韻とシャレ

 歌や詩が韻を踏んでるの、あれすごいですよね。どうやったら出来るんだろうって本当に感心するんですが、我々はそれをゼロから構築する必要はありません。というか端から無理ですね。

 古典に触れろとはよく言いますが、作者の死後一定年月が経った作品は丸パクリ自由なわけです。そして麻雀ではありませんが、誰かが「通れば」まだ保護期間有効であってもなんとでもなります。また私個人的には還元と呼びますが、誰かのフレーズとして人口に膾炙したもののさらに元ネタを探って、保護されない古典に行き着いてから、そこからパクり直すという方法もあります。人の作品である限り必ず元ネタはあります。まあ、王道は本当に権利者に許可取るのが一番いいですけどね。

 さて、日本で平安貴族とかがネイティブと話したこともないのに漢詩とかよく書けるよなって思いますよね。アレねぇ……芸文類聚っていう古典フレーズを場面に応じて引きやすいように分類整理した本があってそこからパクって言葉紡ぐの。ちなみに今ではネットでタダで読めますw。ちなみに拙作H.EROに出てくるハードゲイ体位資料集「ゲイもん類聚」の元ネタはこれです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る