ワキツレ

 ワキのツレなのでワキツレですが、対立構造がない場合、単純に主人公陣営で主人公と直接の関係でない、少し遠い関係のキャラくらいの意味になります。ここはワキとしてライバル置けると立体感が出せそうですね。ヒールのツレの場合、バカに追従するさらにバカを作り出さないといけないので、作るのむちゃくちゃ難しくなりますが、やるしかない。今の時代、主人公が一度でも屈辱受けたらあとが続かないくらい、読み手は社会に屈辱味わわされていて飽和状態ですから、やられっぱなしのヒールに、さらに目が当てられないバカをつけないといけません。

幸い、先行作品にたくさんバカは出てくるので丸コピーで大丈夫ですw。

 俺Tueee、成り上がりざまぁ、婚約破棄追放令嬢モノの主人公はいろいろいますが、敵陣営はまるっきり一緒です。むしろ読者層の敵を忠実に描写すると、あんな奴らばっかりなんですよね。マルクスが言うように、「役者が変わるだけで同じことが繰り返される見慣れたもの」です。それでいいんです。

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