　第５回は第４部「ダイヤモンドは砕けない」から、エステティシャンである辻彩（CV：大原さやかさん）のスタンド「シンデレラ」です。

　肉体のイメージを変換し、運勢を変えてしまう能力でした。

　まさに「シンデレラ」の名前にふさわしいですね。

　元ネタはおそらく、アメリカのロックバンド・シンデレラからでしょう。

　ボン・ジョヴィのリーダーであるジョン・ボン・ジョヴィに見いだされた経緯を持ち、「乙女チックなバンド名とのギャップが面白い」と日本でも話題になりました。

　肝心の音楽はグラムロックやブルースなどのイディオムを取り入れており、キャッチーで聴きやすい印象を受けます。

　学生時代によくかけていましたね。

　スタジオ・アルバムは４枚出しているはずですが、ここではサード・アルバム「ハートブレイク・ステーション」から、タイトル曲である「ハートブレイク・ステーション」を選んでみます。

　YouTubeとSpotifyのリンクを以下に添付します。

https://www.youtube.com/watch?v=Uuegke22rdA

https://open.spotify.com/intl-ja/track/71cWHhV018hztNkCC45Ayo?si=cecbb4a4510f4b88

　ヴォーカルのトム・キーファーはジャニス・ジョプリンからの影響を強く受けており、ここでは以前の２枚に比してよりブルージーなサウンドになっております。

　アニメ「カウボーイビバップ」がお好きな人などは、案外ハマるかもしれません。

　ジョジョのエッセイなのに別な作品を紹介するのもアレですが。

　聴けば聴くほどに味の出るバンドなので、アルバムをまとめてあさってみるのもアリでしょう。

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