淵魔は激しく大神を恨んでいる。大神に復讐することこそが目的という感じです。
しかし、先生の話だと大神は淵魔の計画に手を貸していることになります。
まあ自分の目的のために淵魔を利用しようとしているだけという可能性もありますが……大神が、自分への信仰心に満ちあふれていて、大神にとって都合が良いように出来ている現在の世界を壊す利点がイマイチ見えてきていない気がします。
うーん……まだ真相は見えてない気がしますね。
作者からの返信
いつも感想頂きまして、ありがとうございます!
音々様、実に鋭い……!
先生の話を頭から信じると、大神と淵魔は協力関係にあることになります。
けれど、読者様視点だと、淵魔はしっかり大神を恨んでいることが分かっているのですね。
大神は現在、しっかりと信仰され敬われていて、人の世も特に問題が起きているようには見えません。
それでも世界を破滅させたい動機があるのか……と言われると、首を傾げてしまいます。
果たして先生は、本当に真相を話しているのか、信用して良いのか……。
今後をどうぞ、お楽しみ下さいっ!
ごきげんよう、なるほど、淵魔は人類に押されに押されて辺境に逼迫させられている、と見せかけ、油断したところで辺境以外、つまりは国の中央、神殿のあるところから一斉蜂起する。
辺境領にしかいない討滅士は物理的に対応できないと言うことですね。
元より辺境で発生した淵魔と言う点には対応できても、面で発生した敵を殲滅など出来ない。
国の中央にいる冒険者達や正規軍は淵魔の恐ろしさを知らないから、まさに一網打尽にされ、討滅士が応援に駆けつけた時には、食らえるだけ食らって討滅士でも敵わない状況になっていることでしょう。
そんなアクスル先生の言葉が間違っていないとでも言うように神殿から現れた淵魔。
理由や動機、誰が、なんのために?
わからないまま戦うしかないようです。
淵魔本体は自分をこんな姿にした神に復讐したい、それが原初の動機のようですが、その作戦の一環として神殿の奥、龍穴に匿われていた。
それは神と手を組んだように思えますね。
となると、淵魔が復讐したい神と、淵魔に協力している神がいる?
例えば神々が二つの勢力に割れているとしても、世界を滅ぼすと言う先生の言葉からするとその最終目的は共通なのか。
つまり淵魔もまた、神々に嵌められている?
さて、となるとアクスル先生とルミさん達が、この神々とどう関わっているのか、とっても気になります。
明日が待ち遠しいですぅ!
作者からの返信
ごきげんよう! いつもながら、いえいつも以上に深く読み込んでの感想、ありがとうございます!
もはや一読者として楽しみにしている気分です!(笑)
はい、正しく仰る通り、討滅士は追い詰めているつもりで、実は辺境へと追いやられていたのだ、という事実が判明しました。
いえ、これは事実というより、先生の持論みたいなものでしたが、それを証明するかのような、タイミングの良い淵魔の出現……!
疑心暗鬼、半信半疑だったものに、確証を渡すかの如しです。
読者様視点では、淵魔本体の動機が提示されてますので、小さな齟齬みたいなものは感じ取れるのですよね。
この計画が事実だったとして、神と手を組まずに出来ることではありませんから。
でも、淵魔は大神を憎んでいるはずで、協力体制を作れるのか、という問題もあります。
世界を滅ぼしたい動機が共通か、と言えば……さて、それも疑問です。
淵魔の動機は神への復讐なので、似て非なるものではあるんですよね。
でも、神々の勢力が二分している、というのはあり得る話に思えます。
先生の情報が、どこまで正しいのか、という問題にもなってきました。
ルミ達の存在やまだ見ぬ神々の実態、そして先生や淵魔の動き……。
得た情報は多いけれど、混迷も増して来たように思います。
事態が大きく動くのは、また少し掛かりそうです。
どうぞ、これからの展開をお楽しみ下さい!
コメント失礼します。
アイナの持っていた鍵で淵魔を封印することができる!
でも、神はなぜ世界を滅ぼそうとしているのかは、わからない。動機ですね。
そして、聖書のように洪水を起こすわけでもなく、戦わせて滅ぼそうとしている。これが邪神の由縁になっているのかもしれません。
レヴィンや先生は神に対抗することができるのか?次回以降も楽しみに読み進めることにします。
作者からの返信
いつもコメント頂きまして、ありがとうございます!
そして、こうした応援の声が、いつも励みになっております!
そして、新情報!
アイナの持つ鍵で、封印可能!
それはそれとして、どうして神がそんなことを、というのは大きな謎ですね。
手段も胡乱に見えるし、どうにもハッキリしない……。そこにこそ、もしかしたら新たな気付きを得られる鍵があるかも?
果たして、圧倒的不利な状況で、レヴィンに勝ち目があるのでしょうか。
そして、この先レヴィンが何を知るか、お付きたい頂けると嬉しいです!