〜第四話 ヒロイン登場?!〜
さて...改めて義務教育の敗北の瞬間を見てみよう...ハーレムからあぶれた3人のクラスメイトが1人の小学.....女子に迫っている、内容はおそらくあっち方向のだろう
頼めば意外といける、とでも思ったのだろうか...漫画の読み過ぎだな
こう見ると漫画を過剰摂取している霧島は普段の言っていることの異常さとは裏腹に、他人に
さて、テンプレみたいなシーンだがここで見捨てたらどうなるだろうか
おそらく確実にクラスメイトに見限られるだろう...いや、クラスメイトからどう思われようがいいが....あの女子には縁がある理由なしにここで助けないわけにはいかないのだ
「おい、仮にもクラスメイトだろやめとけよ」
「あ?....なんだ水帝じゃないか」
どうやら向こうは俺のことを知っているらしいーーいや確かこいつ
「どうだ?天下の水帝も一緒にヤるか?」
「.......そんなんだから
「なっーー」
図星だったのだろう、大きく動揺している
「ーーっち.....水帝...お前たしか剣士だったよなぁ?」
「ーーーあぁ」
「はっ!あの水帝が剣士か!!」
あのとか天下とかなんなのだろうか....こっちは知らない人が俺を知っているというのが謎すぎる
「やっぱり神様は平等だよなぁ...完璧超人のお前が剣士でこの俺が
「....」
そう和木は叫ぶと
「ーー炎よ集え 構築 付与 集炎 攻撃」
「えぇ...」
一応王城のはずだが炎を剣に纏わせて斬りかかってくる和木.....やっぱり異世界に来ると皆血の気が多くなるのだろうか...それにしては異常な気がするが......
「後悔しても遅いぞっ!すいていっ!」
やっぱり数日前までThe 平和な日本にいた高校生とは思えないほど剣を扱えている
だからといって
武器がないため
「ーーっ、ほんと...いつもバカにしやがって!」
そう吠えて剣を突き刺すように突進してくる
ただ単に振り下ろすのでは避けれたり弾き返せるが、悲しいことにこれでも進学校の高校生
頭だけはいい。常識は持ってはいないが....
突っ込んでくる和木に対し俺はないもしないでいると…剣先が当たる瞬間ーーー剣が木っ
「ーーーは?」
「ーーこの世界でも陰陽師にかけて貰った術式は健在なんだな」
「は?ーー何言ってーー」
和木が言い終わる前に首元に手刀を叩き込んだーーガクリと倒れる和木を支えて....ないで違法ロリのとこへと戻る。
急だが、日本では
通常、剣術戦闘員でもある程度陰陽力を扱えるが俺は全くと言っていいほど使えなかったため、知り合いの陰陽師に様々な術式をかけて貰っていた...いや、ほんとにありがたい
「大丈夫だったか?違法ロリ」
「ーーっ、ボ、ボクは16歳だ!ロリじゃないっ!」
「見た目だ、見た目....んで?大丈夫だったのか?」
「う、うん...おかげさまで、ありがとう」
「いいって、何かあればまた言えよ」
「う、うん....」
ーーおや、顔が赤くなってません?違法ロリさん......
流石にここで「顔赤いぞ...風邪か?」...とラノへによくいる鈍感主人公のような感性は持っていない、「ちゃんとそういうこと」というのを知っているーーーだが、一時の気の迷いだろう
単にナンパされているところを助けられただけで惚れるのは漫画の中だけだ.....そう霧島が言っていた
「じゃあ、また明日...」
そう言って早急に立ち去ろうとすると
「あ...あのっ!」
ーー急に袖を掴まれた
「ぼ、ボク...水戸くんに話したいことがあるんだ」
ーーーーー前言撤回...案外現実にもあるらしい
――――――――――
Q ヒロイン登場したのはいいんですがチョロインですか?チョロインでも可愛ければいいです
A チョロインではないですね、あとあなたの好みは聞いてません質問者が回答しないでください
Q ーーーなんか厳しくない??
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