第6話
「あ、優じゃねぇか」
「・・・っ」
優はドキッとして、そしてとても辛そうな顔をする。
「何、ヒロ。なんのよう?」
「いやいや、見たから話しかけただけだよ」
ヒロはニヤニヤと笑っている。
「・・・ニヤつき顔キモいんだけど」
「そんな、酷いなぁ・・・そうだ、優こないだ、春とーーーをしたぜ。最高だったよ」
「・・・っ、」
「お前はまだだったよな。初頂きました!!しかも他の女セットで」
そして、後ろにヒロの彼女の一番目の秋と2番の冬がいる。
二人もニヤニヤとして、俺を哀れな顔をして見ている
優の表情は絶望に染まった顔をしていた
「優・・・私と一緒に学校をサボりましょう」
「・え」
そして夏は優の手を引っ張り走った。
「ちょっどこに行くんだよ!!これから授業だぞ」
ーー
そして、とっくに学校から出たのに、まだ優の手を引っぱている。
「どこに行くの??」
「決まってるじゃん。あっちは3人でもこっちは一人で濃くするんだから」
夏は迷いのない顔でそう答えた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます