第57話
学校帰りに武器屋に寄り、武器も買っておいた。効果付きのものはもう壊したくない。そのため、効果がついていないものを2個買っておいた。黒オークとの戦いで、壊されてしまった。そのため、予備の予備を買っておいた。これで壊れたとしても次の日も武器屋に行かずとも、ダンジョンに行くことができるようになる。
あのレア個体がおかしかっただけで、他のオークは基本単体行動だ。さらに、あの取巻きのオークたちに比べて弱い。レアオークによって、レベル上げしていたようだ。そのため、他のオークの上位互換のような存在だ。
基本武器持ちがいないので、殴りか蹴り、タックルでの攻撃になってくる。あの黒オークとの戦いを経験していると、とても遅く感じてしまう。そのため、余裕で避けてカウンターを入れることができる。こいつらなら、盾の練習にもなりそうだなー。
片手剣を持った際には、もう片方は盾にするつもりだ。そのため、盾のことも考えておいた方がいいだろう。倒し終わった後に出てきたのは、オーク肉だった。パック詰めされていて、さらに、そのパック内に入っているものは腐ることがなければ消費期限もないという優れものだ。
そのため買取が多くされていて、今では豚肉の代わりとして市場に流れるほど人気だ。さらに料理人の職業についていればバフ料理を作ることができる。時間制限付きだが能力値が上がるものや、回数限定でその食材となるモンスターが持っているスキルを使うことができるようになる。これも最近気づかれたことだ。これがなければ、使い物にならないゴミ職業というレッテルが貼られていた。
ドラゴンステーキを作ってみることが夢だ。さらに俺自身で料理をしてみたいと思うほど、ワクワクしている。だが、スキルの経験値を上げるためには、ただ料理をするのではなく、ダンジョン産の食材を使って料理をする必要がある。そうすることで経験値が入り易くなっている。
オークとの戦い方だが、向かい合った瞬間、何も考えず突進してくるオークに対して、魔法をぶつける。その際に怯むので、ここに追い討ちとして、短剣でアキレス腱かふくらはぎを切る。前屈みに倒すことができば、そこからは単純作業になる。そのまま脂肪を切ってしまうと決着がつく。脂肪が厚いということは、その分血液が多く巡っていることになる。そのため、切ることができれば、あとは放置でも殺すことができるし、そのまま首か心臓を刺すことで殺すこともできる。
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