第4話笑われる人生

僕は障害年金を受給している。

その時は、嫁さんと同居していたので年金は全て持っていかれ、僕のお小遣いは1日500円だった。

そこから、タバコ代、昼飯代を作らないといけなかった。

当時は、わかばが250円だった。

わかばとパンで仕事をしていた。

ある日、嫁さんのお姉さんとパンケーキを食べに行った。

すると、

「◯◯さん、働かざる者食うべからずですよ。◯◯さんのお給料でここの支払い出来ますか?」

と、言われた。

僕は11万円の給料と、障害年金で何とか人並みだったが嫁さんは僕が障害年金を受給している事を秘密にしていた。

だから、馬鹿にした発言をされたのだ。

だが、僕は怒らなかった。

馬鹿にしたいなら、どれだけでも馬鹿にすれば良い。

いつか、落ち目になった時に同じ言葉を言ってやると、思っていた。


子供が、

「パパはいつも、ママからお金をもらっていたよね」

と、言う。

ママのお金じゃない。パパのお金なんだ。朝言わないと、昼飯も食べられないんだよ。

子供は今になり理解したようだ。

だが、時間が解決してくれた。

嫁さん姉妹がマンションを購入して、僕は爪弾きにされた。

悔しかったが、独り暮らしを選択した。

これで、年金は自由になった。

母の面倒も見れる。

全ては病気が悪い。バリバリに働いていれば、避けられたかも知れないが、現状に満足しなければいけない。

未だに、精神的に参る事が多い。弱くなった。昔はイジメも7年間耐えたでは無いか!

しかし、神様は見ているだろう。

その者の、実力通りの結果を導き出すと。

嫁さん姉弟は、僕を馬鹿にしてボロクソ言う。

今は、食事を奢れる立場になったが、義弟はご馳走様でしたの一言も無い。

僕はこんなヤツラと親類なのだ。

もう、世の中の全てを否定的に受け付けるのが、日常化している。

言ってもしょうがないが、書く事でデトックスしたい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る