クラス転移して剣と魔法の世界に来たけど剣だけで最強を目指します

〜第十二話 決行前〜

短めです、すいません

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霧島と別れたあと全ての始まりである、違法ロリに報告をしていた

「王女様と会って霧島君とも合流して残すところは今夜の決行だけと...」

「あぁ、聞いたところによるとおそらく敵魔族は誘惑（ゆうわく）の魔人 アリストらしいぞ」

「ーーー誘惑の魔人 アリスト....霧島君が好きそうな肩書きだね」

「あー、確かにな」

あいつは典型的な肩書きしか受け付け無さそうに見えてかっこよければなんでもいい理論だしな...

「それで、さっきの話によると作戦は霧島君が王の間に来る兵士を足止めして水戸君がその魔族を倒すみたいだけど...私は何をすればいいの？」

「お前は戦いが終わった後俺たちの中で魔族が取り憑（つ）いている奴がいないかみてほしい」

「わかったわ....でもそれだと私が取り憑かれた場合どうするの？」

「その時はその時だ」

「....」

大丈夫かこの人、とでもいうように見てくる

「嘘だ嘘...おそらくお前には取り憑かない」

「ーー？」

「ーー勘だ」

「勘かぁ...え？取り憑かれた時本当にどうするの？」

「まぁとりあえず決行は今夜だ」

そう言い頭を撫でて無理やり押し通した

「ーー頭を撫でるなっ」

そうちょっと照れているのか顔が赤くなっている

...ふむ..

「そう言えば、違法ロリ...お前の職業は？」

「職業？治癒士（ヒーラー）よ」

ーー治癒士で魔力感知使えるって無茶苦茶だな...

「治癒士か...んじゃ怪我した時は頼りにしてるぞ」

「ーーそもそも怪我しないでね」

「おう」

まぁ、とにかく明日を迎えること... 誘惑の魔人 アリストのステータスほんとに差がやばいもんなぁ...

いやはや、勝てるかな？と思いながら俺は訓練場に向かって行ったーーー

「クククっ、どうやら邪魔者がいるようだが...あのスイテイという男を倒せば残りの王女も倒せるでしょう...そうなったら私もついに邪神様に直接お力をっ！！」

っと二人を監視していたいかにも悪そうな魔人 アリストは一人、企んでいたのだった

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Q 違法ロリさんボクっ娘じゃなかったけ？口調変わってない？

A 実はちゃんと理由があるんです

Q ーーもしかして伏線が？

A そこまでの技量作者にはないです。