ナユタの食べ物

❖四季蟹❖

【牌楼（パイロウ）】

横浜中華街には、４基の門（牌楼）が東西南北に存在する。それぞれ「東:朝陽門」「南:朱雀門」「西:延平門」「北:玄武門」と呼ばれており、中華街への入り口となっている。

【四季蟹】

横浜市食物対策駆除課から、麗花さんに信頼を置かれているものが4人「春蟹」「夏蟹」「秋蟹」「冬蟹」として選ばれる。それぞれの班が上記の４基の牌楼とその周辺を管轄し、中華街を守っている。

【春蟹——小鈴（シャオリン）】

「あ、あの。わたしが、シャオリンです。えっと、伊勢海老の中毒覚醒を行ってます。春蟹として、東の朝陽門を守ってます。ほんとにわたし、弱いのでやさしくしてください」

【夏蟹——紅花（ホンファ）】

「ナユタくんとは一度、戦闘もしているし。改めて名乗る必要はないわね。私は夏蟹として、南の朱雀門を管轄しているわ。ナユタくんはこれからも、私の夏蟹部隊に入ってもらうから。よろしくね」

【秋蟹——明玉（ミンユー）】

「あーしは、ミンユーっていうの。ライチの中毒覚醒をしてて。西の延平門が、あーしの担当。あんたのことは、噂には聞いてるから。よろしく」

【冬蟹—— 万姫（ワンチェン）】

「うちは、ワンチェン！　えっと、中毒覚醒は小籠包。いつも力加減を間違えちゃって、本部とか街を壊しちゃうんだけど……がんばって闘ってる！　管轄は北の玄武門だから。一緒にお仕事することがあったら、よろしくね！」