ごきげんよう、うわぁ、ドキドキしました。
岸壁に背をつけて横歩きで渡らなければならない、細い細い、まるで前人未踏のどこかの高山をアタックするような、心細い綱渡り、そして足元には無数の蠢く淵魔の群れ。
だけど、行き着いた先がアルケス神殿。
奇妙な共通点ですよね。
最初の神殿もアルケス神殿で、そこでは淵魔が現れた。
他の神殿、大神神殿では精霊以外の妨害はなく鍵を閉めることができた。
となると、渕魔が待ち受けているのはアルケス神殿?
アクスル先生は何故だか、意識的にもそこに目を向けさせないようにしているようにも思えますね。
構図としては、大神vsアルケス神、的な感じかしら? いや、そんな単純なものではなさそうですが。
そしてアクスル先生はアルケス神を敵視していそうで、けれど大神の神殿に龍穴を閉めることを最初に勧めたことを考えると第三の勢力、ということになるのでしょうか?
そろそろ先生の不自然な態度にレヴィンさん達、特にロヴィーサさんが噛みつきそうな気配。
ドキドキしてきました。
作者からの返信
ごきげんよう! 物語に入り込み、その目で見て来たかのような感想に、作者ながら一緒に読んだような気持ちになりました!
そして、そう……奇妙な共通点とも言うべきものに、気付かれましたね!?
他の神殿について確たる証拠はないものの、アルケス神殿ではこれまで二度に渡って淵魔と遭遇しています。
でも、敢えてそれをボカそうとしていたり、意識を逸らそうとしているようでもあり、思う所を心の奥に隠しているようです。
先生が何を考えているのか、それは盛大なネタバレになるので置いておくとして、ロヴィーサは徐々に確信めいたものを掴みかけています。
有り体にいって、先生への不信感を募らせているのですね。
それが果たして爆発するのか、それとも……?
まだまだ緊張の展開は続きます!
女性優先でアイナちゃんでなく、護衛のロヴィーサさんを先には、ん?ってなりますね
ロヴィーサさんは特に違和感感じてなさそうですが……
そもそも間があるのがあやしい。忘れてただけなら、あ、すまんすまん!ってすぐなりますしね
作者からの返信
感想頂きまして、ありがとうございます!
そうですね、女性優先はともかく、それでどうしてロヴィーサを、という疑問は尤もだと思います。
実はそこに狙いが隠されていたのですが、後で憶測の形で答えがあります。
この時点では、結局なんだったの、という感じなのですが……。