第56話
ということで中間テスト終了ー。めんどくさくなって、宿題だけ終わらせた。それ以外勉強していない。グリップを握ったり、懸垂をしたりして過ごしていた。成績は、全部90点とまずまずの結果だ。
満点は取る気はないから別にいい。これなら、何も言われることはないだろう。戦うことがトラウマにもなっていなさそうだ。そのため、普通に戦うことができると思う。
さて肝心のレベルだが、召喚師と、水魔法使いが15に、GMは25まで上がった。そのため、新しいユニークスキルが追加されている。それは、上級職解放だ。今までは、レベルが上がるごとに上級職になろうとしていたが、なることができなかった。そのため、これでなることができる。
また、召喚師のレベル5のスキルは、多重召喚だ。一回の召喚で、多く魔力を注ぎ込むことで、2体以上召喚できるようになる。リキャストタイムが減ることになり強い。レベル10は、魔物強化だ。魔力を与えて召喚したモンスターの能力値を上昇させることができる。これもバフの一種で、時間制限付きのものだ。
レベル15では、念話だ。知能が高いモンスターであれば頭の中に命令を下すことができるようになる。そのため、いちいち口に出して命令する必要がなくなる。
戦っている最中魔法のことには集中することができるのだが、それ以外ことに手を出すのが難しくなってきているようだ。体が、2つになれば簡単にできるようになる。そのため、並列思考が欲しいところだ。
ただでさえ戦い方が確立できているのに、召喚士を取ってしまったのは間違いだったのかもしれない。戦っている最中に、召喚することがなかったと思う。同等か格下なら、余裕もあり、使うことができていた。だが、この前の黒オークと戦っている時には、使っていなかった。役に立たないと考えていたこともあるが、警戒させるぐらいはできたはずだった。
「練習あるのみか・・・。」
戦っている時に召喚することに慣れておこう。テストも終わり明日からまたダンジョンに潜る。そのための準備はできている。あのオークたちと戦うことになる。レアじゃないので、まだましな速さで倒すことができそうだ。
というか、戦う前に武器を買っておかないと・・・。
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