ごきげんよう、神殿に入る直前、今度は淵魔ではなく神殿の人が襲撃してきたのかとドキドキしてしまいましたが、なんと、アクスル先生でしたか、ホッと一安心。
だけどそれは危急を知らせるためだったのですね。
神殿と淵魔を使った神の思惑はなんとなく考えていましたが、その理由が、この世界の人類滅亡、いや、この世界の全ての生命体の滅亡計画にあったとは!
いったい何があったのか、そこまでしなければならないような、世界の事情があったのか。
SFならば、愚かな行為を飽きずに繰り返す人類文明に呆れてゼロクリアするとか、神々への信仰心が薄れたから世界を作り直すとか色々あるでしょうけれど、そう言った昨今発生した事情(もちろん神の時間尺度ですが)ではなさそうですよね。
神殿と言う神の出先機関、それ自体が神の計画の道具なら、神と人類が関わったその瞬間からこの滅亡計画は存在していたのでしょうから。
淵魔と言う存在に追いやられた何か、それが神と争った時から、ひょっとしたら神はそれを利用しようとしていたのかも。
それにしても、レヴィンさん、激昂しつつもとにかく冷静に話を聴く姿勢、これまでアクスル先生にどれだけ信を置いていたのかがよくわかりますね。
だけどレヴィンさん、うっかりNG発言多すぎですよ? そんなじゃ、ロヴィーサさんに嫌われちゃいますよ?
作者からの返信
ごきげんよう、いつも深く読み込んで頂いての感想、そして色々な方向まで考えて下さって、作者としてこれ程嬉しい事はありません! ありがとうございます!
怪しい影、何奴……って斬り付けていたら、この話はもういきなりエンディング突入でしたね(笑)
先生からもたらされた情報は、何とも信じ難いものでした。
ただ、おだ様も色々考えて下さいましたけど、一体なぜそうしなければならないのか、と仰る疑問も正にその通り!
神殿を作り始めた時から計画していたのだとしたら、イマイチ上手く嵌らない感じがありますよね。
それが何なのか、欺瞞とは何かを今後出せて行けたらと思ってます。
レヴィンはやっぱり、祖父より前の代から恩人の先生ですから、簡単には無碍に出来ないんですねぇ……。
信を置いているのは間違いないです。
彼のうっかりNG発言も、ある種、主人公らしいと言えば、らしいのかもしれません。
多分、そんな要らない所をしっかり遺伝しちゃったんじゃないでしょうか。
もう何を信じていいのやら分からなくなってきましたね。登場人物たちの混乱はそれ以上でしょうが。。
作者からの返信
いつもコメントありがとうございます!
多くの謎が交錯し、そして真実が何かも分からなくなってきました。
大の大神信者だったレヴィンなどは、足元が崩れて落ちるような心境でしょう。
果たして真実はどこにあるのか、見届けて下さると幸いです!