第43話

 ということで無事?何事もなく学校が終わりゴールデンウィークに入った。問題なのは、宿題がとても多いことぐらいだ。そう言っても、ワークブックを指定のページまで終わらすという物だった。復習をしていれば問題はない。実質宿題がないのに等しい。そのため木曜の晩からホテルだ。




「やったー!!ゴールデンウィークだー!!」




 1日目ということもありテンションがバグっているがお構いなしだ。10連休だ。一回だけ平日だったのだが、校長の計らいで休日になった。融通の聞く校長は好きだ。




 ということでダンジョンにやってきている。いつもより遅くまで潜るつもりだ。晩御飯は好きなものを食べて過ごす。目指せ次の階層!!




 オークを攻略するのがこの10日間での目標だ。オークの階層から、ステータスアップのスキルブックが落ち始める。全員分獲得する人もいれば、適当な主要メンバーだけという人もいるようだ。




 もちろん俺は全部集めるつもりだ。今回のオークでは攻撃力増加と防御力増加の2種類が落ちる。そのため、魔法使いには必要ないと考えられ、手に入れることはなく深くに潜るようになるのだ。




 被せてレベル10まで持っていこうかゴブリンを狩りながら考えている最中だ。俺はレベルが上がっているが、ゴブリンのステータスは変化しない。そのため、余裕で勝つことができる。安心してレベル上げをすることができる。だが、問題なのはスキルブックが落ちないことだろう。




 布系ばかり落ちる。それにプラスして、武器だ。武器は手に入っても重いので、捨てるか近くにまとめておく。空間魔法か、マジックバックが欲しいものだ。どちらも大きさに指定はあるものの、その大きさより小さければ入れることができる。そのため、荷物を最小限で戦うことが可能になる。




 これは大きなアドバンテージになり、動きが早くなったり、死角がなくなったりする。さらに収入も安定するようになるのだ。正直とても欲しいのだが、市場に出回らない。出回ったとしても値段が高く、1000万円は確定だ。さらにこれに効果がついていれば、億単位が確定になる。特に時間固定化が有力視されている。




 ダンジョン内にはモンスターと戦うほか、薬草を摘む人もいる。その人たちのように、会社から支給されているケースも存在する。それを持ち逃げをするケースが何回か発生して裁判沙汰になった物もあった。




 マジックバックが欲しい。その一心だ。今のところ空間魔法は職業からでしか手に入れることができない。だが、その職業の解放条件をわかっておらず、それを見つけるまでは、手に入れることが不可能だと言われている。




 中には最初から持っている人や職業がそうだった人が手に入れていているが、基本的にレアだ。そのため色々な人から呼び止められる。




 絶対に俺だったら、言いふらさない。ゴブリンを狩っていたが、少しだけ違うゴブリンを見つけた。


 ____

 後書き

 今のところ77話まで書けているので更新する予定です。

 ゆっくりと明日中するつもりです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る