ヒロイン
ヒロインの立ち位置について。
これもシンプルに女性読者ならびに女性作者本人ですと言い切りたいところですが、ヒーローと違ってヒロインにはもう一つの立ち位置があります。男性読者が感情移入するであろう男主人公を気持ちよくさせる役割です。
ちなみに、女性読者が感情移入するであろうヒロインを気持ちよくさせる役割を持つ男キャラはヒーローではなくてワキやツレになります。というのも令嬢モノや聖女モノの男はヒロインにゾッコンでヒロイン以外何も見えない病的にヒロイン溺愛という設定が好まれます。王様や皇帝、公爵様だったりしてもそれは所詮ツレです。ヒーローは意思を持って何か物語を進めるため、ヒロインの意思と対立するんですな。だからヒロインが主人公の物語にはヒーローはあってはだめなのです。
もう一つの立ち位置である男主人公を気持ちよくさせるためにあるタイプのヒロインは、バカな女か奴隷といった男主人公の支配下に絡め取られる属性と美貌とナイスバディが必要となります。簡単に否定されるような弱い意思を持って男主人公と対立しても結果として男主人公にいいように誘導されて動くという位置づけとなります。
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