冒険者の心得「APと術技について」

【APとは】

APとはアーツポイントの略で、冒険者プレイヤーが術技を使用するために消費する力の源リソースの量を数値化したものです。スタミナや魔力などを一つのパラメータにまとめたものと考えてください。

APは術技の使用によって減少し、時間経過や回復術具の使用によって回復します。

【術技とは】

術技アーツとは、各々の冒険者が修練によって会得し使用する技能のことです。

武器を振るう、魔弾を放つ、殴る蹴る等の基本的な動作は術技には含まれませんが、「兜割り」、「巨岩銃グレイブショット」、「焔舞えんぶの型」等、属性を帯びた攻撃や一連の所作を昇華させたものが術技と呼ばれます。

【AP最大値】

APもHP同様、最大値を超えて回復することはありませんが、スタミナドリンクの様に一時的にAP最大値を増加させる効果を持つ術具や術技はHPのそれと比べると豊富に存在します。

AP最大値は心、体パラメータの合計を基本値とし、それに様々な補正値を合わせて決定されます。

【ガス欠:APが少なくなった場合】

一度にAP最大値の1/4以上を消費するような大技を発動した場合、状態異常「疲労」判定になることがあります。疲労はAP最大値の1/4を累積で回復すると解消されますが、戦闘終了後も引き継がれます。

疲労になると身体能力が低下し、なかでも敏捷アジリティが大きく低下します。致命的な一撃を受けやすくなるため注意しましょう。

【術技の種類】

術技はその名の通り、術と技の2つに大きく区分されます。

術は魔術、法術など……術者の生命力や道具を媒介して超自然的な効果を発生させる技能の総称です。

それに対して技は、使用者が主に肉体的鍛錬によって習得する、一連の身体操作の総称です。

術技の効果に影響を与える能力値は、術か技かによって異なります。

また、冒険者ごとに術が得意な者、技が得意な者が存在します。


【術技の習得】

術技を習得する方法は様々です。冒険者は戦闘経験を積むことによって戦い方が徐々に洗練されてレベルがあがっていきます。そうして身につけた一連の動作は、最早技として確立したものになるでしょう。

術技は特定の流派で伝承されていることが多く、その流派の下で修練することで身に付けることができます。

また術技は秘伝書として書き残され、各地で保管されていたり販売されていたりします。そうした秘伝書を読み込むことで術技を習得することもできます。

【術技の練度】

術技は覚えて更に何度も使うことにより練度が上がっていき、術技の効果や成功率が上昇します。また練度を高める事でより強力かつ高度な術技を使うこともできるようになります。

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架空RPGの攻略本。 礼田電探 @radar_dentan

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