第3話 えらいことになっちゃったわ

将軍「あんずるな、そなたには何もせぬゆえ、心配せんでよい」


ビビ「目の前にオバケが現れたら、あ、あんずるわよ、な、な、何よ、何なのよ、オバケ


将軍「無礼者め!オバケ、オバケ言うでない、将軍様て呼べ、愚か者めが


ビビ「は、は、はい。」

ちょっと、すげー迫力ね。


ビビ「じゃあ、、じゃあ、将軍様は何でここにいるのよ。」


将軍「わしは、のう、霊界からから着た、」


ビビ「な、な、何言ってるのよ、何でここに来たのよ?て聞いてるのよ、質問に応えて」

震えながら言ってるから、声がうわずってるわ。


将軍「そなた、震えてるから声がうわずってる、といま考えたであろう。まぁ、よろし、ワシが来た目的は、人間界にスピリチュアルな世界を広げるためぞ。そこでそのミッションを果たすため、ワシの手となり足となる者を探しておったところ、そなたが目に入ったのじゃ。」


ビビ「勝手に目にいれないでよ、」


将軍「いま何と申した?将軍の目にとまるなど恐悦至極であろう」


ビビ「何でわたしなのよ」


将軍「そなたには他のものにはない純真な心があるからじゃ、幽霊を視るのは楽しいぞ、何かあればわしが助けてやる。それに褒美をつかわすぞ」

将軍、、おまえはアホやから使いやすいと言うておるが、気がつかんようじゃの。ますます気にいった。そなたを赤子の手を捻るように使えるわい。


ビビ「ご褒美?何くれるのかしら」


将軍「何でも申してみよ。そなたに与えようぞ、そのかわり、わしの言う通りにせねばならねが、」


ビビ「あ~っ、10億円欲しいわ」


将軍「あい、わかった。たやすいことぞ」


ビビ「え~っ、マジ?わかりました。手足になりますよ」


将軍「そうか、そなたは賢いの。そうと決まれば早速はじめようぞ」


ビビ「はい。」




  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

将軍様と男の娘 ギャビー @Gabbe

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ