作者との対話的な要素

リスペクトとオマージュ

決めゼリフ

 だいたいの作品にはその一言で何が元ネタなのかわかる決め台詞ってのがありますし、それこそ自分の作品にもその一言で作品を代表するパワーワードを仕込むのが良いでしょう。それは引用するときに一言で作品を示すシンボルとして使えます。


うちでは意図的にそう使ってほしいと願いを込めてパワーワードを仕込みます。ただし、作者が意図的に仕込んだものと読者が見つけ出すものは違うというのが相場だし、むしろ作者の意図通りのパワーワードは力みすぎててわざとらしいという側面もあります。


 既存有名作品を示すパワーワードには、「ザクとは違うのだよ」や「ひでぶ」「早く人間になりたい」「そん時は言いな、金ちゃんよぉ」「ぼくはたぬきじゃないよ」「もっこりちゃん」「だめだこりゃ」「おくたんなのよさ」「ポチッとな」「押すなよ、絶対に押すなよ」などなどありますが、どうなんでしょうかね。作者が意図的に仕込んだのか、ファンが見つけ出したのかはわかりませんね。


 とりあえず、うちでわざと仕込んだパワーワードは以下のような感じです。


ライトニングライダー:

「次はマイケルになれるんだって期待してたのに、なんで転生したら聖女なのか意味が全然わかんなかった」


いとしのレイア:

「だって嘘くさいじゃん。説得力大事だよ?」

レイア外伝配信:

「で、なんでレーベルロゴがビール瓶なんですか?」


アルケミスト:

「菜々子、それ聖杯ちゃう。ウツボカズラや。」


H.ERO:

「へーいはねぇ、きっくんと同じのがいい」


⊿:

「マテリアル(素材、物質)とマザー(母親)が同語源であるのと同じように、ヒステリー(癇癪)とヒストリー(歴史)が同じ語源を持つ」


爆発する小包:

「キツネ目の男が、身代金でゲットしたカネで飲もうぜと言ってくる。」


野庭急報:

「アラン、イアン、ばかん!」

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