第22話 Next Stage
「あぁ〜、やらかした。まさか取り巻きのコアは無かったとは…」
ボススケルトンを倒せばボス部屋内部のコアボス分を除いて全取りできるくね?などと甘い考えを持っていたがボススケルトンの魔石だけがボス部屋には残る形となった。
「一にして全みたいな個体だったんかね?取り巻きだと思ってたのは分身体的なのだったか」
取り敢えず落ちていた魔石を拾い取り込んでから前回と同じように壁が崩れ落ちて奥から出てきた階段を降る…が、その先にあったのは前回のボス部屋後のエリアと違い洞窟内のようではあるものの敵の気配が微塵も感じられず中央には丁度肘おきに良さげな高さのモノリスのような物体が生えている。
「なんだこれ?前回はこんなの無かったよな?」
俺が見逃してる可能性も無くは無い…が、部屋があってそのど真ん中で堂々と鎮座しているモノリス擬きなど見逃すとは思えない
「罠とかでも無さそうだよなぁ…」
そのまま何の気も無しにモノリス(仮)に触れると脳内に魔石喰いの能力が拡張された時と同じ声が聞こえてきた。
『10層ワープポイントの解放を確認、他ワープポイントとの整合性を再確認…条件達成により最上層準備地点のロック解除…承認
解放済みのワープ地点との相互ワープが可能になりました。 さらに人類初の解放を確認、対象者に褒章を付与…承認 Sランク称号『開拓者』の付与を行います。同時に10層解放特典としてステータスボードの機能を拡張、『パーティー機能』が解放されました。これにより人類の最低限の実力を確認、以降『
「おい、ちょっと待て!色々と情報が多過ぎて対処できないって!」
取り敢えず1番分かりやすい称号から確認すべくステータスから『開拓者』を『鑑定』する。
称号 『開拓者』
レア度 S
獲得条件 人類で初めてワープポイントを解放
特殊効果
1 未探索エリアにて全ステータス向上
2 スキル『罠感知』『罠解除』『マッピング』『超感知』『適応』を獲得
3解放したワープポイントに即帰還可能
「わぁ、シンプルにブッ壊れ!まずソロでやるから取れるなら取りたいなぁ〜って思ってた斥候系スキルにサーチ系、生存系まで付随とか選択されてるスキルが斥候オススメセット過ぎる!更には未探索エリアで全ステータス向上とかまさに『開拓者』って感じ!」
それと同時にステータスボードの上の所にブラウザタブ見たいな出っ張りが二つ増えててそれぞれ『ステータス』『パーティー』どう書かれており現在はステータスの方が文字が白く光っている。試しにパーティーの方を押してみると書かれてある情報が変化した。
所属パーティー 無し
加入申請 パーティー作成 フレンドリスト
とだけ書かれたボードを見て全てを察したのでステータスへと戻す。
「ぼっち陰キャには厳しいタイプのやつでしたか… まぁソロ探索でバフ貰えるからあんまり組むメリットが無いっちゃ無いし、まぁ良いか! んでワープポイント帰還は今は封印かな?地上に帰る意味が無いしね、下手に戻って家族に連れ戻される可能性がある方が厄介だ。」
んで最後、ある意味コレが1番の地雷ネタだ。
「『これにより人類の最低限の実力を確認、以降『
『
がしかし、俺の思考は俺が思っている以上にドライだったらしい。
「まぁスレ民とかは知識あるし、自衛隊だって無能じゃ無いんだからなんとかするでしょう。」
そう割り切って俺は更なるダンジョンの底へと足を踏み出す。
洞窟を抜けた先は森林でした。視界一面が青緑だった…
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ネーム
レベル 49
MP 1,424/1,424
SP 1,468/1,464
蓄積魔力 1,249
状態異常
『呪い』
因子 『炎血剛鬼』『アンデッドコア』40%
ユニークスキル 『ボスの王』
スキル『鑑定』『魔力操作』『アイテムボックス』『魔力超回復』『過剰魔力蓄積』『並列詠唱』『危機察知』『全状態異常耐性』『罠感知』new!『罠解除』new!『マッピング』new!『超感知』new!『適応』new!
ー武術基礎スキルー
『刀術』▽『斧術』▽『槍術』▽『杖術』▽『盾術』▽『弓術』▽『格闘術』▽
ー物理スキルー
『袈裟斬り』
ー特殊武術スキルー
『魔戦刀術』▽
ー特殊魔法ー
『神聖魔法』▽『呪』▽
ー基礎魔法ー
『聖属性魔法』▽『無属性魔法』▽『火属性魔法』▽
称号
ーレア度Sー
『魔石喰い』『魔法使い』『武器
ーーーあとがきーーー
要らない可能性の高い補足
彼は自衛隊と警察がダンジョンを塞ぐ前にダンジョンに入っている=自衛隊の部隊壊滅を知らないので近代兵器は効くと思っています。
そのため、まぁ地上の軍事力でどうにかなるでしょ?の精神で動いております。
読んでいただきありがとうございました!
良ければ感想コメントなどいただけると幸いです(*´∀`)♪
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