手法のリスペクト
特徴的な文章を書かれる作家先生がいます。また、それを模写するパスティーシュ作家というのもいます。清水義範先生なんか何人の文体模写されているかわかりません。
清水先生みたいな変幻自在なプロ本職はおいておいて、我々も好きな作家のクセみたいなのが伝染る部分はありますし、手法を意図的に利用することもあるでしょう。
新聞やチラシなどを切り刻んで、貼り付けるカットアップ、本などを折りたたんで、途中行をガッツリ落とすフォールドインなどは、意味不明な文章を作成する効率的な手法です。この手法はウィリアムバロウズらが大成させたと言われています。
独特な味わいを醸し出す意味不明な文章は全編にわたって展開すると大変ですから、それが求められる文脈にカットインすると良いと思います。
あとはもはや定番となってしまった感はありますが、伏せ字になってない伏せ字ですかね。
ロを□で伏せるとか
Sを$で伏せるとかそういうの
Eを€とか
Xを*とか
aを@、Yを¥、Oを◯とか。
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