伝統的テンプレ
なろ◯テンプレがこれだけ話題になってますが、もともと物語や説話には類型があります。むしろなろ◯テンプレは、伝統的なテンプレの特殊なコンピレーションと考えたほうが良いでしょう。
と、いろいろと書こうと思ったら、どなたかが、wikipediaページ書かれてますね。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E7%89%A9%E8%AA%9E%E3%81%AE%E9%A1%9E%E5%9E%8B
その中になろう系も入っているというのが笑えますが、とりあえずこちらにはwikipedia編集権は取得してないので、2024年8月時点での当該ページに対して補足をここで書きますか。
後で追加されるのかもしれませんが現時点では、このwikipediaページの物語の類型では彦一話、吉四六話、ディオゲネス話がこのカテゴリに分類されないので、類型として追加したい。
彦一、吉四六、ディオゲネス話は原則として、凡例からの推測と例外やルールや指示に対して極端な反応というのが特徴となります。
こんな感じの話:
(過去実績)
ボヤが起き、火事だと大騒ぎして街の偉い人に報告にいく
→ 無礼者と阻止されて報告できなかった。
(今回対応)
それなりの大火事で消防団の出動が必要で街の偉い人に会う必要が発生
→ 会ってもらうために正装に着替えておめかしして会える時間まで待って静かに火災の事実を冷静に報告。
→たいしたことないように勝手に勘違いされて被害甚大
(次回対応)
時間に関わらず、必要な報告はちゃんと大声で緊迫感を持って報告するように街の偉い人に言われる
→深夜に静まり返ってるところで大声上げて報告……のやり方声量はこれでいいか?とやってみせる。
これは確か吉四六さんだったけど、登場人物が違うだけで、ディオゲネス話や彦一話も同じ。このタイプの話は大昔からあります。
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