安が募る幕引きでした。
リンさんが阿部さんちのリンだとすれば、ルミさんはもしかしたら……の可能性は十分ありますよ!
というか、話し方からして明らかにアレなのですが、それは言わぬが華なのでしょう。
どうかバッチリ、メイク整えてお待ちください!(笑)
先生が何か企んでるのは確かでしょうが、新しい情報を上書きされるたびに信じるのも怖いですね。現実世界でもそうですが。。
作者からの返信
いつもコメント頂きまして、ありがとうございます!
そうですね、先生が何か企んでいたのは、もはや確定と考えて良いでしょう。
そして、怪しいと思うから、別の情報にほいほいと乗っかるのも怖い……確かにそうです。
一方が違うと断じれば、もう片方が正しいとは限りませんものね。
身につまされる思いです……。