第1039話
自尊心が肥えきった人とはこれだから関わりたくない。大体の見当はついている。王子はどちらかといえば上の存在だ。その人に近づくには、その取り巻きと仲良くなって外堀を埋めることから始まる。
それに利用されたのが、あの女だったのだろう。王子の取り巻きと見てやってきた人からよく話しかけられうことになる。そこから友達になったと解釈したのだろう。この時点であの女のステータスは王子の友達ということしかない。
話しかけられても、それは王子のことについて聞いてくるだけだ。どうすれば、自分の心が軽くなる?それは、王子は自分のものだと思うことだ。そうすることであら不思議王子と繋がりを持ちたい人が、自分と繋がりを持ちたいと解釈できるではありませんか。思い込みによる自分自身への暗示、こっちの方が洗脳になるだろう。
そこで膨れ上がった自尊心が本来の要領から大きくしていく。このタイミングでやってくるのは王子がパーティから出ていくことだ。女同士の争いだ。王子自身、薄々気がついていたのだろう。特に問題はなかったため、大丈夫だと判断し放置していたはずだ。言及すれば、パーティーの崩壊になってしまうから仕方がないことだ。
離れてことにより、ステータスだった王子の友達が友達だった人に代わる。友達だったことですら怪しいまである。友達であれば、このままずっと友達関係を続けることができていたはずだ。だがキッパリと関係がなくなったことから、友達関係だったことですら怪しくなった。
膨れ上がった自尊心を埋めてくれる存在がいなくなったことで、そんなことが起きたのだろう。という観点からアクセサリーという言葉を使った。別に金魚の糞呼ばわりでもよかったなと少し後悔している。自尊ん真とか感情は本来よりも上に行かない方がいいだろう。
ギャンブルやガチャと同じだ。最高レアが4体10連ガチャできたとしよう。その時の嬉しさはとてつもないだろう。だが、次の10連では2体出ることになる。前までは2体でも嬉しかったが、4体を経験してからはあまり嬉しいという気持ちが薄らいでしまった。
そんな経験はないだろうか。これが今回の原因だ。高まりすぎた自尊心ほど恐ろしいものはない。ボロボロにいうのはこれぐらいにして、水曜日や木曜の授業が終わり、金曜の授業になる。やっと光魔法がレベル10になり魔術まで進化させることができた。光魔法レベル10ではついにやってきたレーザービームだ。
空中から出すこともできれば、指先からも出すことができる。確定貫通の効果も持っているようだ。縦に並んで要る敵を一網打尽できる素晴らしい魔法になりそうだ。
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