起承転結のリズム感
リズムは緊張と弛緩
リズム感大事ですよね。リズムが繰り返して演じられる中、きっかけがフィルインを引き起こして次の展開へと進む感じ。そこに必然性があるとなお良しです。
で、そもそもリズムってなんだろうってなると、いや、リズムはリズムだろ?ってことになります。還元不可能なリズムという概念そのものなので、理路整然と説明することは不可能で、習得者は定番の簡単なリズムから複雑なリズムまで一つづつ難易度の低いのから練習していくことになります。
それでもあえてリズムを切り取って理解するならば、
・緊張と緩和の周期的な繰り返し
・その緊張と緩和の繰り返しが複数走り公倍数の場所で一致する
・緊張と緩和の繰り返しが一組から数組ゴソっと落ちる(グルーヴは一定で走り、そこの箇所は休符を演奏している)こともあるが次の周期はまた同期する
って感じですかね。そしてそういう展開が、音色を変えたり落ちるタイミング(ブレイク)を変えたりしながら物語を織りなしていく、そういう感じ。
例えば起承転結の四小節が繰り返される中、以下のリズムが並行可能だ。
・起承転ー
・起承ー結
・起承ーー
・起ー転結
・起ー転ー
・起ーー結
・起ーーー
・ー承転結
・ー承転ー
・ー承ー結
・ー承ーー
・ーー転結
・ーー転ー
・ーーー結
・ーーーー
しかし何も起きないーーーーは何も書けないですね。あえて言うなら大地母神、背景となる世界そのものですかね。これは考えなくていいでしょう。でも無双とパワーインフレはしていくと世界そのものに干渉する展開になるのは必然ですけどね。でもあえて、せせこましかったり血みどろ、愛憎の人間関係を描いておいて、なんの関係もなく、カットイン的にそれでも地球は回っているとか地母神はこの世界を愛おしく慈愛に満ちた視線を注いでいるとか付け足すと何か言ってる感が演出できそうですね。
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