第5話

〜高校受験パート3だってさ〜

いよいよ高校三年生、さすがに本気で勉強せねばと必死でした。しかし、相変わらず英語と数学は大の苦手で模試の点数も酷いものでした。毎日塾にいって勉強、勉強、勉強。休憩する時は自分が勉強していないことがストレスなぐらいで、それでも欲望に負けて休憩してしまう自分が嫌いでした。頑張ってはいたものの第一志望校でA判定を取ることは結局、最後まで出来ませんでした。とはいえ共通テスト前、最後の追い込みでかなり英語を仕上げたのはちょっとしたへっぽ子の自慢です。死ぬほど共通テストの問題を解きまくりました。


まぁ、勉強は頑張るしかありませんから頑張るしかないんです。ですが、へっぽ子自身を含め先生にも心配された問題がありました。それはマークミスです。実はへっぽ子、模試の大半でマークミスしてます。途中からずらして書いてしまうこともあれば、数学の選択問題で選んでないところに丸ごと答えを書いてしまったりなどの大掛かりなミスから問題用紙と解答用紙の正解としている番号が違ったりなどの小さいミスまで色んなミスをしました。本当にへっぽこですね。先生にはこれだけ色んなミスを模試の段階でしているから本番はきっとへっぽ子はマークミスはないねとみんなが自分の努力を信じてとか言われているなか絶妙なポジティブな応援をもらいました。


いよいよ共通テスト本番のプルプル震え上がったへっぽ子をお届け!っと言いたいところですがその前に最後の模試でのへっぽ子をお届けさせて下さい。


最後の模試、へっぽ子は初めて大学で模試を2日間に分けて受けました。それはもう心臓バクバクでしたよ。1日目は無事に終わりました。事件があったのは2日目です。受験あるあるをついにやらかしました。そう、受験票忘れました!!!!

本番ではなくてよかった〜っと今では思いますが当時のへっぽ子にはそんなことを思える余裕はなく焦って母へ連絡。半泣きになりながらお願いして車で30分かけて受験票持ってきてくれました。もう怒る気も失せていた母の顔を今でも覚えています笑。一緒に模試受けていた子達にも

「さすがへっぽ子笑」

と言われました。母のおかげで模試も無事終わり満足とは言えない結果でしたがもう受けられただけありがたいと思え逆に良かったと思い込んでます笑。


この事件のことを今でも母とよく話しますが受験票忘れたって言われたから焦って届けに行ったけど模試だったからもしかしてなくてもいけたんじゃないと言われます。確かに笑笑。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

へっぽ子!!強く生きる! @pa_pico

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ