第八章 『オクテ』ふたり、舞台に立つ

「マサでーす!」

「ヒロでーす!ふたり合わせて、『広瀬マサヒロ』でーす!」

「アホウ!広瀬は、イラン!」

「イラン?イランの首都は?」

「テヘラン!……って、何言わすねん?チャウやろう!広瀬マサヒロは、お前のクラスの担任!化け学の先生!」

「あっ!こいつ、先生の悪口を、こんな大勢の前で、ようゆうなぁ!」

「悪口?ゆうてぇへんよ?」

「ハゲ学!やなんて……!そりゃ、広瀬先生、髪の毛薄いよ!『水素』イコール『エッチ』いわれてるくらい、下ネタ好きよ!でも、指導主任の『ハゲタカ』よりは、まだ髪の毛、残っているよ!」

「アホウ!誰が、ハゲ学、ゆうた?バケ学や!化学方程式のカガクのほう!それに、お前、ついでに、近森先生の悪口をゆうたな?あとで、職員室に呼ばれるワ!」

客席が、どっと笑う。

マサとヒロが立っているのは、一高の創立五十年を記念して建て替えられた、立派な講堂の舞台だ。こけら落としに、文化部が、日頃の活動の発表会をすることになった。吹奏楽部に合唱部。ダンス部に演劇部、といったメジャーな部活が舞台に上がっているのだが、何故か、その合間の時間に、『ミステリー同好会』が発表の場を頂いたのだ。まあ、『ミステリー同好会』も文化部だから──ただし、できたてのホヤホヤ。やっと五人のメンバーが集まり、条件をクリアして、『ハゲタカ』先生を顧問に引き込んだ──参加資格はあるのだ。催し物は、『漫才』。ただし、普通の漫才では、ない。『ミステリー漫才』と、キャッチ・コピーをつけている。つまり、舞台の上で、事件の解明を語ることにしたのだ。

「わかったわ!事件の真相は……。でも、これを誰に話すの?警察に通報する事件じゃないし、校長先生も、グルかもしれないし……、直接、教育委員会……ってわけには、いかないわよ!」

と、あの日、マサが語った真相を訊いて、ルミが疑問を投げかけたのだ。

「公(おおやけ)の前で、話すしかないね!例えば、校内放送とか……」

と、ヒロが答えた。

「無理よ!放送部が許可しないわ!」

と、みどりがそれを否定した。

「公の場?あるわ!講堂の落成記念の文化部の発表会!それで、『ミステリー同好会』が発表するのよ!ミステリー劇がいいけど、我々は、素人だし、部員が足りないわね……」

と、ルミが思いつきを口にした。

「漫才は、どう?台本なら、ルミとわたしで書けると思う。わたし、関西の漫才は、大好きだから……」

「漫才?ミステリーを漫才風に……?それ、面白そうね……?」

と、女子のふたりが勝手に決めた。だから、舞台に上がるのは、『今いくよ・くるよ』のような、女性漫才コンビだと、男子ふたりは思っていたのだが……

「やっぱり、ツカミが大事よね!最初から、ミステリーの硬い話だと、盛り上がらないわ!ここは、ヒロの『自虐ネタ』で笑いを取ろう!と、いうことは、ヒロがボケ役、決定!ミステリーの解明は、探偵役のマサ君が適任者だから、ツッコミ役はマサ君ね!よし、ネタを学園物で、男性コンビの『しゃべくり漫才』で行こう!『ヤス・キヨ』ならぬ、『マサ・ヒロ』コンビで……」


マ「そうそう、バケ学といえば、君、この前のテストで、満点を取ったそうやな?」

ヒ「何で、君が知ってるの?」

マ「有名やでぇ!」

ヒ「そうか?新たな『秀才』現れるってか?」

マ「一高の七不思議って、いわれてるワ!皆さん!こいつのあだ名知ってます?『ジェットコースターのヒロ』でっせ!テストの点数、急降下して、急上昇……」

ヒ「まあ、な!人生、山あり、谷あり、『人生、楽ありゃ、苦~もあるさ~!』……」

マ「何で、急に『水戸黄門』になるんや?」

ヒ「好きなだけや……」

マ「こいつ、最初の実テの物理、0点ですワ!」

ヒ「それ、言わんでエイやろう!たまたまや!」

マ「得意の国語!40点!」

ヒ「まあ、な、実テやから……」

マ「社会科の地理!30点!」

ヒ「……」

マ「英語!20点!最後は、数学!さあ、ヒロ君の数学!審査員の先生!採点、お願いします!ダダダダダダァ!」

ヒ「何が始まったん?そのドラムの音、何?」

マ「1点、1点、1点、1点、0点、1点、1点、2点、1点、1点!さあ、合計は!10点!淡谷先生は、0点!厳しい採点ですが、いかが、だったでしょうか?淡谷先生、一言、お願いします。『わたしは、下品なのは、キライです!』……」

ヒ「ナンやそれ!『ものマネ大賞』の『清水アキラ』やないか!」

マ「おめでとうございます!五教科合計で『百点満点』でございます!いつもより、たくさん、回っております!おめでとうございます!」

ヒ「何か、『お染ブラザーズ』が入ってないか……?」

マ「最初の『実テ』は、散々でした……。学年396人中、392番!」

ヒ「まあ、な、下には、下がおるワな!」

マ「その内、3人は、病気で欠席!つまり、下から2番!おめでとうございます!ブービー賞!おめでとうございます!いつもより、たくさん回っております……!」

ヒ「笑いごと、チャウよ!親に答案、見せてないんやからね!」

マ「それが、この前の実力テスト!な、なんと?五教科合計、その時の順位と同じ、392点!平均78点!学年20位以内!奇跡が起きた?」

ヒ「ちょっと、待って?そこまで、順位、上やなかったよ!それ、お前の成績や!えげつな!ちゃっかり、自分をアピールしているやん!」

マ「あっ!そうやった!けど、ヒロ君、30何番やったよね?」

ヒ「まあ、39番や!」

マ「凄い!一年半で、350人抜きよ!ホレちまうやろう!けど、カンニング疑惑があるのよねぇ……」

ヒ「急に『オネエ言葉』で、アホ言わんといて!実テでカンニングは無理や!ジツリキ、ジツリキ!」

マ「これぞ、一高の七不思議……」


ヒ「七不思議ゆうからには、あと六つ不思議があるのんか?」

マ「よくぞ訊いてくれました!ここからが、本番でっせ!『ミステリー漫才』の始まり、始まり……!」

ヒ「何や?まだ、始まってなかったんか?」

マ「では、二つ目の不思議!ジャジャン!」

ヒ「今度は、ドラムやのうて、シンバルなのね?」

マ「野球部のエースにまつわる不思議な出来事……」

ヒ「ノーコンやったピッチャーが、突然コントロールが、ようなった話か?」

マ「いや、エースが突然、野球を辞めたんや!新人戦で、優勝チームと準決勝で当たって、1対2でサヨナラ負けしたんやけど、自責点は0点!最後は、外野手が落球して、一塁ランナーがホームイン!8回に、自ら、同点ホームランを打っていたエースは、マウンドでしゃがみ込んで、試合終了の挨拶まで、呆然としていたんだよ!」

ヒ「ダメだろう?一塁ランナーがホームに走っていたら、ピッチャーは、マウンドじゃなくて、ホームのカバーにいかないと……」

マ「まあ、落球しなかったら、延長戦になるはずだったから、頭が真っ白になったんだろうね?それは、いいんだ!その試合で、我が校は、一躍、春のセンバツ甲子園の有力候補になったんだよ!」

ヒ「負けたのにかい?」

マ「負けた相手は、他の試合は、全て、二桁得点で、完封勝利!一点差は勿論、得点したのも我が校だけだったんだよ!」

ヒ「相手は、名門K校!エースは、夏の甲子園、ベストエイトの原動力のキュウマ君!豪腕投手で、カーブも鋭い!コントロールも抜群!『江川卓の再来!』と、いわれているそうだね?と、したら、奇跡だね!七不思議だ!」

マ「まあ、その試合も不思議なんだが、秋の県大会も不思議なんだ!我が校は、新人戦、ベスト4で、第三シード。決勝まで、K校とは当たらないから、地区大会に出場して、あわよくば、K校と2校同時に甲子園って、新聞が騒ぎ出したんだよ!それも、エースで四番が、いるからなんだけどね……」

ヒ「ショウヘイ君に、運命を託したか……?」

マ「そのエースが絶不調で、夢は儚く消えた!そして、エースも消えたんだ……。これが、二番目の不思議さ!」

ヒ「待って?ミステリー同好会だろう?真相は?」

マ「訊きたいかい?」

ヒ「勿論だよ!」

マ「真実は、知らないほうが、いい場合もあるけど、ね……まあ、ここだけの話だよ……」

ヒ「ああ、全校生徒と、ほとんどの教師と、かなりの父兄が訊いているけど、ね……」

マ「エースは、肩を痛めていたんだ!それを隠して、登板して、結局、肘まで、痛めてしまって、再起不能。彼の野球人生は、終わりを告げた……」

ヒ「それだけ?別に隠すことなんかないね?」

マ「いや、隠された事件があるのさ!野球ができなくなったエースは、自暴自棄になった。そして、ある女子生徒に、淫らな行為をしようとした。未遂で終わったから、まあ、よかったけど、彼は、野球部を辞めて、実家のある大阪の高校に転校したんだ。名目は、肘の手術と、その後のリハビリのためらしいけど、ね……」

ヒ「なるほど、それが真実か……」

マ「第三の不思議、北原マモルのUFO遭遇、拉致事件だ!」

ヒ「妖怪マニアのマモル君だね?UFOと妖怪は、同じジャンルなのか?」

マ「超自然現象、オカルトというジャンルに、それらは入るね!河童とか、天狗は妖怪だけど、宇宙人──地球外生命体──かもしれないだろう?まあ、ジャンル分けは、この際、おいといて、マモル君の話だ!彼の母方の大叔父さんが、UFOマニアでね!島根県に住んでいるんだが、その叔父さんから、UFOを見た、という手紙が届いた。しかも、幻の生き物、『ツチノコ』の目撃談の地方新聞の記事の切り抜きも一緒だった!」

ヒ「そりゃあ、期末試験を無視して、飛んで行くよね……?それで、UFOか、ツチノコには、会えたのかい?」

マ「写真を見せてもらったよ!夜中に、ある小高い山の頂で、UFOを呼んでいたら、急にまぶしいくらいの球体が出現して、気がついたら、UFOらしき、機体の中に拉致されたそうだ!そこで、身体中に青い光を当てられて、検査をされたようなんだよ!それが終わると、頭の中に言葉が聞こえて、『何か望みはあるか?』って聞こえて……。怖くて、何も言えなかったら、『わかった、その生き物をプレゼントしよう』って声が聞こえて……、気がついたら、山の中腹の棚田の側に立っていたんだそうなんだ。すぐ上空に、金属製の円盤が浮かんでいて、慌てて、カメラを向けて、シャッターを切ろうとしたけど、まったく、シャッターは切れない!円盤が音もなく、上昇して、かなりの距離になったところで、やっと、シャッターが切れた!写った写真は、ピンボケのたった一枚だったそうだよ……」

ヒ「かなり、信憑性がある話だね!それで、宇宙人から、プレゼントされた、生き物ってのは?」

マ「それが『ツチノコ』さ!マモル君は、パニック状態で、頭の中は、真っ白!その頭の片隅にあったのが、ツチノコ!宇宙人は、テレパシーで、それを感じて、欲しいものだと、判断したんだね!」

ヒ「じゃあ、ツチノコを手に入れたんだね!すごい、発見だぜ!」

マ「ツチノコは、足元にいたそうだよ!だけど、箱や籠には、入れられていなかった。ツチノコは、気を失っていたんだろうけど、時間が経過して、正気に戻ったんだ!そして、ツチノコ特有のジャンプをして、闇に消え失せたのさ!真相も闇の中だけど、ね……」


マ「次は、第四の不思議。番長と呼ばれる生徒の失踪だ!」

ヒ「ああ、マサル君のことだね?そういえば、二学期の終わりから、姿を見ないね?」

マ「彼は、二学期の終わり頃、家出をしたそうだ!父親と口論になってね……」

その父親は、PTAの会長として、貴賓席から、舞台を眺めているはずだ。

ヒ「口論の理由は?」

マ「ひとつは、番長の学業の成績のことだね。しかし、口論は、そこまでだった。番長は、聞く耳を持たず、家出をしたからね……。実は、番長には、もうひとつ、小言を言われる覚えがあったのさ!でも、そのことは、父親は知らなかったんだけど、ね……」

ヒ「それは、どんなことだい?」

マ「彼は、ある男に誘われて、タバコを初めて吸ったのさ!しかも、きつい、缶ピースを、ね……。場所は、校舎の西側にある、植栽の低木が並んでいる場所だ!」

ヒ「ああ、あそこね!不良どもの溜まり場だ!」

マ「そう、溜まり場だから、生徒指導の教師もよくご存知さ!それで、見つかっちゃった……。不良どもは、見張りがいて、見つかる前にトンズラしたけど、番長は逃げ遅れて、捕まっちまったんだ……」

ヒ「それじゃ、親に知らされるよね?」

マ「それが、知らされなかった!PTAの会長の息子だから、忖度が発生したんだろう……」

ヒ「ひどいね!差別だよ、ね!それで、番長は家出して、未だに帰って来ないのかい?」

マ「家出した彼が向かったのは、北海道、網走。高倉健に憧れていた彼は、映画の舞台を見たかったのだろうね!そこで、持参金が底をついて、お兄さんに手紙を書いて、現金を送ってもらったんだ。その間に、少しでも、現金を稼ごうと、バイトを始めた。泊まっていた民宿の雪かきと、屋根の雪下ろしをしたんだが、慣れない仕事だから、足を滑らせて、屋根から落ちて、両足を骨折したんだよ。その治療のために、北海道の病院に入院して、やっと、松葉杖で歩けるようになった。今は、近くの病院に、転院しているようだよ……」

ヒ「ちょっと待って!その『番長失踪事件』の真相を、ここで喋ってよかったのかい?PTAの会長!そこにいるよ……!」

マ「忖度が無駄になっただけさ!番長は初犯だし、たぶん、タバコはもう吸わないよ!はっきりさせた方が彼の為さ!父親も、一回くらいの好奇心での喫煙は許してくれるさ!自分の学生時代を考えたら、ね!」

ヒ「PTAの会長は、許してくれるだろうけど、ハゲタカは……?」

マ「さあね……?次にいくよ!第五の不思議は、『美少女と呼ばれた少年』の行方だよ!」

ヒ「それ、一年生の山辺カオル君のことだろう?行方って、そこにいるよ!何故か知らないけど、我が『ミステリー同好会』に入会させてください!って頭を下げてきたんだけど、ね……?それが不思議といえば、不思議だね!」

マ「そう、彼にも事件があったのさ!」

ヒ「そうだ!芸能プロにスカウトされたんだろ?あれ?そしたら、今頃は、東京だよね?」

マ「スカウトした芸能プロというのが、眉つばものでね!上京して、教わった場所へ行ったら、そこは『ゲイバー』だったのさ!」

ヒ「芸能の芸じゃなくて、オカマのほうのゲイだったのね!そりゃあ、すぐに逃げ出したんでしょう?」

マ「ところが、そこには、怖いお兄さんがバックにいてね、監禁状態さ!」

ヒ「どうやって、逃げ出したの?不思議ね?」

マ「おいおい!言葉が、オネエ的になってるぞ!いや、実は、カオル君のおばあさんに、芸能プロのことを訊いてね!なんだか、怪しい会社名だったから、調べたんだよ!そしたら、かなりヤバイ会社だとわかった。県警の刑事課から、警視庁に連絡して、未成年を無理やり、働かせている疑いがあるので、調べてもらったんだよ!そこでカオル君を見つけて、救出できたってわけさ!」

ヒ「その県警の刑事っていうのが、マサ君のお父上で、カオル君はそれを知って、我が『ミステリー同好会』に入会を希望したのね?」

マ「オネエ言葉は、やめろよ!さあ、次の不思議に行くよ!」

ヒ「はい!『今いくよ・くるよ』……」


マ「第六の不思議だ!もうここからは、漫才ではなくなるからね……」

ヒ「すでに!漫才している気はしないけど、ね……」

マ「ここからは、犯罪の告発、あるいは、事件の解明になるんだ!」

ヒ「はい、はい、名探偵さん!」

マ「さっき、番長の話の時に、一緒にタバコを吸っていた生徒がいた、番長は、そいつに勧められた、っていったよね?」

ヒ「ああ、不良だろう?桜井タカシたちの仲間かな?」

マ「桜井たちは、校舎内では、悪いことはしない。しかも、隠れての行動もあまりしない。彼らは、目立ちたがり屋だからね!」

ヒ「じゃあ、彼らのグループ以外に、校則違反をしている者がいるんだね?」

マ「いる!しかも、普段は、真面目な生徒を装っているんだ……。タバコの喫煙くらいならいいけどね……彼らは、陰湿なイジメをしている!一年生の片桐エイタロウ君が、その被害者だ!彼はそのグループの仲間だったんだが、ある日、冗談半分で、下半身裸の写真を撮られた。そして、そいつをネタに強迫されて、金をせびられた。あまり裕福ではない家庭だった彼は、金が出せなくなった。そして、万引きを強要されたんだよ!」

ヒ「ひどいね!そんな『イジメ』を学校は、見過ごしていたのかい?」

マ「二度目の万引きで捕まったエイタロウの告白で、イジメの実態を知ったのさ!ただし、イジメた連中には、まだ鉄槌は下ってないようだね!」

ヒ「よし!我が『ミステリー同好会』が鉄槌を下してやろう!」

マ「その前に、最後の七つ目の不思議な話だよ!それは、去年の12月の期末テストの前日に起きた事件なんだ!」

ヒ「ああ、知っているよ!我が『ミステリー同好会』のみどり君が遭遇した、屋上から、誰かが飛び降りた、と思った事件だよね?」

マ「詳しく話すと長くなるけど、屋上に誰かがいて、その姿が見えなくなって、西側の植栽に男子生徒が倒れていて、その後、救急車が走ってきたんだ……」

ヒ「そりゃあ、自殺の場面と間違えるよね?で、真相は?」

マ「これには、ふたつの事件が、絡みあっていたんだ……」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る