ごきげん、ふぅ、世界や次元は違っても、兎角この世は世知辛いですね。
なるほど、ギルドの冒険者にとっては選択可能な依頼の一つと言うだけですものね、報酬とその手間の釣り合いが取れなければ、確かに誰も動かないでしょうし、待っていれば依頼者が焦れて報酬アップ、または別の誰かが依頼をして二重になるかも、ですか。
街の衛兵にとっては責務でしょうけど、人手不足で日々の業務優先、結局割を食うのは市井の民ですね。
さて、ヨエルさん、豪遊とか言ってましたが、賞金首なのかな?
野盗は街へ連行と聞いて慌ててましたが。
作者からの返信
ごきげんよう、いつも詳しく読み解いて下さって、ありがとうございます!
そうですね、全くもって世知辛いのは、どこであっても同じようです。
冒険者みたいな生業だと、やっぱり法の抜け道と言いますか、小ズルいこと考えるの得意だろうと思うんですよね。
抜け目ないとも言えるのかもしれませんけど。
本来なら、そんなの頼らず自分たちだけで、とやれるのが一番なんでしょうけどね……。
どこであろうと、人手不足や金不足はつきもののようです。
果たして捕まえた野盗に、御大層な賞金が掛かっていたのでしょうかね?
森に魔物がいなかったのは一応元傭兵の彼等なら討伐できる程度の魔物だったのか、元は商人の通り道なのでそこまで危険性がある森ではなかったのでしょうかね?
しかし何故商人の被害届がありそうな場所に陣取っているのに討伐がされなかったのか気になっていましたが、成る程そういうことですか
旨味がない依頼なので受けなかったわけですね、困るのは商人で冒険者からすれば急務でもなく、報奨金もそれほどではないので他の良い依頼に流れるのは仕方ないですね
討滅士と違い冒険者はそこまで使命感はないでしょうし森に潜む相手は戦い難いでしょうからね、森の中で多方向に逃走されたら捕まえるのは一苦労ですから
なかなかこういったしがらみがあると迅速に事件の解決が出来ないですからね、レヴィン達が通りかかったのは不幸中の幸いでしたね
作者からの返信
いつも丁寧な感想いただきまして、ありがとうございます!
森に魔物がいなかったのは、仰るとおり、二つの理由でズバリ正解です。
そして、長く解決されていなかったのも、「旨味が少ない」の一点に尽きます。
儲けがあるなら、当然受けようとする訳ですが、そうでないなら値が釣り上がるまで待つ、というのも彼らの中では常道であるみたいです。
街の為政者や商人からすると、ひどく苛立たしい事ではあるのですが、冒険者からすると少しでも多い報奨金を望むものなので……。
でも、そこにレヴィン達が居合わせたのは幸いでした。
しかし、この幸いが別の不幸を呼ぶ事になるのですが……。
それはしばらくしてからのお楽しみです。