昭和の山間で生まれ育ったゆかりさんの、最近のお話です。
若かったゆかりさんは、青春時代を丸ごとすっとばし(ご本人曰く、「アダルトで書けない」だそうです。なにがあったのでしょうかw)、おばちゃん三姉妹になって帰ってきました。
これがまた、面白いの。
AIやモラルの進化に、必死に食らいついていく、バツイチの日香里、旅行ライターの美乃里、家庭を守る小町の三姉妹。各話で、三人のマシンガントークが展開され、その軽妙なやりとりにグフフとなること必定です。
基本、一話完結で、4000字程度なので、合間の時間にちょうど良い短編集です。
ものすごいドキドキやカタルシスなどはありませんが★の数と作品の良しあしは比例しないんだなあ、と思わされる良作です。
是非どうぞ。