分かっちゃいるけどやりたくない

 医者が必要なのは病人である。医者は健康になる為に治療し、その後の経過を見るためにも関わりを続ける。


「いやー、よくないぞ。ヤブばかりの状態だし。」

「そうなんだよねえ。」

「俺があの状態の時「気合い入れて」動いたらどうなったか知ってるだろ。」

「うん、私も実体験してるしね。」

「お前はだから、心配しねぇで25人×25枚のイラストを仕上げておけ。俺はトライアルやる。」

「はーい。」


 とは、言われても。


「なんか、そーじゃないのよねぇ…。」


 分かっちゃいるけど、そっとできやりたくない!

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る