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  • 食猪肉の詩への応援コメント

    東坡肉は大好きですね。
    宋代の文人政治家である蘇軾の詩の訳は間違ってないけど、改善の余地がありそうな気がします。
    黄州の豚肉は良質だ
    値段は糞土同然に安い
    金持ちはあえて食べようとせず
    貧乏人は煮る術を知らない
    ゆっくりと火をつけ 水は少なめに
    火加減が丁度よくなれば自然に美味となる
    毎日起きては一椀作る
    我が家が満腹になれば君よ構うなかれ
    最後の一文は、自分の家族が満足すれば他人の意見など気にする必要がない、という意味合いですね。蘇軾が黄州に左遷された際に詠んだもので、地元の豚肉の質の良さと安さを称えつつ、適切に調理し味わう術を知らない人々の様子を皮肉り、蘇軾自身の実践的な生活態度と身分や地位に関わらず美味しいものを楽しむ姿勢が垣間見えて、食べたくなってしまう。
    実にステキだ。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    詩の訳については、正確性よりも作中の文脈と言葉遣いに合わせて、平易かつテンポのよい形に整えた記憶があるので、その過程で不正確な部分がどうしても出てきてしまったように思います。
    とはいえ最後の一文の解釈については、純粋に自分の読み落としが大きいですね……漢詩漢文は好きではあるのですが、きちんと学んだのは高校国語の漢文までなので(それも理系クラスだったので時間数が少なかった)、細かなニュアンスまで読み込めないことが多々あります。
    さまざまご指摘ありがとうございました。

  • 豚肉の仙人への応援コメント

    現代でも人気なかの料理はこうやって生まれたのですね。
    もしかしたら、この豚肉売りの少年を通じて中華に伝わっていったのかなと思いつつ。
    豚肉を煮ているときの描写で唾液を持っていかれてしまいました。
    素敵なお話をありがとうございます!ごちそうさまでした!!

    作者からの返信

    諸々お忙しそうな中、お越しくださりありがとうございます!

    明らかに自分より知識のありそうな方に読んでいただくのは、ありがたくも緊張感を伴いますね……。
    いまよりだいぶ知識が乏しかったころに書いたものなので(現在もそれほど詳しいとは言えませんが)、いろいろ粗も多かったと思います。
    蘇軾さんが好きなので、(実際には自身で市場に出たりなどはしなかっただろうなあとは思いつつ)こんなことがあったとしたら楽しいなあ、と思いながら書いた記憶があります。

    お楽しみいただけてよかったです。重ねて、ありがとうございました!

  • 食猪肉の詩への応援コメント

    初期の「美味しんぼ」を思い出しましたね。(周大人が初登場する回)
    「この豚バラ煮込みは出来損ないだ。食べられないよ」でしたかな。
    私も自分の作品のどこかで登場させたいと思っています。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    返信大変遅くなりまして申し訳ありません。

    漫画あまり読まないので美味しんぼも未読なのですが、初期にそのような話があったのですね。
    ちなみにこの詩は、実際に仙人さんこと東坡居士さんが詠んだものです……好きなんですよねこの御方。宋代といわず中国史全体通してとても好きな人物です。


  • 編集済

    豚肉の仙人への応援コメント

    おお、開封の名前が!
    中華ものもそつなく書かれる筆力に脱帽です。中国は羊ですね。全然臭くなくて驚きます。
    中国人の食に対する思いが伝わってくる素敵な物語でした。

    作者からの返信

    コメントと星評価ありがとうございます。
    返信大変遅くなってしまいすみませんでした。

    中国史の中でも特に宋代が好きなので、北宋の都であった開封はちょくちょく書いています。
    カクヨムにあげている中だと、「開封府、遥か遠く」というタイトルの短編連作もあります。こちらは本作よりもう少し時代が下った宋の南遷期ですが、もしご興味ありましたら、覗いてみていただければとても嬉しいです。
    諸々お褒めいただき感謝です!

  • 食猪肉の詩への応援コメント

    青い瓦〜の表現に唸ってしまいました。素敵です

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    お返事が大変遅くなってしまい申し訳ございませんでした……

    細かいところの表現までお褒めくださり感謝です。
    星とレビューコメントもありがとうございました!!

  • 豚肉の仙人への応援コメント

    食は広州にあるもんだとばっかり思っていましたが、黄州と杭州にあったんですね。
    周囲の評価に惑わされず豚肉の美味しさに気付いて、その良さを最大限引き出すなんて、やっぱり頭の良い人は違うんだな……と改めて思いました。
    とても面白かったです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    返信が遅くなりまして申し訳ありませんでした。

    蘇軾さん(=本作の「仙人さん」)、超絶頭のいい人でありながら市井に親しむ雰囲気もどこか漂わせていて、とても好きな人物です……中国でも人気が高くて、あちこちに伝説が残っていたりします。
    好きすぎてこんな小話を書いてしまった次第ですが、面白かったと言っていただけてとても嬉しいです。ありがとうございました!

  • 豚肉の仙人への応援コメント

    今頃、高俅さんのことを思い出しながら、東坡肉で一杯やっているんじゃないでしょうか^^;
    こういう、ふらりと市井を歩いて善行を為し、豚肉料理を振る舞う「らしさ」がある方ですよね。
    ……っていうか、タグに(笑)

    ほっこりする短編でした。

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    返信が遅くなりまして申し訳ありませんでした……。

    「らしさ」、本当にそうですね。偉大な天才文人でありながら、庶民の間に降りてきそうな親しみやすさを感じる。
    中国各地に伝説が残っているのもむべなるかな、という感じです。
    タグは……関連作を探しておられる方がもしおられたら、検索にはひっかかったほうがいいかな、と(笑)

    ちなみに本作はカクヨムユーザー登録以前に書いた旧作なのですが、事前にこれを書いていたがために、御作「高俅の意地」に反応した……という経緯があります、実は。
    カクヨム登録直後のことだったのでよく覚えております。

    楽しんでいただきありがとうございました!

  • 食猪肉の詩への応援コメント

    周富徳を主人公とした料理漫画が昔ありまして、それに出て来ておいしそうだった記憶があります。
    こんな詩まで作って、よっぽど好きだったんですねぇ^^;

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    返信が遅くなりまして申し訳ありませんでした……。

    東坡肉、自分で食べた記憶がないんですよね(忘れてるだけかもしれませんが)。いつか機会があったら食べてみたい……。
    なずなにしてもそうですが、この方の食べ物関連の詩っていろいろ残っているみたいですね。
    一方で赤壁賦とかの雄大な作品も詠んでますし、ほんと芸幅が広くてものすごい御方です……。

  • 黄州の市場にてへの応援コメント

    あっ!
    ……この方は^^;
    早く殿帥府太尉に連絡しないと!(笑)

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    返信が遅くなりまして申し訳ありませんでした……。

    はい、あの方ですね~(笑)
    気付いてくださってありがとうございます。どう見てもバレバレな気もしますが(笑)