一を聞いて十を想像できる
これは私、誰でも当たり前にできるものだと思っていました。少し説明を聞いただけで「あー、そういうことか」と理解したり、物語でも「そういうお話だねー」と想像できること。
もしかしたら、これを読んでいる人も「えっ、普通のことでしょう?」と思われている人もいるかもしれません。
反対に、「普通なわけあるか!」と怒ってしまう方もいるかもしれません。
私もHSPの本を読むまでは普通のことだと思っていました。ですが、HSPは深く処理をする能力に長けていることから、一を聞いて十を想像できるらしいのです。
よく私、バイト先やいろんな場面で説明された時に、少し説明聞いただけで「なるほど」と思っていたのですが、それが覚えが早いと言われていたことには後から驚いたものです。実際、記憶能力はそんなによくないんですよ。すぐ忘れてしまうので、忘れないように書き留めるの必須です。
ただ、少し聞いたら頭の中でこれまで自分が見聞きしたことが集合していくような?いろんな情報の断片が集まってきて、「こういうことね」とガチンとハマるような感覚があるのですが、それがHSPならではのようです。
情報の断片を頭で集合させるのがうまいからか、よく「そんなことまで覚えてるの」と言われることも多いです。あと、これは私がなのか相手がなのかわかりませんが、歌詞を覚えるのが得意で、すぐに歌えてしまうことに驚かれたこともあります。歌詞は物語から考えていくから、作り手の意図と異なるかもしれませんが「なるほど。こういうことを伝えているのね!」「こういう人を対象にした物語が繰り広げられているのね」と思うと、歌詞の繋がりがわかりやすいので覚えられるんですよね。
他にも一度観たものとか、断片的にシーンだけ頭の中に出てきたり、一度聞いたことが頭の片隅に残っていて「この前誰かが言っていた」となることもよくあります。ただ、でてくるのが断片的すぎて、それがどこのなんのシーンだったのか、誰が言った言葉なのか思い出せないことのほうが多かったりします。夢の中のシーンを思い出そうとしているのに近いです。
そこから派生すると、私子供時代のことってそんなに記憶にないんですよ。人によっては、小学1年生の時にこんなことをして、その時こう思ってと鮮明に語れる人もいますよね。私の場合は、断片的にドラマのいち場面を思い出すようにシーンで写真のように浮かんできます。ここも断片的なんですよ。
だから、しょうもないことばかり覚えていて、小学1年生の時に男子がランドセルとか入れるロッカーの上に立って、その当時流行ってたCMのダンス踊ってたなーとか笑
小学4年生の時に、友達と鬼ごっこする時に私が必ず永遠鬼にさせられていて、学童の先生に心配されたなーとか笑
小学生の時は大人と話すのが大好きだったので、夏休みかな?の学童の日に、学童のおっちゃんと運動場で話していたらみんなとっくにお昼ごはんの時間で、遅く戻っていったなーとか笑
本当どうでもいいシーンばかり思い出します。シーンで思い出すから、その時どんな気持ちとか、何言われたかとかそういうことは覚えていなくて、まるでスマホのカメラロールを一枚一枚めくっているような姿で、一シーン一シーンが出てきます。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます