第10話

どうやら、エンチャントというものを開放したらしい。

一旦見てみよう。


「エンチャントオープン」


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エンチャント:装備やテイムした魔物を強化することが出来る。


エンチャントLv:1

ポイント:2


ミネライトの槍[+5]

キングダークスライム

マッスルウルファル

?????????[!]

ミネライトの指輪[+1]

デスキャットの冠

>雷Lv1付与[ポイント1消費]

>毒Lv1付与[ポイント1消費]

>火Lv1付与[ポイント1消費]

>風Lv1付与[ポイント1消費]

>氷Lv1付与[ポイント1消費]


>■■■Lv999999999999999付与[ポイント-5消費]

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ん?

至って普通のエンチャントだが、なんか一番したのが怪しい。

-5ポイントってなんだ?

まあいいか。とりあえず、槍に毒を付与した。

そういえば、魔物に付与することも出来るんだよな。

試しに、キングダークスライムに雷を増やした。

そして、戦わせてみた。


バチッ!


スライムが攻撃するたびに、雷が発生した。

これがエンチャントか。

俺も、槍で敵を攻撃してみる。

すると、毒のエフェクトが掛かった。

微量だが、ダメージを食らっているようだ。

これは使えるぞ。


「それ、多分激レアアイテム」

アリスが突然そう言い出した。

「エンチャントは、普通は魔術師とかしか使えない。でもそれを可能にするってことは、相当の希少価値がある」

そうなのか。


あ、ミラの武器を作るのを忘れていた。

にゃーブレードを作成した。

すると、なにやら猫の手の形をした剣ができた。

それを、ミラに装備させた。

「よし、装備が整ったところだし。奥に進むか」

「「おー!」」

俺たちはさらに奥に進んだ。


すると、危機は突然やってきた。

大量のゴブリンが発生したのだ。

テイムした魔物を使っても一掃することはできない。

戦っていく内に、親玉が見えてきた。


「でけぇ、、」

そこにいたのは、ゴブリンの数十倍ぐらいある、ゴブリンの王がいた。

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